英検5級
英検の中で一番難易度の低い5級。
早くから英語に慣れ親しんでいる小学生や中学生に多く受験されています。
一番簡単な級とはいえ、受験する人はきちんと対策して試験に臨みたいところですね!

そこで今回は、英検5級のレベルや受かるための勉強方法を徹底解説していきます。

英検ではさまざまな形式の問題が出題されますが、勉強のコツを掴み、「読む・聞く・話す」の3つを身に付けることが大切です。
このページが、英検5級に合格するための手助けとなれば幸いです。

目次

英検5級のレベル

英検5級は、かなり初歩的なレベルの試験です。
具体的には、中学校初級程度のレベルとされており、学校で習った中学英語を忘れずに覚えていれば、ほとんど対策をせずとも合格する事ができるでしょう。

中学初級レベルとは、英語を読む、聞く、話す、書く、という技能において、初歩的な内容を理解し、使う事ができるレベルとされています。

では、英検5級はどのような人達のためのテストかというと、英語を習い始めた方が最初に受験するテストが、この5級のテストであり、中学に入りたての学生や小学生が受けるテストとして有意義な物となっています。

小学生は、まだ本格的な英語教育を受けていませんから、小学生のうちから英語の勉強を始めたいという方にとって、英検5級は良い目標になるでしょう。
また、中学生になりたての人でも、授業の内容を先取りしておきたい、英語の資格を取りたいけれど、英語に自信がないし、基礎からしっかりと勉強したい、という方におすすめできるレベルとなっています。

具体的な問題例をひとつ挙げると、以下のようなレベルの問題が出題されます。

問題:空欄に当てはまる単語を4つの中からひとつ選んでください。

A: Do you ( ) e-mails to your friends, Mary?
B: Yes, I do.

( see play write paint )

(2018年第2回英検5級テストより引用。日本英語検定協会の許可を得て掲載しています)

Eメールを友達にどうするか、という内容なので、正解は、書く、を表すwriteとなります。
5級の試験では、このようなレベルの問題が出題されます。

単語ではtonight、summer、soccer、father 、eraserなどのようなレベルの単語の意味が問われます。
これらの意味をすぐに理解できる方にとっては簡単な試験ですが、前述のように英語を習っていない小学生や中学生にとっては、ちょうどいい学習目標になるのではないでしょうか。

英検5級の合格点

英検5級の合格点は、リーディングとリスニングで60%ほどの正解率を取ることができると、合格できます。
試験自体は、問題集や単語帳、過去問を一通りやっておけば、それほど難しい内容ではありませんので、きちんと対策を行うようにしましょう。

本番で確実に合格したい方は、模擬試験や過去問で70%以上の点数を取れるようにしておくと、本番でも安心して合格する事ができるでしょう。

小学生にとっては、一人で受ける試験には不安があったり、緊張したりすることもあると思いますので、普段から70%、できれば80%得点できるように勉強しておけば、安心して本番にのぞめるでしょう。

英検5級の合格率

英検5級は、それなりに合格率の高い試験となっています。

英検1級の合格率が10%ほどしかない事と比べれば、5級の合格率は高くなっていますので、多くの人が合格することができる試験です。
具体的な合格率は、以下のようになっています。

年度 合格率
2010年 83.1%
2011年 82.4%
2012年 83%
2013年 82.4%
2014年 82%
2015年 81.4%

2015年度以降は、合格率の発表が行われなくなってしまったため、最近の傾向は分からないのですが、おおよそ8割の受験生が合格できるテストとなっています。

一例として、2013年度のデータを見てみると、2013年度の小学生の5級受験者数は、11万1039人にのぼり、5級全体の受験者数30万9764人のうち、約36%を占めています。

全体の合格者のうち、小学生の合格者の占める割合は40%ほどで、小学生の合格率は85%となっていました。
これは、5級全体の合格率とそれほど変わらない数値を示しています。

このように、小学生だからといって合格が難しいという訳ではなく、きちんと勉強していれば、多くの小学生が合格できる試験となっています。

中学レベルの英検5級を受験する小学生は多く存在しており、最近は、小学生のうちから英語に親しんでほしいという家庭が多く、そのような傾向がこの数値にも表れていることが分かります。

英検5級のスピーキングテスト

英検は、近年、試験内容の変更が行われており、2016年に5級の試験も改正が行われました。

その時の改正で、5級の試験においてもスピーキングテストが実施されることになりました。
5級のスピーキングテストは、3級~1級のスピーキングテストと異なり、一次試験の結果と関係なく、全員が受験できる試験となっています。

