英検準2級
英検準2級を受けたいけど、「難しそうだから受かるかどうか不安・・」こんなお悩みを抱えている方はいませんか?
もちろん一所懸命勉強すれば結果は付いてきますが、まずは準2級のレベルや問題傾向を知る必要があります。

そこで今回は、英検準2級の難易度や問題傾向、効果的な勉強方法など、余すことなくご紹介します。

このページを読んで自分に合った勉強方法を見つけ、毎日継続して学習していきましょう。
そうすればきっと、英検準2級に合格できるはずです!
参考にしてみてください。

英検準2級について

試験内容

英検準2級は、筆記75分、リスニング25分で構成されており、合計100分のテストです。
これが一次試験で、一次試験に合格すると面接形式の二次試験があります。

この二次試験は、スピーキング能力を測るテストであり、約6分間で質問に答えたり、自身の意見を述べたりして、話す力が問われる内容となっています。
この二次試験に合格して初めて合格証を手にすることができます。

また、2017年からの試験内容の改正により、筆記試験の語句整序問題が削除されて、ライティングの項目が追加されました。
2017年以前の古い参考書や問題集にはライティングの項目がないため、ライティングの勉強や練習ができないことに注意しましょう。

学校でもライティングについて習うことが少ないため、総合的な英語力のついていない受験生にとっては、試験が難しくなったと言えるでしょう。

この改正により、英検準2級では、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4項目がテストされることになりました。
以前より幅広い能力が必要になるため、しっかりと対策をしておく必要があります。

具体的な問題としては、以下のような形式の問題が出題されます。

筆記試験 (75分)

問題形式 問題数
大問1 空欄補充問題 20
大問2 会話文の空欄補充問題 5
大問3 長文の空欄補充問題 5
大問4 長文の選択問題 7
大問5 ライティング 1

リスニング (25分)

問題形式 問題数
大問1 会話の応答分選択問題 10
大問2 会話の選択問題 10
大問3 文の選択問題 10

面接 (約6分)

問題形式 問題数
音読 1
質問回答 3
意見の供述 2

問題傾向としては、筆記とリスニングでは、家庭、学校、職場、地域、電話、アナウンスといった場面についての英語が出題されます。
出題形式に慣れておくためにも、過去問には必ず目を通すようにしましょう。

面接試験の問題傾向としては、ホームシアター、ボランティアガイド、電子辞書、食品フェア、映画祭、プリペイドカードといった話題が出題されています。

市販の面接対策本には、面接がどのような形式で行われるのか詳しく紹介されていますので、本番前に面接の予行演習をすることができて便利です。
また、英検のホームページでも面接の様子を動画で見ることができるので、チェックしておきましょう。

英検準2級の合格率

英検準2級の合格率は、36%前後を推移しています。
2016年度以降は、合格率の発表は行われなくなってしまったのですが、2010~2015年までは、ほとんど同じ値で推移していました。

英検準2級

一次試験の合格率は40%前後です。
これに対して、二次試験は比較的簡単な内容となっており、審査基準も甘く合格率は80%ほどとなっています。

面接では、緊張する人も多いかと思いますが、きちんと対策をすれば多くの人が受かる試験ですので、それほど恐れなくても大丈夫だと言えるでしょう。
対策を万全にこなしたならば、本番は大丈夫です。
リラックスして試験を受けましょう。

英検準2級では、中学生の受験生も多数存在しており、2013年のデータだと、中学生の合格率は約38%となっています。
これは、高校生の合格率とほとんど変わらない値を示しています。

中学生にとって準2級は未習範囲のテストであるので、準2級を受験する中学生は優秀な生徒が多いことが分かります。

英検準2級の合格点

英検準2級の合格点は、全体の約6割となっています。
普段から過去問や模擬テストを行い、6割以上の点数を取れるようにしておきましょう。

特徴的なのは、配点のうちライティングが全体の3分の1を占めている所です。

一次試験は、リーディング3分の1、ライティング3分の1、リスニング3分の1の配点で構成されています。
ライティングの問題はたった1問だけなのですが、それが全体の配点の3分の1を占めているので、決しておろそかにせずに、きちんと学習を重ねて対策を行っておきましょう。

