英検 リスニング
英検に必須のリスニングですが、苦手な方も多いようです。
しかし、ちょっとしたコツをつかめば、高得点が取れる可能性も十分にあります。
今回は、英検リスニングで点数を取るコツや勉強法などについて、徹底的に解説します。

目次

英検で必須のリスニング!高得点を狙うコツは?

問題の先読みが重要

英検だけに限らず全てのリスニング試験で重要なのが、問題文の先読みです。
先読みとは、スクリプトが読まれる前に、自分で問題文や選択肢に目を通しておくという方法です。
なぜこれが重要なのかというと、英検ではほとんどの場合、問題文は一度しか読まれないからです。
たとえ、そこそこの英語力があったとしても、問題文を読まずに音声だけで正しい解答を導くのはとても困難です。
なので、問題文や選択肢を事前に読んで、これから何について話すのか、何が問われるのかといったことを想定しておくことが重要になってきます。
問題のパート毎に問題についての説明のアナウンスが入るので、その時間を有効的に活用し、問題の内容を事前に把握しておきましょう。

メモをとろう

英検はTOEICとは違って、リスニング中にメモを取ることが許されています。
この好機を逃す手はありません。
どれだけ英語ができたとしても、流れた内容をきちんと覚えていなければ正しい解答を選ぶことはできません。

そこで、リスニング中、いかにメモを上手く取るかが高得点獲得へのキーとなってきます。
しかし、いくらメモを取っても良いからと言って、なんでもかんでも書きとめていたら時間が無くなってしまいますし、流れてくる英文を聞き逃してしまいます。
繰り返しになりますが、英文は一度しか話されません。
聞き逃すと後戻りはできないのです。

なので、英文が流れている時にはできるだけ英文に集中するようにしましょう。
また、メモを素早くとるには、単語をそのまま全部書いていてはいけません。
例えばenvironmentという単語が重要だと思って、そのまま書いていてはかなりの時間をロスしてしまいます。

なので、長い単語をメモする際にはenvのように省略した形で書き留めておきましょう。自分が見て分かりさえすればよいので、できるだけコンパクトにまとめましょう。

分からない問題に執着しない

リスニングは時間との勝負です。
英検のリスニング一問に費やされる時間は約十秒しかありません。
その上、英文が読まれるのは一度限りです。
分からない問題にいつまでも時間をかけていては、次の問題文が読まれてしまいます。
そうなってしまっては、せっかく解ける問題も、聞き逃してしまうことになりかねません。

先に述べた通り、問題を先読みし、問題に備えることが何より重要なのです。
このリズムをいかに崩さず解いていくかが最も重要なので、分からない問題があった時には潔く諦めて、適当な選択肢を選んで解答しておきましょう。
リズムを保ち、問題に執着しない。
これがカギです。

レベル別アドバイス!英検リスニング突破法!

二級までの難易度は比較的低め?

二級までのリスニングでは、話される英語はとてもゆっくり目で、聞き取りやすいものです。
また、専門の知識もこれといって必要なく、内容も日常的なものが多めです。
二級は、高校卒業レベルの英語力が求められるので、文法、単語、問題のパターンをきちんと把握していれば安心して試験に臨めるでしょう。

準一級からが山

準一級のリスニングから難易度は上がってきます。
専門的な内容に加え、一般的な語彙力も幅広く求められます。
その上、リスニングで理解する力も求められるようになります。
とはいえ、話される英語は比較的ゆっくりで、そこまで気負う必要はないかと思います。

ただ、英語を聞いて、いちいち日本語に訳して理解していては時間が無くなってしまいます。
なので、頭の中から一切の日本語を排除し、英語で理解する練習が必要です。
英語を聞いてそのまま英語で解釈できれば、時間を大幅に節約できます。

一級ではスピーキング>リスニング!

準一級では、一次試験の方が二次試験よりも難しいと言われていますが、一級では二次試験の方が断然難易度は上がります。

リスニングだけの練習よりも、スピーキングのトレーニングを積むことが大事になってきます。
インプットしたものをそのままにしておくのではなく、アウトプットする力をつけましょう。

三級のポイントは?

