オンライン英会話 アメリカ人
オンライン英会話ではいろいろな国籍の講師からレッスンを受けることができますが、日本人がイメージする典型的なきれいな英語を学びたいのであれば、アメリカ人講師のレッスンを受けることがポイントです。

そこで今回は、アメリカ人講師からレッスンを受けることのメリットやアメリカ人講師を採用しているオンライン英会話を紹介していきます。

アメリカ人講師のメリット

アメリカ人講師からレッスンを受けることの最大のメリットは、ネイティブの英語を学ぶことができるということです。

アメリカ人講師からは発音、アクセント、リズム、ボキャブラリー、文法の正確さ、表現の自然さなどを身に付けることができ、実際にアメリカで使われている本物の英語に慣れることができます。

アメリカ人講師からは具体的には、以下のような効果を期待することができます。

早い英語に慣れることができる

ある程度の英語力を身に付けていても、実際にネイティブと話していると、早すぎて何を言っているか聞き取れないことが良くあります。

通常のリスニングの練習等に使用しているCDなどは1つ1つの音がはっきりとしており、聞き取りやすいよう比較的ゆっくりと話してくれています。

そして、オンライン英会話のフィリピン人講師も、聞き取りやすいスピードで話してくれるので、日本人でも大抵何を言っているか聞き取ることができます。

しかし、実際にネイティブと話してみると、速いスピードで多くのことを話すので、何を言っているか全く理解できないこともよくあります。

このネイティブの英語を理解できるようになるには、とにかくたくさん聞いて慣れるしか方法はありません。

アメリカ人とのマンツーマンレッスンでは、何度も繰り返し言ってもらうことを可能ですし、スピードも徐々に速めてもらうなど調整しながら練習することができます。

また、きれいな発音を繰り返し聞くことで、自分も同じような速さでわかりやすい英語を喋れるようになっていく点もメリットと言えます。

ネイティブの発音が学べる

ネイティブの英語の発音にはいくつかのルールがあります。

まず1つ目はリンキングといわれるもので、単語と単語をくっつけて発音することを言います。
例えば、”get it”というときに日本人は「ゲット イット」といいますが、ネイティブは「ゲディッド」というように”t”と“i”を組み合わせて発音します。

次に、ネイティブは文章の中で、いくつかの音を発音しません。
例えば、”I bought this bag on the Internet.”この文章の中でネイティブは”bought”の”t”や “bag”の”g”等は発音しない、もしくは非常に弱い音になります。

次に一定の単語と単語が組み合わさった際に発音が変わるということです。
“I want to know.”という文章では、“I wanna know”、”What are you talking about?”では、”Whacha talking about?”などのように変化します。

これはリンキングよりももっと音が崩れたもので、慣用化しています。
最後にネイティブは、文中の重要な音を強く発音する傾向があります。
そのため、文章の中に強弱や独特なリズムが生まれます。

このようにネイティブが実際に英語を発音する時には多くの特徴があり、これらは学校の授業では教えられません。

しかし、これらを知らないとアメリカ人の英語をうまく聞き取ることができません。
そのため、実際にアメリカ人講師のネイティブと話すことで、慣れていくしかありません。

慣用表現を覚えることができる

日本人がネイティブの英語を理解するができない理由の1つが、慣用語いわゆるスラングに関する知識が足りていないということです。

日本の英語教育の中でも熟語などを学びますが、ネイティブはそれらをあまり使用せずに、もっと慣用的な表現を使用します。

例えば、「時間を無駄にする」という表現ですが、日本では”waste time”と教えられることがほとんどでしょう。

しかし、ネイティブはその表現を使わずに”goof off”を使用します。
その他にも”How are you?”の代わりに”sup”という同意味の表現を使うなど、日本にいると聞かない表現が多くあります。

