英検 教材
取得したい資格としても人気の英語検定。
信頼度も高く、履歴書に是非書いておきたい資格ですよね。

ですが、いざ英検を受験しようと思っても、まずどんな勉強から始めれば良いのかわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。

このページでは、英検初心者の方にも安心な受験級ごとの出題形式や問題内容をはじめ、合格者が実際に使用していた教材やおすすめの勉強法を紹介しています。

また、リスニングへの対策もばっちり紹介していますので、これから英検を受験される方は是非参考にしてみてくださいね!

目次

英検教材選びのポイント

勉強を始めるときに、選ぶ教材を間違ってしまっては、お金も時間も無駄にしてしまうことになります。
そうならない為にまず確認しておきたいのが、教材のレビューです。

ホームページの情報だけ見ていても、その教材の本当の良いところ・悪いところというのは見えてきません。

実際に使用した人の体験談を見ることで、自分の眼で総合的にその教材の良し悪しや、自分に合うかどうかということが分かってくると思います。
そういった意味で、まずは教材のレビューをしっかり見るようにしてください。

レビューを見たら、無料お試しなどを活用して、実際の教材内容を見てみましょう。
自分の感覚でその教材の良し悪しを判断してください。

自分のレベル、好みに合っていないものを選んでしまっては、いくら評判のよいものでも無駄になってしまうので、自分の眼で中目を確かめることが重要になってきます。

中身に関して言えば、自分の勉強したいことが本当に学ぶことができるのかというのは、非常に大事になってくる部分ではあります。

リスニングに重きを置いた教材なのか語彙力なのか、はたまた英作文なのか。これから自分が伸ばしていきたい分野は何なのかということを明確にしたうえで、それが達成できる教材を選ぶようにしてください。

英検教材おすすめランキング

1位:英検ネットドリル

英検ネットドリルは英検対策問題集とCDが一つになった教材で、様々な角度から英検で使える実力を伸ばしていくことができます。
英検5級から準1級の出る順パス単シリーズの単語を完全データベース化しており、知らない単語にカーソルを当てるとその単語の意味が表示される辞書機能が搭載されています。

また、それぞれ収録されている問題の中から、一定の問題数をランダムで出題してくれるという、ネットならではの学習機能がついており、自動採点に加え成績グラフ、チャレンジ回数や平均点などを記録してくれ、自分の実力を客観的に知ることができます。

間違った問題だけをピックアップしてくれ、確実に苦手な部分を潰していくことができます。
また、何度でも受けられる全国模試モードといった機能もあり、自分の全国ランキングや、正解率に合わせたコメントなども表示されるので、学習を続けるモチベーションも得られます。

2位:英検.Jr

英検.Jrは日本英語検定協会が展開しているサービスで、児童の英語の能力の調査・研究を目的に、英語に親しみながら外国の文化を理解することを目標として開発されたリスニングテストです。

子供に「できた!」と思わせることを狙って合否はつけておらず、正答率で判定を出します。
テストは全てオールカラーで楽しいイラストも描かれているので、遊び感覚で取り組むことができます。
児童の好奇心を刺激し、英語を学ぶ楽しさを教えることを主題にしているテストですので、子供に英語を学ばせたい、英検を受けてもらいたいと思っている保護者の方にはおすすめです。

3位:166円からの英文添削・英語添削・英語日記添削【アイディー】

このアイディーでは、様々な用途に合わせたライティング技術を学んでいくことができます。
英検やTOEIC、TOEFLなどの英語試験対策を始め、ビジネス英語、受験、メールや課題など多くの用途に合わせた勉強ができます。
自分で書いた英文を英語専門家に見てもらい、添削してもらって解説とコメントを貰うことができます。

日本人だけでなく、ネイティブの講師にもチェックしてもらえるので、英検だけではなく、後の英語学習にも役立つスキルを磨いていくことができます。

料金も魅力的で、英文添削がなんと1回166円から利用できます。
この圧倒的なコストパフォーマンスの英文添削サービスを使って、ライティングの能力を磨いていってはいかがでしょうか。

英検ってどんな試験?出題形式や問題内容、TOEICとはどう違う?