また、5級のスピーキングテストは、5級の合否と関係なく行われ、一次試験(リーディングとリスニング)の点数が合格点に達していれば、スピーキングテストの出来に関係なく合格することができます。

また、5級のスピーキングテストは、インターネット上のスピーキングテストのサイトにアクセスし、そこでテストを受けるという形式になっています。
試験を受けに面接会場まで行く必要がなく、自宅で手軽に受験できる、気軽なテストとなっています。

受験可能期間も二次試験の日から1年間いつでも受験する事が出来るようになっており、自宅でも学校でも、好きな場所でパソコンやタブレットを使用して受験することができます。

5級の合格に直接影響はないといっても、5級のスピーキングテストに合格すると、認定証をもらう事ができ、実力を試す上でも全く意味のない試験ではありませんので、できるだけ受験するようにしましょう。

英検5級の日程

英検5級は年に3回受験することができます。
一次試験(リーディング、リスニング)は、第1回は6月、第2回は10月、第3回は1月に受験することができます。

一次試験 日時
第1回 6月
第2回 10月
第3回 1月

二次試験(スピーキングテスト)は、自分の受けるテストの二次試験日から1年間のあいだ、パソコンやタブレットを使用して自由に受験することができます。

一次試験の結果は、受験日から約2週間で公表されます。

英検5級の受験料

英検5級の受験料は、基本的に2,500円となっています。
ちなみに1級の受験料が8,400円、2級が5,800円、TOEICの受験料が5,725円であり、パソコンを使った二次試験の料金も含まれていることを考えれば、かなり安く設定されていると言えるでしょう。

また、試験を準会場で受ける場合は2000円で受験することができます。
準会場とは、学校や企業が団体申し込みをする際に使われる会場のことで、多くの場合、学校や企業で開催されます。

小学校、中学校や塾によっては、英検の団体受験を実施している所もありますので、所属している学校や塾が英検のテストを行っているのか調べてみて、都合のいい方法で受験しましょう。

英検5級のテスト内容

英検5級の一次試験は、リーディングとリスニングに分かれています。
リーディングは25分間の試験で、長文などは出題されず、基本的な英語の知識を問う物となっています。

リスニングも、基本的な内容におさまっているものが多く、実際の受験生の間では、リスニングの方が得点率は高くなっています。

リーディングは、具体的には以下のような構成で出題されます。

問題形式 問題数
短文の語句の空所補充問題 15問
会話文の文章補充問題 5問
日本文付き短文の語句整序問題 5問

25分で25問なので、一問あたり1分で解きたい所ですが、語句整序問題は時間がかかるので、初めの方の問題は、素早く解いてしまいたいところです。
模擬テストや過去問で実際の問題形式に慣れ、本番で十分に力が発揮できるようにしておきましょう。

リスニングは、以下のような問題構成になっています。

問題形式 問題数
会話の応答文選択問題 10問
会話の内容一致選択問題 5問
イラストの内容一致選択問題 10問

20分で25問解かなければいけないので、厳しいように思うかもしれませんが、実際の音声はかなりゆっくりと放送され、2度繰り返す形式になっているので、そこまで難しい問題ではありません。
落ち着いて対応すれば、きちんと答えることができるようになっています。

リーディングとリスニングは、小学生でも答えられるように、身近な話題が出題される場合が多く、家庭、学校、地域、電話といった場面の問題が出題されます。
過去問や模擬試験で出題形式に慣れ、試験本番でしっかりと力を発揮できるようにしておきましょう。

二次試験では、パソコンやスマートフォン、タブレットなどで、スピーキングテストが受けられます。
これは、3分ほどのごく簡単な試験であり、以下のような形式で問題が出題されます。

問題形式 問題数
音読 1問
質問回答 2問
受験生自身についての質問回答 1問

初めに、英文とイラストが表示されるので、それを黙読します。
その後、そこに書かれている英文を音読します。
音読が行われた後は、書かれている英文を見て答える問題と、自分のことについて答える問題があります。

書かれていることをそのまま答える問題は2問出題され、文章を読んで、該当箇所を確認しながら回答できるので、比較的簡単な問題だと言えるでしょう。
スピーキングテストというよりも、リスニングとリーディングを合わせたテストと考えることもできます。