二次試験の面接では、合格ラインとして約3分の2の点数を取る必要があります。
テストの評価項目としては、発言内容、発音、文法、語彙などの他に、積極的にコミュニケーションを取ろうとしているかどうか、といったポイントが評価されます。

分からない問題が出てきた場合も、黙り込まないで身振り手振りで伝えたり、違う言葉で言い直したりして、何とか理解してもらおうと努力しましょう。
そのような態度が、合否を分ける場合もありますので、真摯な態度で試験に臨むようにしましょう。

試験後、合格結果は、英検ウェブサイトでも確認できます。
成績表には、合否判定の他にも、自分の英語レベルを知ることができるので、不合格の場合も合格ラインまでどれくらい足りなかったのか知ることができたり、自分の英語力を知ることができるようになっています。

合格点を正確に把握しつつ、過去問を解いて自身の英語力を確かめ、合格できる実力を身につけられるように頑張りましょう。

英検準2級のレベル・難易度

英検準2級の難易度は、高校中級程度とされています。
3級が中学卒業レベル、2級が高校卒業レベルですから、両者の中間に位置することになります。

英検準2級は、合格すると、日常生活レベルの英語力を持っている、と認められるレベルです。
たとえ、たどたどしくとも、外国人と日常生活で話せると英語も楽しくなりますので、ぜひ準2級のレベルを目指したい所ですよね。

また、英検準2級では、中学生の受験生も多くなっています。
2013年度の準2級では、中学生の合格者6万1632人、高校生の合格者10万1182人と中学生の割合も少なくはありません。

しかし、中学生にとってはいまだ習っていない内容も多いので、難しい試験だと言えるでしょう。

英語の能力を測る試験としては、英検の他にもTOEICがあります。
英検とTOEICの対応関係を見てみると、英検準2級は、TOEIC225点~に対応しています。

TOEICは990点満点で、ビジネスを中心とした内容が多く、レベル的にも、学生である高校生や中学生には難しいと言えるでしょう。
TOEICの受験は、高校レベルの英語を完成させてからでも遅くはありませんので、高校生、中学生の方は、まずは英検準2級、2級の合格を目指しましょう。

開催日

英検準2級のテストは、年に3回実施されます。
1回目が6月で合格すれば二次試験が7月にあります。
2回目は10月で二次試験が11月、3回目が1月で二次試験が2月となっています。

しかし、2018年8月から、英検を毎月受験できる制度が導入されました。
これは、英検CBT(Computer Based Testing)と呼ばれるテストで、2級、準2級、3級の受験をコンピューターで行うことができる試験です。

通常の試験は、一次試験と二次試験を別々の日に行いますが、英検CBTは1日で全ての試験を行えるようになっています。
英検CBTに合格すれば、通常のテストと同じ資格をもらうことができますので、頻繁に英検を受験したい人にとってはありがたい制度となっています。

ただし、英検CBTは、試験に紙と鉛筆を使うのではなく、全てをコンピューターで行うので、その点に注意が必要です。
たとえば、スピーキングは面接ではなくマイクを使った録音式、リスニングはヘッドセットで音声を聞いて選択肢をクリックする形式、リーディングはパソコンの選択肢をクリックする形式、ライティングは、キーボードで英文を入力する形式となっています。
慣れていない人は、キーボードで英語を入力することが難しい場合もありますので、スムーズに回答するためにも、あらかじめ予行演習を行っておくことをおすすめします。

英検CBTは、いまだ始まったばかりの試験ですので、規模も小さく座席数も限られています。
具体的な数は、開催場所によって異なるのですが、多くの所では、試験ごとに20~40の座席が確保されています。

頻繁にテストを受験したい、と思っている方にはおすすめできるテストですので、興味のある方は、こちらの試験もチェックしておきましょう。

英検準2級取得のメリット

英検準2級を持っていると、様々な画面で優遇されることがあります。

例えば、準2級は高校生レベルの資格なので、中学生で英検準2級を持っていると、高校入試の時に役に立ちます。
高校によっては、入試の時に英検準2級を持っていると内申点に加算されるといったケースもあり、自身の英語力をアピールすることもできます。

準2級を持っていると入試や入学後に優遇される高校は、全国で900校以上あり、特に私立高校を受験する場合は、有利になることが多くあります。
英検の資格による優遇措置に興味のある人は、自分の志望する高校が英検による優遇措置を行っているかどうか、確認しておきましょう。