三級では中学校卒業程度お英語力が求められ、ここから二次試験が加わります。
なので、リスニングだけでなく、話す力が求められる試験となります。

とはいえ、そこまで難しい語彙は必要ではなく、日常生活でよく使う表現や、頻出の単語、フレーズが中心なので、基本的な中学英語の文法、単語を押さえておけばまず大丈夫です。
リスニングも、問題によっては二回繰り返されるものもあるので、そこまで構える必要はないでしょう。

四級のポイントは?

四級では中学二年生までの内容が問われます。
単語数は約千三百語。
文法は時制に関する問題、不定詞、動名詞、比較表現を中心に押さえておきましょう。
まだ英語に慣れておらず、不安を感じているのであれば、試験の一か月程前から英語音声を聞いて、耳を鳴らしておくのが良いでしょう。

五級のポイントは?

五級では約六百語の単語が出題されますが、必ずしも中学一年生の学習内容と一致するわけではないので、少し進んだ勉強をしておく必要があります。
英語が苦手で、あまり慣れていないのであれば、日常的に勉強し、英語に対する抵抗をなくす必要があります。
動詞、疑問詞、時制、前置詞などの文法を中心に勉強しておきましょう。

英検リスニングの解答時間は?短時間で解くには?

前述の通り、リスニング問題一問に費やすことのできる時間は約十秒で、非常に短いです。なので、できるだけ速く一問一問解いていかなければなりません。
そのためのテクニックの一つとして、与えられた選択肢から問題文の内容を予測するというものがあります。
例えば、”What was the problem?”と問われていれば、これから流れてくる会話の中で、何かしらのトラブルについて話すのだなと見当をつけることができます。
また、理由を問われている問題だったなら、流れてくるパッセージの中で理由を表すbecauseやdue toなどの、理由を表す語に集中できます。
そうすることで余計な部分は聞かずに、重要な箇所だけをピックアップすることができます。

英検のリスニングで集中力を保つには?

本番で集中力を持続させるには、普段の勉強に対する姿勢が重要になってきます。
人間はどんなにしんどくても続けていけば慣れることのできる生き物です。
なので、過去問などを解く時に、時間配分や机の上の状態などを、できるだけ本番に近づけ、臨むことを習慣付ける必要があります。
練習で集中を持続させ続けることができれば本番でも同様に集中できるでしょう。

リスニングができない人へのアドバイス!リスニングを克服するための勉強法は?

英検 リスニング
帰国子女や特別な環境で育ってきた人以外には、英語のリスニングはとても難しく感じます。

単語の綴りや意味は分かっているのに、音声になった瞬間聞き取れず、理解ができない…。そんな方も少なくないかと思います。
そこで、リスニング克服のための勉強のやり方、おススメのコツなどを紹介していきます。

リスニングは長期戦

単純な単語や熟語の暗記などとは違って、リスニングは上達に時間がかかります。
手早くリスニング力を伸ばしたいとまどろっこしく感じてしまう人も多いでしょうが、毎日コツコツ続ける以外に道はありません。

それは、英語が単純に受験科目の一つではなく、れっきとした一つの言語であることを理解していればわかることなのですが、このことを軽んじている人があまりに多いのです。

我々日本人が、世界的に見ても習得が難しいとされる日本語を難なく使いこなせているのは、生まれた時から日本語に囲まれた環境で、長い時間をかけて育ってきたからなのです。

同様に、英語も一朝一夕にマスターできるものではありません。
毎日少しずつ積み上げていけばおのずと上達していくので、焦らず地に足をつけて勉強していきましょう。

音+文字で英語音声に慣れる

リスニングの練習として最も効果的な方法の一つとして、トランスクリプトを目で追いながら音声を聞く、というものがあります。
初めの内はただ音声を聞いて、英文を目で追うだけで大丈夫です。
無理に理解しようとしなくても構いません。
この練習の目的は、英語音声とそのスピードに慣れること、単語とその音を一致させることにあります。
なので、内容を理解するのはもう少し慣れてきてからで大丈夫です。

シャドーイングでインプットとアウトプットの練習

この練習に少し慣れてくれば、次は音声が流れるのと同時に英語を口に出しましょう。
この時、スクリプトを見ながらでも十分練習になります。
要は耳からインプットしたものを読んでアウトプットする練習です。
また、スピーカーの英語を真似することで、正しい英語の発音、抑揚、リズムが上達します。
慣れてくればスクリプトなしで音声だけについていきましょう。

TOEICのリスニングを練習台に

英検のリスニングに比べると、TOEICのリスニングは問題数も情報量も多く、より速く問題を解いていく必要があります。
また、英検と違い、TOEICのリスニングではメモは取れません。
なので、TOEICの問題量とスピードに慣れることができれば、英検のリスニングにさほど抵抗は感じなくなるかと思います。

少ない時間内に素早い情報処理能力が求められるTOEICのリスニングは良い練習になることでしょう。

英検のリスニング対策にディクテーションやシャドーイングは効果ある?