難しいのは、自分自身について質問される問題です。
これは、自分のことを英語で表現する能力が必要なため、そのまま答える問題よりも難易度が高くなっています。

ただ、聞かれる質問の内容自体はそこまで難しくはなく、日常生活の身近な事柄についての質問なので、落ち着いて答えるようにしましょう。

試験官の言っている内容が聞き取れなかった場合は、「もう一度聞いてやり直す」のボタンを押せば、聞き直すことができます。
問題形式は、模擬試験などで慣れることが出来ますが、本番で言っていることが分からなかったら、このボタンを使用するようにしましょう。

試験は、自宅や学校で受けられますが、試験会場とは異なり車の音や工事の騒音、他の人の声などで聞き取りにくくなってしまうことがありますので、試験を受ける時は、できるだけ静かな場所、静かな時間を選んで受験するようにしましょう。

実際の試験内容については、英検の公式サイトに過去3回分の過去問が公開されています。
英検5級を受験する予定のある方は、ぜひチェックしておきましょう。

どのような人向けのテストか?

それでは、英検5級は、どのような人が受けるべきテストなのでしょうか。
レベルとしては、中学生レベルなので、自身の英語力を確かめたい中学生には、うってつけのテストだと言えるでしょう。

また、学校での英語教育に先立ち、自身で英語の勉強を行い、学校で習う前に英語の基礎を身につけておきたい小学生にも最適なテストです。
実際、英検5級の受験者は、36%ほどが小学生であり、かなり高い割合で小学生が含まれています。
小学生のうちに英検5級を取っておけば、英語において、学校での教育に先んずることができるでしょう。

また、英検5級は比較的簡単なテストですので、中学生で英語力に自信があるという方は、中学終了程度のレベルの3級や、中学中級程度の4級を受験してもいいかもしれません。
英語に自信のある方は、過去問を解いてみて、どの程度の級なら合格できそうか、考えてみる事もおすすめです。

最近は英語教育重視の考え方が広まっており、中学の入学条件に英語の科目を判定基準に導入する学校もあります。
このようなこともあり、小学生のうちから英検5級を取得しておけば、中学入試の時に役立つ事もあります。

この他にも、実際的な利益の他に、子供のうちから英語に慣れておくと、英語に対する抵抗感を無くすことができます。
また、小学生の頃から英検5級を取得する事ができれば、それは確かな自信につながりますし、英語の勉強に対して積極的になることも期待できます。

このように、英検5級は、英語に慣れていない中学生や小学生にとって、英語力を身につけたり、英語学習の最初のステップとして良いテストであると言えるでしょう。

英検5級の勉強法

英検5級は、中学校低学年および小学生に最適なテストです。
そのため、中学校高学年で、すでに英検5級の範囲を学び終えている方にとっては、それほど難しい試験ではないと言えるでしょう。

そのような方は、過去問を解いて問題形式に慣れ、確実に得点できるように学習を行いましょう。

その一方で、英検5級のテスト範囲をこれから習うような中学生や小学生は、しっかりとした対策を行う必要があります。
英検5級対策問題集や単語帳を購入して、文法や単語について勉強を行いましょう。

英検5級には、長文読解などは出題されないので、基礎的な文法と単語、表現を学べば、十分合格することができます。

英検5級の過去問は、英検の公式サイトに過去3回分の物が掲載されています。
このテストに平均60%以上得点することができれば、本番でも合格できるでしょう。

本番の緊張を考えても、毎回70%以上得点できるならば、本番対策は十分でしょう。

逆に、70%取れないようであれば、しっかりと勉強をする必要があります。
参考書や問題集を解いて、本番対策を行いましょう。

おすすめの勉強計画

ここでは、英検5級に合格するための、最適な学習計画をご紹介します。
使う教材としておすすめなのは、英検対策の権威である旺文社が出している「DAILY2週間 英検5級集中ゼミ」「英検5級 でる順パス単」「英検5級過去6回全問題集」の3つです。

ここで紹介する勉強法は、「英検5級集中ゼミ」で文法や英語の基礎を学び、「でる順パス単」で単語や熟語、英語表現について学び、「過去6回全問題集」で試験対策を行う、という物です。

具体的な勉強の日程の一例を挙げておきますので、以下を参考に勉強計画を立てるといいでしょう。

英検5級

単語の勉強

英検5級でおさえておきたいのは、単語、熟語、会話の定型表現などです。
これらの意味をしっかりと覚えていれば、分からない表現でつまずくこともないでしょう。

そこで、おすすめなのが「英検5級 でる順パス単」です。
この本には、重要な単語、熟語、定型表現がすべて掲載されているので、これ一冊やっておけば、5級の英語で必要な表現は、ほぼ全ておさえることができます。