また、高校以外にも、大学によっては、入試で英検を評価する所もあります。
準2級~2級でも大学受験において優遇措置を受けられるケースもあり、推薦・AO入試や一般入試で優遇措置を受けられます。

しかし、大学入試で優遇措置を受けられるのは、英検2級以上の資格であるケースが多く、高いレベルの大学を受験する場合には、それだけ要求される資格もレベルの高いものとなります。
例えば、早稲田大学の一部や中央大学、京都大学で優遇されるには準1級、一橋大学では1級が必要とされており、高い英語力が求められることに注意しましょう。

英検準2級の対策

英検準2級

筆記

筆記試験で必要になるのは、単語、文法、長文読解の力です。
近年の英検準2級の大問1は、大部分が単語・熟語を覚えるだけで解ける問題であり、それに文法問題が加わる形式が多いです。

なので、基本としてまずは、単語と熟語を完ぺきに覚えるようにしましょう。
それに加えて、文法の勉強もしておき、多くの点を取れるようにしておくと、後々の問題でミスをしてもいい余裕ができ、全体として有利になります。

文法の勉強をしておくと、ライティング、スピーキングなどにおいても大きなメリットがありますので、合わせてしっかりと勉強しておくようにしましょう。

大問2~4は、文章を読み、答えを選択する問題です。
ここでは、過去問や模擬テストを解いて問題に慣れておくと、本番にも余裕が生まれ、正答率が高まります。

長文を読むことが苦手な人は、なるべく多くの長文を読んで英語に慣れておきましょう。
大問4の長文は、解答と長文の順序が初めから順番に対応関係にありますので、問題を先に読み、長文で該当箇所に来たら解答する、という形式で解いていくと楽に答えることができます。

長文において知らない単語が出てきた場合は、周りの文章から大体の意味を予測するようにしましょう。
また、長文の意味が分からなくても、繰り返し読むと内容を把握しやすくなりますので、分からない時は、最初に戻ってもう一度読むようにしましょう。

その次に出てくる英作文は、一次試験の配点の3分の1を占める重要な問題です。
英作文に慣れるために、普段から日記を英語で書く習慣を身につけ、その中で、日々の生活やニュースで取り上げられた社会問題について英語で意見を述べる練習をしておくと、本番の英作文で効果を発揮します。

そのため、普段から、50~60語の英語でこれらの意見を述べる練習をしておくことが大切です。
準2級の英作文では、はじめに主張を提示し、その主張の根拠になる理由を2つ述べる、という形が一般的です。

余裕があれば、その上で最後に主張をまとめて書くことができると理想的です。
この時、初めの主張と同じ言い回しにするのではなく、違う表現で同じ主張を述べることができると、同じ文章の繰り返しにならないのでポイントが高いです。

また、英語が書けると、気分的にも自分の英語力が上達している実感が得られ、英語の学習が楽しくなってきますので、普段から日記などで英作文の練習をすることをおすすめします。

リスニング

リスニングの対策として最もよく知られているのが、音読です。
実際に声に出して英文を読み上げることで、英語の音声に慣れることができます。

また、音声では理解できなかった部分を音読することで理解できるようになり、英語の音声の把握力も向上します。

このように、リスニング対策としておすすめなのが音読ですが、この他にも、通常の音声を1.5倍速で聴くと、通常の音声を聞いた時、楽に聞き取ることができます。
音楽プレーヤーには、通常より早く再生する機能を持つ物もありますし、リスニングCDに1.5倍速の音声が収録されている教材もあります。

リスニング力を上げるためにも、速めのスピードで聴くという方法も覚えておきましょう。

また、インターネットの英語の動画を見ることもおすすめです。
有名どころでは、TEDの動画がおすすめです。

通常のスピードの他に、0.75倍、0.5倍の速さで聴くことができるので、語学学習にも最適です。

英検準2級レベルの英語と比べると、使われている英語が難しくなっていますが、英語の音に慣れる意味では有効でしょう。
また、YouTubeの英語の動画も、0.5~0.75倍の速度でゆっくりと見ることができるので、リスニング対策としてYouTubeの動画を視聴することもおすすめです。