先に述べた通り、シャドーイングとは、流れてくる英語音声と同時に英語を読むことです。この方法以外にも、ディクテーションというものがあります。
Dictationという単語は「書き取り」という意味があり、その名の通り英語を聞いてそれを書き取るという練習方法です。

ディクテーションを行うことで、聞こえてくる英語と自分の知っているものが一致しているかどうかが確認できます。

日本語にはいわゆるカタカナ英語(キーホルダーやホッチキスなど)が数多く存在しますが、このカタカナ英語と実際使われている英語が違うということも知ることができるので、リスニングのみならず、語彙力アップにもつながります。

とはいえ、注意してもらいたいのは、ディクテーションばかりやっていてもなかなか上手くリスニング力は上がらないということです。

アスリートでも、筋トレばかりしていては全く意味がないですよね。
それと同じことです。
このディクテーションという方法は、確かに効果的ではありますが、特に単語を聞き取ることに焦点を当てた勉強方法なのです。

リスニングで大事なのは、特定の単語を聞き取ることではなく、文章全体で何が話されているかを理解することなのです。
なので、リスニングの勉強をする際には、ディクテーションだけでなく色々な方法を組み合わせて行いましょう。

英検リスニングの合格点は?

級にもよりますが、大体60~70%ほど正解していれば合格の目安になりますが、この数字を超えたからと言って必ずしも合格できるわけではありません。
英検ではリスニングと筆記試験両方の得点を合わせて合否の判断を行うので、リスニングが悪くても筆記試験で挽回することは可能です。

英検リスニングのスピードはどれくらい?

英検でのリスニング音声は、TOEICのものと比べると比較的ゆっくりで解きやすいものになっており、それは準一級以上でも同じことです。
普段から過去問の音源などを聞いてスピード感をつかんでおくといいでしょう。

英検のリスニングはアメリカ英語?イギリス英語?

英検で使われる英語は基本的に、我々日本人になじみのあるアメリカ英語ですが、時折イギリス英語の表現が見受けられます。

リスニングにイギリス英語が使われるのは準一級以上で、二級以下にはイギリス英語は含まれません。
なお、イギリス英語が用いられているからと言って、アメリカ英語との違いに関する知識などは問われることはなく、社会的、一般的な教養分野が問われるので、そこまで英語の違いに敏感になる必要はありません。

英検リスニングの過去問・音源の入手法!ダウンロードできるサイトはある?

英検のホームページにアクセスすれば、リスニングだけでなく、筆記試験の過去問もダウンロードすることができます。
また、YouTubeにもたくさん練習問題がアップされているので、練習にはもってこいです。

英検のリスニングで、ヘッドホン・イヤホンは利用できるの?

英検のリスニングはTOEIC同様、室内放送を使って行われるので、イヤフォン、ヘッドフォンなどは使いません。
なので、過去問などを解く際にも本番同様、イヤフォンを使わず、スピーカーで解く練習をして慣れておきましょう。

英検でのリスニング得点配分

気になる英検でのリスニング特典配分ですが、急によって違っています。
詳細は以下の通りです。

五級

リーディング 425点
リスニング 425点
合計 850点

四級

リーディング 500点
リスニング 500点
合計 1000点

三級

リーディング 550点
リスニング 550点
合計 1100点

準二級

リーディング 600点
リスニング 600点
合計 1200点

二級

リーディング 650点
ライティング 650点
リスニング 650点
合計 1950点

準一級

リーディング 750点
ライティング 750点
リスニング 750点
合計 2250点

一級

リーディング 850点
ライティング 850点
リスニング 850点
合計 2550点

まとめ

今回は、英検リスニングのコツや勉強法についてご紹介しました。
基本的に、英検を突破するには、日ごろから英語音声を聞いて、コツコツとリスニング力をアップすることが必要となります。
今回ご紹介したコツも意識しながら、英検に向けて効率的に勉強してみてくださいね。

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