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単語の学習にかかる時間ですが、単語を意味と共に確認していくと、300語で10分、600語で25分ほどの時間がかかる人が多いです。
英検5級で必要な単語は約600語であり、単語帳にもそれくらいの量の単語、表現が収録されています。

10回繰り返し目を通すとすると、25分×10回で250分(約4時間)の時間が必要になることが分かります。
その後、単語を覚えたかどうかチェックシートで意味を隠しながら単語のチェックをしていきましょう。

この作業は先ほどよりも時間がかかり、300語で約20分、600語だと40分ほど時間がかかることが多いです。
10回やったとして400分で6.6時間、先ほどの単語チェックと合わせて、約10.6時間(約10時間30分)が必要な時間となります。

単語を覚えることが苦手な人や、すぐ覚えてしまう人まで、人によって学習にかかる時間は様々です。
そのようなこともあり一概には言えないのですが、おおよそ9~12時間もあれば必要な単語を定着させることができるでしょう。

英検対策の権威であり、単語帳の出版元である旺文社は、この単語帳の学習に必要な時間を3時間としています。
3時間でも必要な単語を十分覚える事ができるのですが、3時間で必要な単語を覚えることが難しいという方は、学習計画では、単語の学習に余裕を持って取り組めるようにしましょう。

また、単語の勉強は、5分からでも出来るので、学習時間の目安に関わらず、隙間時間を見つけて、日頃から単語を覚える習慣を身につけるように心がけましょう。

「英検5級 でる順パス単」が好みに合わない、という方は、「小学生のための英検5級 合格単語600」という単語帳もあります。
こちらは、実際の使用者の評価が高い単語帳ですので、英検5級で使用する単語帳のもう一つの選択肢として、この本もチェックしておきましょう。

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英検5級の問題形式の勉強

単語の学習と並行して勉強しておきたいのが、英検5級の問題を解説してくれる「DAILY2週間 英検5級集中ゼミ」です。

この本は、一冊でリーディングとリスニング両方の対策ができる便利な参考書となっています。
勉強時間は1日30分なので無理なく続けることができますし、英検5級を総合的に学習したい方におすすめできる一冊です。

30分×13日と8時間ほどで学習することができる計算になります。
比較的手軽に解くことができる参考書ですので、ぜひ利用してみてください。

「DAILY2週間 英検5級集中ゼミ」が肌に合わず、好きになれない方は、「小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル」もおすすめです。

こちらは、子供に分かりやすいような作りになっていて、リスニングの対策も出来る人気のある学習書となっています。
気になる方は、こちらの参考書もチェックしておきましょう。

試験に慣れる勉強

「でる順パス単」と「DAILY2週間 英検5級集中ゼミ」で英検5級の対策が出来たら、実際の模試を解いてみましょう。
ここでは、「英検5級 過去6回全問題集」がおすすめです。

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模試1回が45分で、答え合わせに45分かかった場合、1回あたり90分、6回分で9時間ほどで解けることになります。

模試を解いてみて、7割から8割を楽に取れる方は、3回だけ模試を解いて終わりでも良いのですが、模試に慣れておきたい方や、得点率が不安な方、万全の対策をしておきたい方は、6回分全て解いておくことをおすすめします。

スピーキングの勉強

ここまで出来れば、1次試験対策は万全です。
2次試験は、英検5級の合否に関係ない物であり、そこまで難しい内容が問われるわけでもないのですが、気になる方は、対策を行っておきましょう。

先ほど紹介した「英検5級 過去6回全問題集」には、スピーキング対策も付属していますので、こちらを利用すると良いのではないか、と思います。

スピーキングテストについて必要な情報や問題例は英検公式サイトで確認する事ができます。

英検公式ページ 4級・5級スピーキングテストのご紹介

旺文社「英検5級 はじめてのスピーキングテストガイド」

必要な勉強時間の目安

ここで紹介したように、英検5級に合格しようと思ったら、一次試験に26~29時間ほど、二次試験に1時間ほどの勉強をして対策を練る必要があり、合計で27時間~30時間の勉強を行う必要があります。

英検対策の権威である旺文社が、英検5級合格に必要な学習時間を17~21時間としている一方で、英語スクールの先生は、50時間ほどの勉強が必要だ、と説明している方もいます。