また、準2級のリスニング対策教材を購入して、リスニングの問題の解説を読み、音声に慣れることが、最も基本的で最も効果的な対策です。
CDから音声を取り込めば、普段の移動中に音楽プレーヤーやスマートフォンでリスニングの音声を聴くことができますので、英語の音声に慣れることができます。

リスニングは、多くの時間をかければそれだけ効果がありますので、移動中などの隙間時間を見つけて、リスニングの練習を行いましょう。

面接

面接は、自分から積極的に相手に伝えようという気持ちが大切です。
その姿勢が評価項目として存在していますので、分からなくても黙り込まないで、身振り手振りを使うなどして、相手に理解してもらうように努めましょう。

分からない単語は、別の言い方で表現することでその場を切り抜けることもできます。
たとえば、I ate steak for dinner.という文のdinner「夕食」という言葉が思いつかない場合、I ate steak at 7 p.m.と言い換えたり、After I came back home at night, I ate steak.と表現することもできます。

このように、分からない単語を別の言葉で表現して切り抜けるという方法も一つの手ですので、いざという時のために覚えておきましょう。

また、面接試験はどうしても緊張してしまうという人が多い試験です。
本番で緊張しないためにも、面接対策の参考書を購入して、実際の面接の雰囲気を参考にしたり、家族に手伝ってもらって模擬面接を行うなど、数をこなして面接に慣れておくようにしましょう。

また、話した内容が合っているかどうかは、自分ではなかなか判断ができません。
そんな時は、学校や塾の先生に手伝ってもらい、話した内容が合っているかどうか、確かめましょう。

それだけで、英語の精度が高まり、本番でも正しい英語で答えることができるようになります。

高校2年生以上の人が受験する場合の勉強計画例

高校2年生以上の人が受験する場合、英検準2級の基礎は中学の勉強である程度できていることが多いので、問題集や過去問で準2級の問題に慣れることが最も大切なポイントです。
しかし、学校の英語が完璧ではなかったり、英語が苦手という人は、単語・熟語や文法を学び直す必要があります。

ここでは、英検準2級を受験する人におすすめできる参考書・問題集を選んでおきましたので、ぜひ実際の勉強に役立ててください。

英検準2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
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そして、実際の勉強方法は、以下の流れで行うと効率よく勉強することが出来ます。

英検準2級

ここで紹介した書籍の学習に必要な時間の目安は、おおよそ以下のようになっています。

勉強分野 具体的な名称 学習時間の目安
参考書・問題集 英検準2級集中ゼミ 新試験対応版 10時間
単語帳 英検準2級 出る順パス単 0~5時間
過去問 英検準2級 過去6回全問題集(一次試験) 8~16時間
二次試験対策 10日でできる! 英検準2級二次試験・面接完全予想問題 5時間
過去問 英検準2級 過去6回全問題集(二次試験) 3時間

この表から計算してみて、一次試験対策に18~31時間、二次試験に8時間、合計で26~39時間あれば良いでしょう。

単語については、高校中級レベルの単語をきちんと覚えている人は、学習時間は0でも大丈夫です。

実際の問題を解いて、欠けている知識を補っていき、完成度を高めていきましょう。
単語帳として紹介している「英検準2級 出る順パス単」は、重要単語順に優先的に学習することができますので、必要のない人は、重要単語だけを覚えても大丈夫です。

しかし、しっかりと対策を行いたい人は、最後まできちんと学習しましょう。
上の表では、単語の学習時間の目安として5時間と書きましたが、英検準2級の勉強をしている時は、学習時間の目安に関係なく、通学の電車の中やちょっとした隙間時間に単語の勉強をして、単語力の強化を行うことがベストです。

参考書として紹介している「英検準2級集中ゼミ 新試験対応版」は、準2級を解く上での考え方を学ぶことが出来るので、高校中級レベルの実力が既にある人にも解いてほしい一冊です。

過去問演習は、自分の実力をはかるのに最適な学習です。
過去問で自分に足りない知識をつかみ、そこを強化していけば、合格点に届きやすくなり、実際の問題形式にも慣れることができます。
そのようなこともあり、過去問演習は、ぜひ行っておきたい所です。