英語を勉強している人であれば、自分の英語力を測るために英検やTOEICなどの試験を受けるかと思います。
英語試験にはいろいろなものがありますが、今回は英検に焦点を当て、まずは英検の出題形式や問題内容などを、TOEICの違いとともに紹介していこうと思います。

TOEICの問題にはリーディングパートとリスニングパートの二つしかないのに対し、3級以上の英検は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのパートで構成されているので、総合的に英語力が判断できるのは英検の方でしょう。

英検は1級から5級までの7段階で合否判定が出るのに対し、TOEICは小通のスコアで判定されます。

TOEICはビジネス英語に重点を置いたテストですが、英検は対照的に、学校で習うようなアカデミックな内容が問われます。
取得した結果については、どちらも有効期限というものはありませんので、履歴書などに記載する際にも、取得年月を正しく入力すれば、いつ取得したものでも問題はありません。

英検の問題は級ごとに難易度や範囲が大きく異なり、級ごとに違った対策をしなければなりません。
それに対し、TOEICは全員が同じ内容のテストを受けるので、対策は比較的簡単な方だと思います。

英語を勉強し始めてまだ間がない人や高校生以下の学生などは、自分の目標レベルを選択して受験ができる英検を、大学生以上の人や多少英語に自信がある人、ビジネス英語の力を試したいという人にはTOEICをおすすめします。

英検級別 おすすめ勉強法!出題内容や難易度、必要な勉強時間などを解説!

英検 教材
先ほども述べた通り、英検は級ごとに問題内容や難易度が変わってくるので、どの級を受験するかによって、対策の方法を変える必要があります。
ここでは、級別におすすめの勉強法や、出題内容・難易度・必要になる勉強時間の目安について説明していこうと思います。

準2級の対策方法

準2級では、日常的に使用される英語を理解し、自分で使用できるかどうかということが審査されます。
レベル的には高校中級程度に設定されていて、基礎的な英語が身に付いていない人には少し難しいかもしれません。

リスニングでは日常生活に関するものが出題され、会話の内容を理解できているかどうかが問われます。
会話の最後のセリフとして適切なもの選択する問題や、会話全体の内容について考える問題、50語程度の英文を聞いて内容を考える問題が出題されます。
ライティングでも、日常生活に関する話題がきちんとかけるかどうかというのがキーとなります。

与えられた質問に対する自分の意見や根拠などを60文字程度の英語でまとめることを求められます。

スピーキングに関しても内容は同じで、日常生活に関するやり取りが出題されます。

短い英文とイラストが印刷された問題カードが渡され、音読やイラストの説明、さらには自分の身近なことに関することなどが問われます。

対策としては、日常的な内容が中心になっているので、普段の生活を英語で考える習慣をつけたり、日常英会話の音声を聞いたりすると、問われた時に自然と答えることができるようになるかと思います。

高校中級レベルだと、リスニングやスピーキングなどを完璧にこなすことは難しいと思うので、まずは問題全体で何を聞かれているのか、何を話さなければいけないのかという、話の中の重要ポイントを押さえられるようにしておくのが良いでしょう。

2級の対策方法

2級になると、社会生活で必要になる英語を理解し、それを使いこなすことができるかどうかということが問われます。
レベル的には高校卒業程度となっており、大学入試試験程の難しさです。

リスニングでは、社会性のある内容の音声を聞いて理解できるかどうかがカギとなります。
2人の会話と、70語程度の文章が読まれます。

ライティングでも内容は似ており、社会的な話題について書いていけるかどうかが審査されます。
与えられたテーマについて、自分の意見とその理由を、大体100文字の英語でまとめていきます。

スピーキングでも同内容の話題について話すことが求められ、短文が書かれた3コマのイラストが印刷された問題カードが渡され、文章の音読や説明などをしなければいけません。
また、その話題に関して自分自身の意見を述べることが求められます。

学習方法として、ライティングに関してはひたすら書くことをおすすめします。

2級のライティングでは形式通りに、かつ時間内にまとめ上げることが求められ、何度も練習することで徐々に上手く書けるようになってきます。
過去問や問題集を解いて、自分の解答と模範解答の何が違うのかというのを確認して、模範解答に寄せた回答ができるようにすることが重要です。

扱われるトピックとしては社会的な一般時事などが多いので、普段からニュースなどを見て、それに関する意見を考えてみるというのも、英作文の際には大事になってくるかと思います。

準1級の対策方法

準1級では2級よりも高度な、社会生活で必要になる英語の知識が求められ、レベルとしては大学中級程度に設定されています。

リスニングでは会話だけでなく、論説文や実生活で流れてくるようなアナウンスなどの英文が流れるので、レベルの高いリスニング力が要求されます。

ライティングでは、これまでのものとは異なり120~150語程度のエッセイを書かなければならず、序論、本論、結論といったように、しっかりと構成を組みながら書いていくことが重要になります。