人によって、単語を覚えるまでにかかる時間や、問題を理解するスピードは異なりますので、これだけやれば合格できる、という確かな時間はないのですが、上述のように27~30時間をひとつの目安として考えておきましょう。

試験の対策としては、一日30分の勉強で54~60日ほどの時間がかかります。
このことから考えても、2ケ月前から対策を行っておきたい所です。

また、小学生位の受験生の場合、勉強が継続的にできなかったり、集中力が続かなかったりする人も多いので、できれば3ケ月の期間を設けて、時間をかけて対策ができるといいでしょう。

このように、2~3ケ月を一つの目安として、英検5級合格を目指す事が、最も現実的な勉強計画だという事ができるでしょう。

リーディング対策

大問1語句補充問題の対策

大問1では、単語・熟語の問題が約12問、文法の問題が約3問の割合で出題されます。

ここは、主に知識が問われる内容ですので、分からない問題があった場合は、とりあえず回答をマークし、最後まで終わった後に時間があったら見直すようにしましょう。
知識について分からない問題は、いくら考えても分からないままですので、思い切って次の問題に気持ちを切り替える事が、高得点を獲得する上で重要なポイントです。

英検5級で必要とされる英単語数は約600語であると言われています。
頻出単語としては、家族関係、場所、時期、時間、スポーツなどがよく出題されますので、そのあたりを重点的に覚えましょう。

分からなかった単語の単語カードを作って、覚えるまで繰り返し勉強する、という方法もおすすめです。
しかし、単語帳に意味を隠すチェックシートが付いている場合は、それを使えば単語カードがなくても効率よく覚えることができますので、自分の好みに合わせて独自の勉強方法を取り入れましょう。

文法は、基本的な文法しか問われませんが、英語を習っていない小学生の方などには、難しいかもしれません。
参考書では、he-his-him-hisといった所有格、目的格、所有代名詞などの変化をしっかりと覚え、三単現のsなどもおさえておきましょう。

対策ドリルを解けば、文法の基本事項を学ぶ事ができるので、英語を習っていない小学生などは、対策本の購入をおすすめします。

単語学習におすすめの学習書

英検5級 でる順パス単
小学生のための英検5級 合格単語600

文法学習におすすめの学習書

DAILY2週間 英検5級集中ゼミ
小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル

大問2会話文の補充問題の対策

ここでは、会話文の空所補充問題が出題されます。
日常会話の決まりきった表現を覚えておけば、十分対応できる内容になっています。

会話表現は単語帳に掲載されているので、それを覚えて問題演習を行えば、十分な対策ができるでしょう。

会話表現の学習におすすめの学習書

英検5級 でる順パス単
小学生のための英検5級 合格単語600

会話問題の学習におすすめの学習書

DAILY2週間 英検5級集中ゼミ
小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル

大問3語句整序問題の対策

大問3では、英語の文章を並び替える問題が出題されます。
定型表現と基本的な文章の組み立て方が分かっていれば、解答することができるでしょう。

正しく並び替えるためには、普段から英文に親しみ、文章の構造がどのようになっているか理解できていれば、答えられる問題となっています。

この問題では、頭の中で並び替えているだけでは難しい物もあり、語句の順番を明確にするためにも、問題用紙に並べ替えた文章の書き込みをして、文として正しいかどうか確認しましょう。

通常の問題と異なり、並び替えた番号を選ぶという方法で回答しなければならないため、慣れていない小学生には時間がかかるかもしれません。
普段から模擬試験や過去問を解き、解答方法に慣れておくようにしましょう。

語句整序問題におすすめの学習書

DAILY2週間 英語検定5級集中ゼミ
小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル
7日間完成 英検5級予想問題ドリル

リスニング対策

英検5級のリスニングでは、英文が2度読まれるので問題を解きやすくなっています。
1回目で聴き取れなくても、問題文を聴いた後に2回目が放送されますので、もう一度音声を聴く事ができ、話す速度もゆっくりなので、解答しやすくなっています。

リスニングが苦手という方は、聴こえた音声をシャドーイングで繰り返し発音することで、頭を英語脳に切り替えることができます。
普段から英語の音声を繰り返す勉強をして、英語の把握能力を向上させましょう。

また、5級では、決まりきった表現が出題される事が多いので、会話表現を覚えれば、それだけ音声を聴きとりやすくなります。
単語の学習の他にも、疑問形の種類や、会話表現を覚え、英語の基礎力を高めるようにしましょう。