また、部活などが忙しい人は、6回分収録されている過去問の量を3回に減らして学習時間を半分(8時間)にすれば、勉強時間を短縮することが出来ます。
二次試験対策も、できれば「10日でできる! 英検準2級二次試験・面接完全予想問題」と「英検準2級 過去6回全問題集」を2冊とも両方やっておきたい所ですが、時間がなければ片方だけで済ませてしまってもいいかもしれません。

一次試験が終わってから、二次試験までは1ケ月近い時間がありますので、1ケ月で3~8時間の時間を確保すれば二次試験対策をすることが出来ます。
これなら、忙しい学生も時間を確保できるのではないでしょうか。

この時、二次試験で3時間の過去問のみを使用する場合、合計勉強時間も、最低で21時間くらいまで短縮することができます。

英検の学習書作りの権威である旺文社は、高校2年生以上の人が英検準2級に合格するのに必要な時間を、22~25時間程度と規定しています。

どれくらいの時間が必要かは、人それぞれですので、これらの勉強時間はあくまで一つの例としてとらえ、できれば一次試験の2ケ月前からしっかりと勉強して対策を整えておきましょう。
二次試験は、一次試験から約1ケ月の時間がありますので、時間がない人は、二次試験の勉強は、一次試験後に行いましょう。

高校1年生以下の人が受験する場合の勉強計画例

高校1年生以下、特に中学生が受験する場合、学校で習っていない範囲が出題されるので、きちんとした対策が必要です。

特に、単語・熟語は、筆記試験で大きな割合を占める大事なポイントであり、単語・熟語を知らないと、長文も読めませんし、リスニングも聞き取れません。
そのようなこともあり、高校中級レベルに達していない中学生などの人は、単語と熟語を重点的に学ぶようにしましょう。

それが、英検準2級全体の試験で合格点を取るために大切な要素です。

高校一年生、中学生の人は、以下の参考書や問題集を使用して勉強することをおすすめします。

英検準2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
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おすすめの学習書は、高校2年生以上と基本的には同じです。
しかし、未習範囲の勉強になるため、理解して覚える作業に、より多くの時間がかかることになります。

具体的な勉強の流れは、以下のように進めると良いでしょう。

英検準2級

ここで紹介した書籍の学習に必要な時間の目安は、おおよそ以下のようになっています。

勉強分野 具体的な名称 学習時間の目安
参考書・問題集 英検準2級集中ゼミ 新試験対応版 10時間
単語帳 英検準2級 出る準パス単 5~10時間
過去問 英検準2級 過去6回全問題集(一次試験) 8~16時間
二次試験対策 10日でできる! 英検準2級二次試験・面接完全予想問題 5時間
過去問 英検準2級 過去6回全問題集(二次試験) 3時間

ここから考えると、一次試験に23~36時間、二次試験に8時間で、合計31~44時間あれば良いでしょう。

時間のない人は、一次試験の過去問を半分の3回にしてもいいですし、二次試験対策は、「10日でできる! 英検準2級二次試験・面接完全予想問題」か「英検準2級 過去6回全問題集」のどちらか片方に絞っても大丈夫です。
その場合、勉強時間は、合計で26~39時間ということになるでしょう。

中学生が英検準2級を受験する場合、問題となるのは、英検準2級に必要となる英語の土台が出来ていない、ということです。

そのため、参考書や単語をどれだけ丁寧にこなし、知識量を増やせるかが合格へのポイントとなります。
英検の学習書作りの権威である旺文社によると、中学生が英検準2級に合格するために必要な時間は、32~35時間とされています。

英検の各級に合格するための学習時間の目安は、英検1級の合格時間が300時間以上、準1級の合格時間が200時間以上、2級が100時間以上とされています。

これらは、ひとつ前の級に合格するレベルを持っている人が必要な勉強時間ですから、簡単な勉強では合格できないことが分かります。
それに比べれば、準2級に必要な学習時間は35時間ほどですから、比較的楽な部類に入ると言えるでしょう。

上記の時間と合わせて考えても、一次試験の勉強には、1日1時間の勉強で約1ケ月、1日30分なら約2ケ月間の勉強が必要です。
二次試験のテストは、一次試験から1ケ月後であり、少し時間がありますので、時間を確保するのが難しい人は、その1ケ月の間に上記の二次試験対策の学習書2冊を仕上げると良いでしょう。