また、スピーキングではより高度な社会的トピックが出題され、指示文とイラストが印刷された問題カードを見て、イラストの展開などを英語で説明したり、質問に対しての自分の考えを論理的に説明したりすることが求められます。

対策としては、英字新聞やラジオなどに実際に触れて、その中で使われている言葉やフレーズなどを吸収していくと良いでしょう。

語彙力だけでなく、ライティングやスピーキングでも時事的な事柄が取り上げられるので、勉強というよりかは普通の生活のなかで実践的なものを吸収していくことを心がければ、おのずと力は付いていくと思います。

長文では、時事問題だけでなく医学や文化、歴史的なものまで幅広いアカデミックな知識が問われることになるので、そういったトピックを扱った問題集などで、解く練習をしながら知識を付けていけば対策としては良いのではないでしょうか。

1級の 対策方法

英検の1級は、他の級とは格段にレベルが違うといわれており、かなり高度な英語力が必要になります。
大学上級レベルの英語力が必要で、英語資格試験の中でもかなり難しい試験として知られています。
リスニングの試験時間は約35分で、1分当たり150語程度の英語が読み上げられます。

スピードがかなり速いので、解答のリズムをいかに崩さず問題を解き進めることができるかどうかがキーになります。
出題形式はほぼ定まっていますので、過去問や問題集を使って少しでも多く経験値を積んでいくことが、合格への近道だと思います。

ライティングでは240語程度で、時事的なトピックに関して自分の意見と3つの理由をまとめることが求められます。
スピーキングでは5つのトピックが書かれたトピックカードから、1つのトピックを選んで約2分間のスピーチをしなければいけません。

その後、そのスピーチに関して質疑応答が行われます。
スピーキングの練習をするのは容易ではありませんが、普段からしっかり口を動かし、明瞭な発音を心がけていないと本番で思うように話せなくなるので、普段から英語をアウトプットする練習をしていきましょう。
頭の中で言いたいことの要点をまとめ、論理的に説明する訓練をすると良いかもしれません。

それでは、分かりやすく比較できるよう、一覧表を載せておきます。

レベル別の難易度・勉強時間・合格率の比較表

難易度TOEIC換算必要な勉強時間の目安合格率(2015)
準2級高校中級400~約150時間36.7%
2級高校卒業525~約200時間25.1%
準1級大学中級710~約300時間16.0%
1級大学上級955約500時間12.0%

※必要な勉強時間の目安は1つ下の級に合格できる学力があると仮定

英検級別おすすめの教材紹介!合格者おすすめの参考書は?

それでは、級別におすすめの英語教材を紹介していくので、英検を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

準2級向けおすすめ参考書

旺文社 短期完成 英検準2級3回過去問集

英検を受験する上で大事なのは、やはり少しでも多くの過去問を解くことです。
この教材には、3回分の筆記問題、リスニング問題、面接が収録されているので、試験に近い形で練習を積むことができます。
英作文ガイドには予想問題と解説が載っているので、ライティングの対策も行えます。

旺文社 英検準2級でる順合格問題集

この教材はとてもコンパクトに作られているので、持ち運びも便利です。
英検の過去問が徹底的に分析されていて、試験に出る頻度が高い順にランク付けされているので、効率よく必要なものを学んでいくことができます。
収録されている問題数もそれほど多くないので、短期的に集中して勉強したい人におすすめの教材です。

旺文社 英検準2級総合対策教本

準2級に必要な文法の復習から始まり、長文読解や英作文などの対策も網羅されています。
どのように勉強していけば良いかわからない、独学で進めていくのに不安があるという人におすすめの教材です。

2級向けおすすめ参考書

旺文社 英検2級総合対策本

試験の申込方から面接対策までのやり方を細かに網羅した教材です。

英検の問題傾向を分析して、問題の解き方のコツやどのように考えていけば良いかということが細かく書かれているため、一人での学習の進め方がわかります。
英作文にも対応しているので、英作文の書き方がよくわからないといった方でも、基礎からしっかり学んでいくことができるので、まだあまり勉強できていない人にもおすすめの教材です。

旺文社 英検2級 文で覚える単熟語

この教材は語彙力を中心に覚えていくものですが、長文の中で実際にどのように使われているのかということを確認しながら覚えていくことができるので、語彙力だけでなく読解力も同時に身に付けていくことができます。