第1部会話の応答問題の対策

リスニングの第1部は、会話の答えを選ぶ問題です。
話されている音声を聴く時は、疑問詞に注目しましょう。
それだけで、問題の種類を把握する事ができます。

選択肢を見てみると、明らかに除外できる物も含まれていますので、どうしても分からない時は、消去法で間違った答えを消してから、2回目の音声を聴き、残りの選択肢から回答を選ぶようにしましょう。

音声で聞こえた単語をそのまま選ぶだけでは、引っかけ問題で間違えてしまいますので、音声の内容をしっかりと理解できるように勉強を行いましょう。

第2部会話の一致問題の対策

この問題は、会話文で聞こえてきた内容の通りに選択肢を選べば、回答できるようになっています。
この問題も、単語をしっかりと覚えておけば明らかに正解ではない選択肢が分かるので、消去法である程度選択肢を絞る事も可能です。

会話で使われた単語をそのまま選ぶだけで正解できる問題もありますが、引っかけ問題では選択肢で間違えてしまいますので、きちんと内容を理解しておくことがベストです。

会話は2人で行われることが多いのですが、回答の選択肢の単語が文中で複数使われている事があります。
そのような場合は、解答となる会話は、2人目の話している内容から出てくることが多いです。

分からなくなったら、2人目の話している内容に注意して、意味を読み取るようにしましょう。
しかし、このような答え方は、あくまで応急処置的な解答法であり、きちんと全ての英文を聞き取ることがベストです。

第3部イラストの一致問題の対策

イラストについての選択問題です。
イラストを見たら、その内容を一度英語に置き換えてみましょう。

イラストに帽子が書かれているのであればhat、子供達がサッカーをしているのであればsoccer、時計が6:15を指しているのであればsix fifteenという単語を頭の中に思い浮かべておくと、音声の内容を把握しやすくなります。

よく出題される問題としては、by、on、in、underなどの前置詞の識別問題があります。
byは「~のそばに」、onは「~の上に」、inは「~の中に」、underは「~の下に」を表すなど、前置詞の使い方は一通り覚えるようにしましょう。

また、一番初めの問題で難しい問題が出てきた場合、それを解く時にあせってしまい、後の問題に集中できなくなるという事もありますので、分からない問題は分からない、という事で割り切って、気持ちを切り替えて、次の問題に取り組めるようにしましょう。

リスニング問題におすすめの学習書

DAILY2週間 英語検定5級集中ゼミ
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7日間完成 英検5級予想問題ドリル

スピーキング対策

スピーキングのテストでは、英文の音読の後に、質問の回答3問が行われます。
試験形式に慣れていないと、戸惑ってしまうこともありますので、英検の公式サイトで、予行演習をしておきましょう。

また、家族に協力してもらって、スピーキングの模擬試験も行うと、より確実に合格する事ができます。

英検5級 スピーキングテストのご紹介

スピーキング対策におすすめの学習書

小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル
英検5級過去6回全問題集

英検5級の頻出単語について

英検5級の単語は、中学1年で習う英語レベルから出題される物がほとんどです。
英検5級を受験しようという方は、中学1年の教科書を参考にして、単語を覚えていきましょう。

小学生などで教科書がない方は、「英検5級 でる順パス単」「小学生のための英検5級 合格単語600」などで勉強すると良いのではないか、と思います。

また、英検5級の2017~2018年の3回の過去問において、大問1で問われた単語を以下の表にリスト化しました。

過去問3回の中に2回出た単語は黄色、3回出た単語は青色、4回出た単語は緑色となっています。
色付けされている単語は、どれも重要単語となっていますので、意味が分かるかどうか確認して、しっかりと覚えるようにしましょう。

英検5級
(英検の最近3回分の過去問より集計)

色付けされていない単語も、実際のテストに出た単語ですので、できれば意味を把握しておきたい所です。
また、最近3回では、必ず疑問詞の意味を問われる問題が出題されています。whoやwhatといった疑問詞は、リスニングやスピーキングでも使われる重要語ですので、きちんと意味をおさえておきましょう。

試験にでる順に効率よく単語を覚えたいのであれば、「英検5級 でる順パス単」がおすすめです。
こちらは、2012年までの過去5年間の試験データをもとに、試験に出やすい単語を出やすい順に収録しているため、効率よく単語の学習をする事ができます。