しかし、こういった慣用表現を知っておかないと、ネイティブの会話についていくことができずに、聞き取ることができても意味が理解できない、ということになります。

アメリカ人講師とのフリートークレッスンなどを受ければ、こういう慣用表現を聞く機会も増えますし、少しずつ知識を身に付けていくことができます。

また、最近若者の間ではやっている言葉などの辞書には載っていないアメリカの造語なども学ぶことができるでしょう。

文化を学ぶことができる

アメリカ人講師とのレッスンの中ではアメリカの文化についても聞くことができるでしょう。

アメリカ人との付き合い方や失礼な発言など、アメリカ人との交流を持つにあたって知っておくべきことをアメリカ人講師からは教えてもらうことができます。

特にこれらの知識は、ビジネスのシーンで役に立つでしょう。
アメリカと日本では上司との付き合い方は大きく異なりますし、新人であっても積極的な発言が求められます。

日本と同じ勤務態度でいると、おとなしい、やる気がない、と評価をされてしまうこともあり、アメリカでは全く評価されないこともあるでしょう。

アメリカ人講師からは、そういったアメリカでの職場環境なども学ぶことができ、これから海外出張や駐在を控えている人にとっては大いに役に立つはずです。

特にビジネス経験が豊富なアメリカ人講師からは、プレゼンテーションや商談の仕方などの実践的なビジネススキルも学ぶことができます。

アメリカ国内でも訛りがある?講師選びは出身地にも注目

一概にアメリカといっても、日本と同じようにアメリカにも訛りがあります。

同じ日本語でも出身地が違うと言葉を理解できないこともあるように、アメリカでも訛りが強い地域だと、何を言っているか理解できないこともあるようです。

そのため、アメリカ人講師を選ぶ際には、出身地にも注意をしつつ、どんな英語を話すのかを講師選びの基準にすることが重要です。

以下は代表的なアメリカの訛りが強い地域です。

東海岸(ニューヨーク、ボストン、ワシントンDCなど)

東海岸はイギリス植民地時代の影響を受けていることもあり、少しだけイギリス英語に近いのが特徴です。

そして、東海岸を代表するニューヨークは、特にアクセントが強いことでも有名です。テレビドラマや映画からもわかるように、ニューヨークで話されている英語はとにかく早いのが特徴です。

そして、舌を巻いて発音する音が多くあるため、さらに聞き取りにくくなっています。
実際に使われている単語も、教科書で習う単語では補えないことがほとんどで、実際に住んで1つずつ覚えていくしかないでしょう。

このような訛りの強い東海岸の英語は、同じアメリカ人でも理解できないことがあるようです。

そのため、ニューヨークへの留学や出張、駐在が決まっている場合などは、アメリカ人講師の中でも特に東海岸出身の講師を選択する必要があります。

中部(シカゴ、ミネアポリス、ネブラスカ州など)

アメリカ中部というとそこまで知名度の高い都市は集まっていませんが、この地域の英語がアメリカ英語の標準といわれることもあります。
そして、一般的にアメリカ国内でも訛りが少ない地域とされています。

そのため、この地域であれば、上記で紹介したつながる音や変化する音などアメリカ英語の基本的な特徴をつかんでおけば、問題なくコミュニケーションをとることができるでしょう。

癖のないアメリカ英語を学びたい場合は、この地域からの講師がおすすめです。

南部(テキサス州、ルイジアナ州など)

アメリカ国内でも特にアクセントが強い地域として知られているのが南部です。
特にテキサスの英語は訛りが強いとして有名です。

アメリカ南部の英語の特徴は母音を引っ張り鼻にかかった発音です。具体的にはどういう発音かというと、「ペン(pen)」は「ピエン」、「ポリス(police)」は「ポウリース」のように母音が長く発音され、柔らかい音になります。

これらの英語はアメリカ人でも聞き取りにくく、政治家などがこの強い訛りを話しているとネガティブな印象を与えることもあるようです。

また、南部を代表する表現として知られているのが、「you all」を意味する「y’ all(ヨール)」です。

これは複数の人を呼ぶ時に使われる表現ですが、親しみを持って使われることが多く、南部に行く際には知っておきたい表現の1つです。

このようにアメリカ南部で使われる英語は発音に大きな特徴があるので、この地域に行く場合には、事前に耳を鳴らしておく必要があります。

その他の独特な英語

African American、いわゆる黒人も独特な英語を話します。
African Americanの中でも特にラップを聞く人は造語を使うことが多く、日常的に私たちが使うことのない表現を多く使います。