CDもついているので、文章を読みながら音声を聞くことでリスニング力の強化にもつなげることができます。

準1級向けおすすめ参考書

旺文社 DAILY25日間 英検準1級集中ゼミ

一日30分の勉強時間で、25日かけて仕上げていく問題集になります。
前半の9日間で基礎を学んでいき、残りの16日間で英検に対応できる応用力を伸ばしていきます。

学習時間だけでなく学習範囲も決まっているので、試験に向けて計画的な学習を進めていくことができます。
自分で計画を立てるのが苦手な人にはぴったりの教材です。

旺文社 短期完成 英検準1級3回過去問集

問題のイメージをしっかりつかむために、筆記とリスニング、面接の過去問が3回分収録されています。
特集として英作文の対策が組まれていますので、集中して試験さながらの問題を解いていくことができます。

予想問題もついているので、英作文が苦手で書き方がよくわからないといった人でも、苦手を潰していくことができます。

1級向けおすすめ参考書

旺文社 DAILY30日間英検1級集中ゼミ

30日間で英検1級合格を目指すための教材で、短期集中で英語力を伸ばしたい人におすすめの教材です。
本番のテストと同じ量の模擬テストが付属しているので、本番と同じような難易度、時間で問題を解いていくことができるので、最後の追い込みに適した教材かと思います。

旺文社 文で覚える単熟語

1級合格のために厳選された語彙が掲載されている単語帳です。
英文の中で語彙を身に付けていくことができるので、本番と同じようなシチュエーションで語彙力を伸ばしていくことができるので、効率よく実力を伸ばしたい方におすすめです。

リスニング対策ができるおすすめの教材は?

日本人の多くはリスニングに抵抗があり、試験でも思ったようにスコアが取れないという人も多いかと思います。

そこでここでは、英検に向けてリスニングの対策ができる教材を紹介していこうと思います。

旺文社 文で覚える単熟語シリーズ

先ほども紹介したこのシリーズは、ただの単語帳としてではなく、リスニング教材として使うこともおすすめしたいです。
CDが3枚付属しており、単語の発音の確認ができるだけではなく、長文の音声も聞くことができるので、シャドーイングやディクテーションなどの練習ができるのが魅力的です。
音声を聞きながら文章を目で追うだけでもリスニング力はついてきますので、このシリーズは語彙力とリスニング力の両方を同時に磨いていけるという点で、かなりおすすめです。

Step up listening

日本英語検定協会が展開している講座で、生徒の習熟度に合わせて4つのレベルを用意しています。
レベルは英検4,5級から2級レベルまで用意されており、1回10問×30回分の練習問題を解くことができます。リスニングのウォーミングアップ、試験前の最後の確認用にはもってこいなのではないでしょうか。

CD BOOK 超英語思考リスニング(アスカカルチャー)

この教材は、どのように考えれば、どのようなテクニックを使えば英語的な思考に近づくことができるかということが学べます。
リスニングだけでなく英語学習で最も大事なことは、脳を英語に切り替えることで、英語に対する抵抗感を極力なくすことです。

この教材では、頭の中をいかに英語思考にできるかということが学べるので、リスニングが苦手な人にはぴったりの教材です。

本番中に英語音声を聞いていちいち日本語に訳していたら、到底時間が足りないので、この教材を使って英語脳を作り上げていきましょう。

大学入試パーフェクトリスニング

この教材は駿台から出ているリスニングの参考書で、レベル的には「大学入試」を対象にしています。Volume1と2に分かれており、1には発音記号や簡単な会話の問題が、2には実際の入試問題がそれぞれ収録されています。

一般的なリスニング本とは違って、比較的多くの問題が収録されているのが魅力的です。問題の後には解説ページがあり、「この問題は何を意識すべきか」「英文のスクリプト」「全訳」「解答」がまとめられているので、これ一冊で多くの知識を得ることができます。

音声のスピードはかなり速く、ネイティブのナチュラルスピード程度に設定されているので、耳を自然なスピードの英語に馴染ませることができるという点では、おすすめのリスニング教材です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は英検に焦点を当てて、級ごとの比較や教材などを紹介してきましたが、中には英検だけではなく後の英語学習にも役立つようなものもあったと思います。

そうしたものを選ぶことで、英検対策だけでは終わらない、一石二鳥な力をつけていくことができるので、この記事を参考にして自分に合った教材を選んでいってください。

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