学習時間の目安を書きましたが、実際に必要な時間は人によって異なりますので、あくまで参考程度に考えておきましょう。
また、高校1年生、中学生にとっては未習範囲のテストとなりますので、試験対策は、一次試験の2か月ほど前からしっかりと行っておくことがベストです。

過去問の入手方法と例題

英検準2級では、同じような形式の問題が出題されることが多いため、過去問を解いて問題形式に慣れておくと、大きなメリットがあります。
上記で紹介した問題集を使用して、過去問に慣れておくと、自分の苦手分野が分かると共に、実際の試験が楽になります。

また、英検の公式サイトでは、過去3回分の過去問が公開されています。
筆記の試験だけでなくリスニングの音源も公開されていますので、英検準2級の難易度を知りたい人、最近の問題傾向を知りたい人は、チェックしておきましょう。

しかし、英検公式サイトの過去問には、解答に解説がついていませんので、解答の根拠が気になる人は、市販の過去問の問題集を購入することをおすすめします。

ここで、実際の英検準2級の問題がどのような物なのか、以下に過去問を掲載しておきました。
実力を試すためにも、実際の過去問で6割以上の点数が取れるか試してみましょう。

以下の問題は、2018年2回目のテストに実際に出題された問題であり、そこから10問を選んで掲載しました。6問以上正解できるか、試してみてください。

1.

A: Sometimes, I like to just sit at home and read a book. The ( 1 ) is relaxing.
B: I don’t agree. I enjoy talking to people.
1. liquid
2. silence
3. opinion
4. reality

2.

Lisa wants to buy a new table and some chairs, so she will go to a ( 2 ) store this weekend to look at some.
1. clothing
2. magic
3. grocery
4. furniture

3.

A: I don’t want to do the art project with Maggie. She never likes the colors that I use or the pictures that I draw.
B: I know. She complains ( 3 ) everything.
1. until
2. with
3. about
4. down
4.
Mark’s computer broke last week, but he does not have much money right now. He wishes that he ( 4 ) rich, so he could buy a new one.
1. are
2. were
3. being
4. have been

5.

A: Sorry I’m late, Kenji. Did I make you ( 5 ) for a long time?
B: Don’t worry. I just got here five minutes ago.
1. to wait
2. waiting
3. wait
4. to have waited

6.

A: Dad, Sarah asked me to go camping with her family next week. Can I go?
B: I don’t know. I think that you need to ( 6 ).
A: Yes, but that’s on Thursday. Sarah’s family is going camping on Saturday.
B: All right. Just make sure that you study hard and get a good grade.
1. ask her parents first
2. go camping every week
3. get ready for your test
4. clean your desk

7.

A: Excuse me. Can you tell me how to get to the Hillbury Art Museum?
B: Sure. You should take the No.50 bus over there.
A: Is the museum really that far? I thought ( 7 ).
B: It’s possible, but it takes 45 minutes if you go on foot.
1. I could take the train
2. I could walk
3. it was near here
4. it was a different bus

8.

A Family Vacation
Martha and Bill Wilson go on vacation with their two sons every summer. They want their sons to learn about the places that they visit, so Martha and Bill spend a lot of time looking up information about the places before they go.
Last year, they were so tired from planning their vacation that they could not enjoy it. This year, they decided to ( 8 ). They looked online and found a tour to Italy.
1. stay at home
2. go to the same town
3. try something new
4. ask their sons to study

9.

From: Ellen Cole
To: Paul Clark
Date: October 7
Hi Paul,
How was your science test last week? I remember you said you were having trouble with that subject and were studying a lot for it. Well, last week was good for me. Our class had a math test. It was easy, and I got an A on it. Also, since we had our school festival, our teacher didn’t give us much homework.
Last week, Ellen ( 9 )
1. did well on a test at school.
2. visited her friend’s school festival.
3. studied hard for her science class.
4. got a lot of homework from her teacher.

10.

The Bajau
In the Pacific Ocean around the Philippines, Malaysia, and Indonesia, there is a group of people known as the Bajau. In the past these people did not live on land. Instead, they spent their whole lives on small boats in the ocean. These days, many Bajau live in homes built on wooden poles in the sea, but they still spend a lot of their time on boats. They only sometimes go on land to buy things that they need.
What is true about the Bajau? ( 10 )
1. They are afraid of traveling in small boats.
2. They build houseboats and sell them to visitors.
3. They use wooden poles to catch fish in the sea.
4. They spend most of their time on the ocean.