また、African Americanの英語は時制も独特なものを使っており、単に語尾に”ed”を付けるよりもずっと複雑なルールが決められています。

こういった英語は主にAfrican American同士での会話で使われるので日本人である私たちは知っておく必要はほとんどないですが、ラップに興味がある人なども軽く触れてみるのも面白いでしょう。

また、アメリカの中でもフロリダなど、スペイン語圏に近いエリアに住んでいる人の中には、スペイン語訛りの英語を話す人もいます。

こういった英語はカタカナ英語に少し近く、”r”の発音に大きな違いがあります。

アメリカ人講師がいるオンライン英会話

オンライン英会話の中ではフィリピン人講師を採用しているところがほとんどですが、以下のオンライン英会話では、アメリカ人講師も採用しています。

アメリカ人講師などネイティブ講師のレッスンになると、料金プランが異なる場合もあるので、事前によく確認をしておくことが重要です。

エイゴックス

エイゴックスでは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどのネイティブ講師の他に、日本人バイリンガル講師、フィリピン人講師を採用しています。

コースはフリートーク、テキストを使ったレッスンの2種類と大まかに設定されているので、レッスン内容は自由にカスタマイズすることが可能です。

テキストを使ったレッスンでは、NHKのテキストやニューヨークタイムズなどの英語のニュース、アメリカの人気ドラマなど、好きなものを選択してレッスンに使用することができます。

また、ネイティブからの評価が高いSIDE by SIDEシリーズを使ったレッスンを受けることも可能です。

エイゴックスではレッスンのキャンセルに関して少し厳しめのルールを設けており、24時間~1時間前のキャンセルだと、レッスン料の50%が自己負担となります。
そのため、レッスン予約をする際には、スケジュール管理により一層気を遣う必要があります。

また、エイゴックスはポイント制を導入していますが、ネイティブ講師、日本人バイリンガル講師のレッスンを受ける場合は、フィリピン人講師の5倍のポイントが必要になります。

レッスン体系 マンツーマンレッスン
レッスン時間 24時間、1レッスン25分
コース フリートーク
テキストを使ったレッスン
料金 ネイティブ講師/日本人バイリンガル講師:
1レッスン(25分) = 100ポイント
フィリピン人講師:
1レッスン(25分) = 20ポイント

毎月 100ポイント購入コース 1,000円
毎月 200ポイント購入コース 1,980円
毎月 400ポイント購入コース 3,900円

毎月2,800ポイント購入コース 23,200円
毎月5,600ポイント購入コース 39,200円

DMM英会話

DMM英会話は料金も比較的安く、豊富な国籍の講師がいることが特徴です。
講師の数は6,000人を超えており、アメリカ人に限らず、ヨーロッパからの講師も多いので、いろいろな英語に触れることができます。

そして、レッスンは7,000以上以上の無料のテキストを利用して進めることができるので、個人の目的に沿いつつレッスンを進めることができます。

人気の英語学習アプリ「iKnow」が無料で使いたい放題なので、いつでもどこでも好きな時にリスニングやディクテーションの練習をすることができます。

DMM英会話もエイゴックスと同じようにレッスン内容の自由度が高いので、好きな内容を学ぶことができます。

そして、アメリカ人講師のレッスンを受ける場合は、通常のプランではなくプラスネイティブプランを選択する必要があります。

レッスン体系 マンツーマン、1レッスン25分
レッスン時間 24時間
コース フリートーク
テキストを使ったレッスン
料金 スタンダードプラン(86ヵ国の講師):
毎日1レッスン25分 月額5,500円 
毎日2レッスン50分 月額9,200円 
毎日3レッスン75分 月額12,800円
プラスネイティブプラン(86ヵ国+ネイティブの講師):
毎日1レッスン25分 月額15,800円 
毎日2レッスン50分 月額31,200円 
毎日3レッスン75分 月額45,100円

