TOEIC 700点
TOEIC700点を取りたいけれど、どうすれば取れるの?

と疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

ここまで、勉強を頑張ってきたけれど、これ以上何をしていいかわからない!となってしまう人も多いようですね。

そこで、このページではTOEIC700点を取るための効果的な勉強法をお伝えしています。
また、おすすめの教材や700点取得のメリットについても詳しく解説しています。
これを読めば、きっとあなたもTOEIC700点が取得できるはず。
ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC700点を目指すために最適な教材・サービス

TOEIC700点を取得するにあたって、まずどんな教材を使って勉強するかは、とても重要です。
そこでまずは、筆者のおすすめサービスを紹介します。

アルクのTOEICテスト通信講座 –700点完全攻略コース–

アルク
アルクのTOEICテスト通信講座はTOEIC対策スクールに通う時間や費用の余裕はないものの、ある程度ペースをつかみながら学習を進めたいという方にぴったりの教材です。

目標スコアに合わせてペースの調整が可能な学習カリキュラムになっており、質問システムもあるため「完全独学は難しいので、ある程度サポートが欲しい」という場合にはうってつけの教材です。

スタディサプリイングリッシュ(TOEIC対策コース)

 スタディサプリイングリッシュ
スタディサプリイングリッシュが提供しているTOEIC対策コースは、スマートフォンで単語も演習も解説まで勉強できるサービスで、いつでもどこでもすぐにTOEICの勉強ができるのがポイントです。

学習時間管理機能もついており、学習した分は見やすくチェックできるようになっているので、モチベーションを保つのが難しいという方にもおすすめです。

スタディサプリイングリッシュ(TOEIC対策パーソナルコーチプラン)

スタディサプリイングリッシュ
TOEIC対策パーソナルコーチプランは上記のTOEIC対策コースにオンラインでコーチがついてくれるプラン。
先ほどの「TOEIC対策コース」に比べて、料金は高いですが、急いでスコアをアップさせたいという人にはおすすめです。

個別の学習プランを用意したうえで、そのプランにあった課題が毎週届くので、「自分一人で勉強を続けるのはモチベーションを保つのが大変」という方でも続けられるようになっています。

レアジョブ

レアジョブ
レアジョブはオンライン英会話の先駆けで、格安で英会話レッスンが受けられるサービスです。
25分のレッスンを毎日受講しても月5800円となっており、さまざまなジャンルの教材で英会話を学ぶことができます。

TOEIC対策としては、初級と中級の教材が用意されており、中級はスコア600点台~800点台の方がさらなる英語力アップを目指す内容となっています。

TOEICの試験対策だけでなく、英会話もあわせてマスターしたいという方におすすめです。

TOEIC700点はどれぐらいのレベル?

日本人のTOEICの点数としては、かなり上位にあたるTOEIC700点。
実際のところ、どれぐらいのレベルにあたるのでしょうか。

まずTOEIC700点を取得できるのは、全体の30%程度であるといわれています。
また700点から795点を取得する割合は約15%であるといわれており、700点代の点数を取得できれば、日本人全体で上位3割程度という上位にランクインできるようになります。

またTOEICが定めているレベルでは470点から730点までがCレベルとされ、「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」とされています。

その上位にあたるBレベルは730点から860点になっていますが、「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」とされており、転職や海外での勤務でも有利になる得点になってきます。

TOEIC700点を取るための英語力

では実際にTOEIC700点を取得するための英語力は、どの程度と踏まえておけばいいのでしょうか。

リスニング

TOEICのリスニングテストはPart1からPart4までとなっており、それぞれ出題形式が異なります。
Part1やPart2は写真に適した訳文を選ぶというものであったり、聞き取る訳文も短文であったりとさほど難易度は高くないので、全問正解する必要が出てきます。

その一方でPart3やPart4は長文を聞き取らなくてはならず、難易度は高いものの、この長文リスニング問題で正解することができれば、かなりのスコアアップが見込めます。

そうした意味でも「長文を聞き続ける力」を身に付けられるかどうかが700点突破のカギとなってくるでしょう。

リーディング

リーディングにおいては、やはり最初のPart5は短文穴埋め問題でここは全問題正解したいところです。
かつPart7の長文読解問題はリーディングセクションの過半数を占めるため、ここで同程度の正答数を出す必要があります。

しかしここでリスニングを解いたうえで、Part7も正答率を維持するのはなかなか大変です。
そのため「長文を時間内に読み切る力」を付けることが目標といえるでしょう。

TOEIC700点を取るための効果的な勉強法&コツ

リスニングとリーディングの具体的な目標がわかったところで、次はパートごとの攻略法について確認して聞きましょう。

Part1の勉強法&コツ

Part1は写真描写問題です。
問題用紙に記載された写真を見て、最も適切に表す選択肢を選びます。

リスニングセクションの中では難易度が低いPart1ですが、そのなかでも風景のみが写された問題は難易度が高く、得点差がつきやすい問題です。

選択肢が放送されたら、主語を聞き取り、写真のどの部分にその主体が表現されているのかを注意深く見て問題を解くのがポイントです。
そのような練習を日頃からしておくといいでしょう。

Part2の勉強法&コツ

Part2は応答問題です。
短い英語の文章を聞いた後、その返答としてもっとも自然な選択肢を選びます。
特に得点差がつきやすいのは、最初に放送されるのが疑問文でない場合です。