(英検準2級2018年第2回の過去問より引用。日本英語検定協会の許可を得て掲載しています。)

過去問の解答

問題 解答
1. 2
2. 4
3. 3
4. 2
5. 3
6. 3
7. 2
8. 3
9. 1
10. 4

6問以上正解することができたでしょうか。
ここで選んだ問題は、過去問の中でも少し難しめの問題が多いので、これで6割取れていれば実際の試験でも良い点数を取ることができるでしょう。
英検準2級の問題の分析や、自分の実力をはかる上で参考にしてみてください。

英検準2級のおすすめの参考書・問題集

ここでは、英検準2級の対策におすすめできる参考書・問題集を紹介します。
上記の対策の項目で既に紹介していますが、さらに詳しく内容を紹介していますので、これから勉強を始める人は、チェックしてみてくださいね。

英検準2級集中ゼミ 新試験対応版

英検準2級の問題の解き方、練習問題を収録した参考書です。
1日に必要な学習時間は30分程度で、20日間で終わるので続けやすい点がポイントです。

基礎編10日間、応用編10日間で構成されており、20日目には、模擬テストで実力を確認することができます。
実際の使用者の評価も高いので、おすすめできる一冊です。

感想・レビュー

この本と単語の勉強をした結果、無こと合格出来ました。問題を解いて、準2級の内容を把握できる点も、優れたポイントだと思います。

学習者が理解しやすい造りになっていることが評価できる所だと思います。単語の勉強をしながら使っています。

個人的には、収録されている分量が足りなかったです。この本と単語、過去問を勉強すれば、合格できるのではないか、と思います。

英検準2級 出る準パス単

英検準2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
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過去の英検の問題を集め、そこから試験に出やすい単語を抽出した単語帳です。
試験に出る順に単語を学ぶことができるので、時間のない人にも最適な単語帳です。

また、収録語は1500語もあるので、英検準2級の単語対策を徹底的に行いたい人にもうってつけな本だと言えるでしょう。

使用者の評価も高いので、全ての受験生におすすめしたい一冊です。

感想・レビュー

準2級を受験するなら、単語はこれだけで十分です。(匿名)

でる順に単語が並んでいるので、優先度の高い単語から学ぶことができます。力が付きやすい良い単語帳だと思います。(匿名)

おすすめできる良い単語帳です。(匿名)

10日でできる! 英検準2級二次試験・面接完全予想問題

面接では緊張してしまう人が多いのですが、この問題集には、実際の面接の様子を分かりやすく解説してくれるシミュレーションDVDが付属しており、面接の流れを把握することができます。
また、実際の面接を10回分練習することができるので、本番対策に心強い一冊です。

感想・レビュー

本番の予行演習が出来るので、面接対策に良いと思いました。問題も練習用として優れていると思います。

この一冊を何度も繰り返し行い、隅々まで覚えれば、合格できると思います。

面接は、これひとつ勉強しておけば良いのではないか、と思います。

面接の練習に最適な本です。本番の対策におすすめです。

英検準2級 過去6回全問題集

過去問を6回練習できる問題集です。
最新の過去問が収録されており、2017年分2回、2016年分3回、2015年分1回の問題演習をすることができ、2017年から導入されたライティングの対策にも対応しています。
この本で解き方を学ぶことで、ライティングの学習も行うことができます。

過去問の解説は、丁寧で詳しく説明されているので解き方のポイントを学ぶことができ、最近の問題傾向を知ることもできます。

リスニング・二次試験の音声は、類似製品である「2018年度版英検準2級過去6回全問題集CD」に収録されていますので、合わせて購入して、リスニング・二次試験対策を行いましょう。

感想・レビュー

実際のテストの予行演習に最適です。数多くの問題を解くことができたので、試験対策にとても役に立ちました。

準2級対策には、この一冊がおすすめです。

まとめ

英検準2級は、3級以上の級に比べると合格率が低い難しい試験です。
しかし、しっかりと対策を行い、万全の態勢でのぞめば、きっと合格することができます。

ここで紹介されている方法の中から自分に合った学習法を見つけ出し、がんばって勉強を行いましょう。

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