ここで紹介されている以外にも、英検5級の単語をしっかりと勉強したいなら、「英検5級 でる順パス単」「小学生のための英検5級 合格単語600」の2つの単語帳がおすすめです。

英検5級では、600語ほどの英単語を覚えておく必要がありますのが、どちらの単語帳もその範囲をきちんとカバーしており、単語が重要度順に並んでいて、試験で必要な会話表現なども収録されていますので、気に入った方の単語帳を購入することをおすすめします。

出題される問題例

英検5級では、単語・熟語、文法などの知識が問題として出題されます。
問題形式は、まず英文があり、そこの( )の中に正しい英語を当てはめるという形式となっています。

文章を正しく把握したり、正しい語順に並べる問題もありますので、どのような問題が出るのかは、以下を参考にしてみてください。

問題

( )の中に入る言葉を選んでください。
全部で5問ありますが、3問以上正解できれば合格点となります。

1.
A: What ( ) do you like, David?
B: I like blue.

( food sport color study )

2.
My father and I ( ) fishing on Sundays.

( look speak go walk )

3.
That man is Mr.White. I know ( ) very well.

( it him you her )

4.
Father: Do you know those girls, Cindy?
Girl: Yes, Dad. ( )

They’re my friends.
I don’t watch them.
It’s mine.
It’s for Mom.

5.
次の4つの言葉を並べ替えた時、1番目と3番目にくる言葉の番号を選んでください。

日本語訳:あなたの弟は放課後にサッカーの練習をしますか。

Does ( )( )( )( ) school?

( ①after ②soccer ③practice ④your brother )

解答

問題 解答
1 color
2 go
3 him
4 They’re my friends.
5 ④-②
Does your brother practice soccer after school?

(2018年度第2回英検5級テストの過去問より出題。日本英語検定協会から許可を得て掲載しています)

1.

Aの内容を訳すと「あなたはどんな( )が好きですか、デビット?」となります。( )の中にはfood(食べ物)、sport(スポーツ)も当てはめて考える事ができますが、Bは「私は青色が好きです」と答えていますから、Aは好きな色について質問している事が分かります。よって、color(色)が正解です。

2.

文章を訳すと「私と父は、毎週日曜日に釣りに( )」となります。選択肢の中で、これに当てはまるのはgo(行く)だけです。go fishingで「釣りに行く」という意味を表しますので、表現として覚えておきましょう。

3.

文章は「あの男性はホワイトさんです。私は( )をとてもよく知っています。」と訳す事ができます。文章の構造から考えて目的格の言葉を選ぶ問題であり、選択肢は、it、him、you、herと全てが目的格です。まず、ここでは人の話をしているのでitは違います。また、文章ではMr.と男性の話をしており、文章の前後関係から「あなた」を表すyouや、「彼女」を表すherは使えません。正解は「彼」を表すhimになります。

4.

文章を訳すと「父親:彼女達を知っているかい?シンディ?」「女の子:うん、お父さん。( )」と訳す事ができます。選択肢は、上から「彼女達は私の友達だよ」「彼女達を見ていないよ」「それは私の物です」「それはお母さんのための物だよ」と訳す事ができます。父親の問いかけへの回答としては、文章のつながりを考えて、「彼女達は私の友達だよ」というThey’re my friends.が正解となります。

5.

選ぶべき英語の中で、まず注目したいのは、放課後を表す英語です。ここではafter schoolが放課後という意味ですので、最後の( )には、afterが入ります。また、do(does)で始まる疑問文は、Do+主語+動詞の原形の形が一般的であり、ここでは主語はyour brother、動詞の原形はpracticeになります。あなたの弟が練習するのが何かというとサッカーですから、最後にsoccerを加えて、Does your brother practice soccer after school?という文章になります。以上より、1番目と3番目にくる単語は、④と②になります。

この問題で3問以上正解できていれば、60%以上得点する事ができることになり、本番でも合格できるでしょう。
正解数が3問に届かなかった方は、参考書や単語帳、問題集を利用して、英語力の向上を行いましょう。

特に、曜日や月の名前、数字を含める問題が多く出題されますので、時計の時間の読み方や数や日付の表現方法、疑問詞の種類をしっかりと覚えておくことをおすすめします。

英検5級におすすめの参考書

上の学習計画例のところでも紹介しましたが、改めておすすめの参考書を紹介しておきます。

DAILY2週間 英語検定5級集中ゼミ

2週間でリーディングとリスニングの両方の対策ができるので、効率の良い学習書です。
1日30分で出来るので、集中力が続きやすいですし、2週間という短期間で5級の対策が出来てしまうのは、お得だと思います。