疑問文であれば次の答えも予想しやすいのですが、疑問文でない場合放送された文章を全体で理解しなくては選択肢を絞ることができません。
こうした問題に慣れておくことが得点を挙げるポイントになります。

Part3の勉強法&コツ

Part3は会話問題です。
まず長文を聞き、内容に関する設問に答える形式です。

この問題のポイントは、設問文を先読みしておくことです。
設問を先にチェックしておけば、何に注意して問題を解けばいいのかはっきりしますし、その分正答率も高くなります。

Part4の勉強法&コツ

Part4は説明文問題です。
Part3のようにまず長文を聞き、内容に関する問題に答えます。10の説明文に3つの設問があるので、Part4全体で30問解くことになり、かなりの集中力が必要になります。

こちらでもまず設問を先読みし、注意して聞くべき項目を事前にチェックしておくようにしましょう。またPart4は

  • 電話メッセージ
  • 会議
  • アナウンスメント
  • 放送

といったジャンルがよく出題されるので、問題集などで形式に慣れておくとより解きやすくなりますよ。

Part5の勉強法&コツ

Part5は短文穴埋め問題です。
問題文は短いものの、英文法の基礎知識が幅広く問われるため、文法に不安のある方は総復習しておく必要があるでしょう。

ただよく出題される形式はワンパターンなので、問題集などで反復練習すれば、自信をもって答えられる問題が増えてきますよ。

Part6の勉強法&コツ

Part6は長文穴埋め問題です。長文の中に4つの空白があり、文法的にも意味的にももっとも適した選択肢を選ぶ形式の問題になります。

出題は設問のみをチェックすれば解答できるものもありますが、ほとんどが文章の前後をチェックしていないとわからない問題になっています。

そのため設問をチェックしたうえで前後の内容をすぐに把握できる力が必要になります。

Part7の勉強法&コツ

Part7は長文読解問題です。TOEICの中でも英文量が多く、かつレベルも高いため、ここでどれだけ正答できるかどうかがカギになります。

ここでもまず設問からチェックするようにしましょう。
何を聞かれているのかをチェックしたうえで、長文を斜め読みしていき、該当する部分を探していきます。
該当する部分があれば設問との一致を確認し、ダブルチェックを行ったうえで正解の選択肢を選んでいきます。

Part7はTOEICの最後の問題であり、かつ英文量も多いため、集中力との戦いになります。
すべて読もうとせず、該当する部分を重点的に読むようにして、全問に取り掛かれる余裕を持てるようにしましょう。

TOEIC700点を取るためのおすすめ問題集

TOEIC700点というと、かなりの上位スコアになるため「どの問題集を選べばいいのかわからない」という方も多いと思います。

以下はそんな方におすすめの問題集です。
ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC公式問題集

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
Educational Testing Service
国際ビジネスコミュニケーション協会

何といっても外せないのが公式問題集です。
本番試験と同じ200問が2回分収録されており、本番と同じレベルの難易度、形式で問題を解けるので、今の自分のレベルのチェックや総仕上げには欠かせません。

TOEICテスト スーパー英単語

CD-ROM付 新装版 TOEIC(R)テスト スーパー英単語
ロバート ヒルキ, 小石 裕子, ヒロ 前田, 白野 伊津夫, ポール ワーデン
アルク

TOEICはビジネスや一般会話を主とした試験であるため、出題される単語はかなり限られてきます。
そのため出題される単語をある程度把握しておけば、設問や長文を確認する際にかなりハードルが低くなります。

本書はTOEIC試験によく出題される語彙をまとめた単語帳であり、3,000語が収録されています。
重要度順に英単語が並んでいるので、やればやるほど問題が解きやすくなりますし、700点レベルであればこの一冊でカバーできるので、しっかりマスターしておきたい一冊です。

はじめての 新TOEIC テスト 全パート総合対策

本書はTOEICのパートごとの攻略ポイントを解説した参考書です。
問題のどこを見れば正解できるのか、放送のどこを聞き取れば正解できるのか具体的なポイントを解説してくれているので、実践的な力を付けることができます。

また矢印や線をカラーでわかりやすくしているので、一目で解法がわかるのも大きな魅力です。

TOEIC700点取得のメリット

晴れてTOEIC700点を取得した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

まず700点を超えると海外出張や出向要因として考えられるようになります。
そのため海外での勤務を考えている方にとっては、必ず獲得したい点数といえるでしょう。

また転職を考えている場合は、TOEIC700点を超えると大手企業や外資系企業からスカウトのメールが届くようになるので、より転職を優位に進められるようになります。

こうした点からも国内外問わず、よりスキルアップした仕事に就きたい場合に強い味方になってくれるのがTOEIC700点であるといえるでしょう。

おわりに

TOEIC700点というと、かなりの高得点で「自分では無理」と考えてしまう方も多いかもしれません。
しかしパートごとの解答法をマスターしたり、TOEICに出題されやすい単語をチェックしたりしておけば、取得が見えてくる点数でもあります。

また700点を取得すれば海外勤務や出向などのチャンスも増えてきます。
もしキャリアチェンジを考えている場合は、まず700点を目指して学習をはじめてみてはいかがでしょうか。

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