ベストティーチャー

ベストティーチャーはアメリカ人がいるオンライン英会話の中でも特にビジネス英会話に力を入れており、ビジネス経験のあるネイティブ講師を採用しています。

そのため、ある程度の英語力をすでに持ち合わせている人や、高いレベルのビジネス英語を身に付けたいという人におすすめです。

また、レッスン以外にもWritingレッスンも提供しており、プレゼンや資料、英文メールを添削してもらうことができます。

資格対策のコースも充実しており、アメリカ人講師相手にリスニング練習をしたり、単語や文章の細かいニュアンスを学ぶにも最適です。

レッスン体系 マンツーマン
レッスン時間 24時間
コース 基本コース/TOEFL iBTコース/IELTSコース/
英検1級・準1級コース/GTEC CBTコース
料金 基本コース:月額9,800円
TOEFL iBTコース:月額16,200円
IELTSコース:月額16,200円
英検1級・準1級コース:月額15,120円
GTEC CBTコース:月額16,200円

EFイングリッシュライブ(旧名:English Town(イングリッシュタウン)

EFイングリッシュライブはアメリカ人講師を採用しているオンライン英会話の中でも安めの金額が設定されています。

そして、EFイングリッシュライブは世界120か国以上に生徒がいるため、グループレッスンを受講すれば、ネイティブ以外の英語にも触れることができます。

16段階のレベル分けでリスニング・ライティング・スピーキング・リーディングなど、総合的に英語力を向上させることもできます。
そして、通常のレッスン以外にもネイティブによる英文添削などのサービスも受けることができるのが特徴です。

レッスン体系 1レッスン40分のマンツーマンレッスン
1レッスン45分のグループレッスン
レッスン時間 24時間
コース TOEIC対策コース
TOEFL対策コース
ビジネス英語コース
料金 月額 6,900円
マンツーマンレッスン (40分・月4回)
グループレッスン (45分・月30回)

アメリカ英語はどう違う?特徴は?

アメリカ英語の最大の特徴はその独特な発音です。
よく比較されるイギリス英語との違いを例に挙げると、「t」や「o」の音が代表的です。

例えばアメリカ英語では、これらの音をそのまま発音しないことが良くあります。
”better”、”little”などの単語では、「t」の音がはっきりと発音されず、「ベラー」「リロー」のように「ラ」に近い発音になります。

そして、日本語でも日常的に使われている”hot”や”box”の発音も大きく異なります。
イギリス英語では日本語と同じように「ホット」「ボックス」とはっきりと発音されますが、アメリカ英語では、「ハット」「バックス」のように「オ」ではなく「ア」の音に変化します。

このようにアメリカ英語では、実際のアルファベットとは違う発音になることが多く、そのまま発音するだけでは通じないことが良くあります。
そのため、カタカナ英語に慣れてしまっている日本人には聞き取りにくいと感じがちです。

しかし、これに慣れておくと、ネイティブの話す英語がぐんと聞き取りやすくなるでしょう。

まとめ

ここまで説明してきたとおり、アメリカ人が話す英語には独特な特徴があり、それらはフィリピン人講師や他の国出身の講師からでは学ぶことができません。

そして、アメリカに留学、駐在など長期滞在の予定がある場合、そういったアメリカ人の英語にあらかじめ慣れておくかどうかで、生活へのなじみやすさが多く変わります。

オンライン英会話には、アメリカ人講師を採用しているところも多くあります。
そして、日常英会話からビジネス会話まで幅広く学ぶことができます。

さらにオンライン英会話では、講師も自由に選ぶことができるので、講師の出身地を考慮しつつ選ぶことができます。

アメリカ英語を学びたいのであれば、今回紹介したオンライン英会話をうまく活用するといいでしょう。