これが一冊あれば、基礎はしっかりとおさえられるので、英検5級全般の対策をしたい方は、この一冊がおすすめです。

小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル

英検5級を受験しようという小学生のお子様向けの一冊です。漢字にルビを振っているので、読みやすいですし、内容も小学生でも理解できるようにやさしく分かりやすい物となっています。

よく出題される表現をイラスト付きで掲載しているので、抵抗感なく英語の学習を行えるようになっています。

7日間完成 英検5級予想問題ドリル

7日間完成 英検5級予想問題ドリル (旺文社英検書)
旺文社
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テストを繰り返し行えるので、良い実践演習になります。
リーディング7回分、リスニング3回分が含まれているので、自分の実力を確かめながら、効率よく解いていくことができます。

漢字にルビが付いているので、小学生のお子様でも取り組みやすく、マークシートが付いているので、実際の形式に慣れる事もでき、多くの方から支持されている問題集です。

2018年度版 英検5級 過去6回全問題集

2018年度版 英検5級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
旺文社
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最新の試験の過去問を解く事ができるので、問題の傾向を分析し、試験に慣れておくのに最適な問題集です。
別売りのCDを合わせて購入すれば、6回分の過去問に挑むことができるので、本番対策を万全にしておきたい方におすすめできる一冊です。

全ての漢字にルビが付いているので、小学生でも安心して使用する事ができます。

英検5級 でる順パス単

英検5級 でる順パス単 (旺文社英検書)
旺文社
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過去の英検5級の試験を解析し、試験に出やすい単語順に掲載している単語帳です。
使用者の評価も高く、これ一冊あれば、5級の単語、熟語、定型表現の対策は一通りできます。

5級の問題は、どれだけ単語や表現を知っているかどうかですので、この単語帳をやる事で、合格の可能性がぐっと高まります。

小学生のための英検5級 合格単語600

小学生のための英検5級 合格単語600
上田 敏子 菊池 葉子
Jリサーチ出版
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単語がグループごとに並んでいるので、まとめて覚えるのに最適な一冊です。
数、食べ物、曜日、代名詞など、種類ごとに分かれているので、子供にも覚えやすくなっています。

会話の中で単語を覚えたり、イラストで分かりやすく解説したり、文法のポイントなども掲載されているので、優れた使い方ができる一冊であり、多くの使用者に絶賛されている単語帳です。

人気の参考書はどれ?

ここで紹介した本は、どれも英検5級の勉強本として有名な人気のある学習書です。
英検5級の対策本は、この他にも多くの学習書が存在しており、様々な人が色々な本を薦めています。

そこで、ここでは英検5級に合格された方が実際に使用していた本や、学習塾の先生などにすすめられている本を集計し、グラフ化しました。
人気度別に集計した具体的な結果は、以下のようになっています。

英検5級

学習塾の先生や、英検5級合格者などが、実際に評価している本の情報を集め、誰かがその本をすすめている毎に1ポイント追加するという方法で集計しました。

さきほども紹介した学習書の中では、「小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル」「英検5級 でる順パス単」「英検5級過去6回全問題集」「7日間完成英検5級予想問題ドリル」などが、多くの人にすすめられている本として選ばれています。

この他にも、「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」という本の評価が高いのですが、これは、内容が分かりやすい事で有名な本であり、使用者の評価も高い一冊です。先ほど紹介した「小学生のための英検5級 合格単語600」がありませんが、これはつい最近発売されたばかりの本であるため評価が載っていないだけであり、完成度の高い優れた単語帳ですので、十分おすすめできる内容となっています。

ここで紹介した学習書は、英検5級対策本のほんの一例ですが、英検5級の勉強をするにあたって、参考書や問題集を選ぶ時の参考にしてみてください。

まとめ

英検5級は8割以上の人が合格している受かりやすい試験であることが分かります。
ただ、小学生や中学生の中には、勉強に集中できない、問題集を途中でやめてしまう、といった人も多く、どれだけきちんと勉強できるかが、合格できるかどうかのポイントとなっています。

ここで紹介した勉強のポイントや学習書を参考にしてきちんと勉強すれば、英検5級の合格も十分可能です。
目標意識を新たに、しっかりと勉強を行いましょう!

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