
TOEICで高得点を取るためには、問題になれることが重要です。そのため、TOEICの問題を無料でたくさん解きたい!という人は多いのではないでしょうか。
今回は、TOEICの問題がたくさん解ける無料サイトをご紹介します。
また、最新の問題傾向についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 無料でTOEICの問題が解けるサイトを紹介
- 1.1 1.英語学習お助けサイト
- 1.2 2.TOEICスコアアップナビ
- 1.3 3.ITトレメTOEIC(R)テスト過去問題一覧
- 1.4 4.Online TOEIC Practice
- 1.5 5.TOEIC頻出単語集
- 1.6 6.TOEIC(R)問題毎日トレーニング
- 1.7 7.The TOEIC Listening and Reading test
- 1.8 8.TOEICスコアップの教科書
- 1.9 9.英語.com
- 1.10 10.英語リスニング無料学習館
- 1.11 11.TOEIC公式ホームページ
- 1.12 12.TOEIC Incomplete Sentences
- 1.13 13.過去問.com
- 1.14 14.TOEICオンライン
- 1.15 15.アルク練習問題
- 1.16 16.English Test Net
- 1.17 EDUSYNCH
- 2 その他TOEIC対策におすすめのサイト
- 3 TOEIC 新形式の移行による問題の変化
- 4 TOEIC 問題を解く際のアドバイス
- 5 TOEIC対策におススメの参考書
- 6 無料アプリEnglish Radioで英語脳を鍛えよう
- 7 TOEICで大事なこと
- 8 まとめ
無料でTOEICの問題が解けるサイトを紹介
1.英語学習お助けサイト
このサイトには毎日更新されるミニテストが掲載されています。
毎日異なる問題を無料で受けることができるので、飽きずに色んな問題を解く練習ができます。
問題の中で頻繁に登場する単語や文法を集めたテストも充実しており、その場で問題の正誤が確認できます。
各問題には解説も付いているので、わかりやすいのもおすすめのポイントです。
シーン別に使える英会話特集なども充実しているので、ワンパターンな問題に飽きた人におススメできるサイトです。
2.TOEICスコアアップナビ
「TOEICスコアアップナビ」は、基礎的な文法の問題やその解説が掲載されたサイトで、基本的な文法事項について復習をしたい人に向いているサイトです。
文法の項目別に例題が載っているので、例えば、仮定法や比較級など、自分の苦手なところがわかっている人が、文法を勉強するのに特に役立ちます。
全項目を勉強すれば、TOEICの文法問題にかなり強くなれるはずです。
3.ITトレメTOEIC(R)テスト過去問題一覧
約200問の文法問題が網羅されていて、パート5の対策にはもってこいのサイトになっています。
カレンダー式になっているので、1日1問継続して解くのもいいですが、まとめて解いて、短時間でリズミカルに回答する練習をするのもおすすめです。
量をこなしたい人には、特に適しているでしょう。
4.Online TOEIC Practice
画像と一緒に音声によるリスニング問題が500問、リーディング問題が300問以上掲載されており解説も充実しているので、無料とは思えないクオリティです。
パートごとに問題が用意されているので、苦手な部分だけを強化することもできますし、全部のパートを解いて、点数アップを狙うのもいいでしょう。
5.TOEIC頻出単語集
難易度をそれぞれスコア別に変換して掲載しているサイトで、約5000単語を扱っています。
簡単なものから徐々に難易度を上げて、ボキャブラリーを確実に無理なく増やしていくことができます。
単語力に自信がない方には特におすすめです。
6.TOEIC(R)問題毎日トレーニング
英語教材で有名なアルクのサイトのワンコーナーです。
毎日日替わりで3問ずつ問題が出題され、サイトに無料登録すれば過去の問題も一部ですが使用できるようになります。
丁寧な解説も掲載されているので、確実に実力をつけていくことができると思います。
7.The TOEIC Listening and Reading test
このサイトはパート1から7までの全パートに対応していて、問題数がかなり多いのが特徴です。
実践的に問題を解いていくことができますので、毎日継続すれば必ず力がついていきます。
→The TOEIC Listening and Reading test
8.TOEICスコアップの教科書
このサイトには文法問題がなんと1000問以上も掲載されており、効率的に重要な頻出単語を覚えることができるTOEIC単語記憶術など学習に役立つコンテンツが多数用意されています。
音声も付いているのが嬉しいポイントです。
9.英語.com
このサイトでは、無料登録をすればTOEICの模擬試験を受けることができます。
模擬試験は実際の問題の半分で、リスニング、リーディング各50問ずつ、全部で100問の問題が用意されています。
実際のテストに慣れるにはもってこいのサイトです。
登録は、ニックネームとメールアドレスの入力だけで完了しますので、試してみてください。
10.英語リスニング無料学習館
リスニング力強化に特化した学習ができるサイトで、ディクテーションの練習ができます。
パート2のリスニング問題が100問あるほか、日本人が聞き分けにくいLとR、BとVの音の練習ができます。
11.TOEIC公式ホームページ
公式のホームページでは、サンプル問題がいくつか用意されていて、リスニングパート・リーディングパートの両方の形式を確認することができます。
さらに英語力を向上させる無料のコンテンツも多数用意されているので、本格的な対策をすることができます。
12.TOEIC Incomplete Sentences
このサイトでは、パート5の短文穴埋め問題だけを集中して解くことができます。
制限時間が設定されているので、本番さながらの緊張感をもって問題に取り組むことができます。
文法問題が苦手な人や克服したい人におすすめのサイトです。
13.過去問.com
「過去問.com」は、パート5と6を集中的に練習できるところが特徴です。
また、問題数が多く、たくさん解けば形式に慣れる練習になります。
問題を解く前のウォーミングアップにも最適ですよ。
14.TOEICオンライン
このサイトは初めてTOEICを受験する人におススメのサイトで、全パートの問題が用意されているので試験の雰囲気を味わうことができます。
また、TOEIC試験に向けた様々なアドバイスが掲載されており、何と全て無料で利用することができます。
初心者の人にはかなりおススメしたいサイトです。
15.アルク練習問題
英語学習者の間では比較的有名な企業のアルクが提供しているこのサイトには、TOEICの練習問題がいくつか掲載されており、特徴はその解説の分かりやすさで、まるで市販の参考書のような詳しさで解説してくれています。
16.English Test Net
このサイトの特徴は練習問題の量が非常に多いということです。
全パートのミニテストが合計10回受けることができ、写真問題は約600問、会話問題は約200問用意されています。
量をこなしてTOEICに慣れるには最適かと思います。
EDUSYNCH
TOEICの練習問題ができるスマホ用サービスです。
無料ですが、スコア予測レポートなども作成でき、機能性に優れています。
スマホ用なのでスキマ時間にも勉強したい方におすすめです。
その他TOEIC対策におすすめのサイト
1.YouTube
意外に思うかもしれませんが、YouTubeでもTOEIC問題の対策ができます。
リスニングだけでなくリーディングの問題も解くことができますが、注意してほしいのが、新形式に対応した問題はアップされていないということです。
普通の問題を解くのに飽きた方は、外国人講師がTOEICに関しての解説を行っている動画を観るのもいいかもしれません。英語で英語を学べば、一石二鳥です。
2.VOA
Voice Of Americaはアメリカの国際放送局で、世界各国のニュースを取り扱っています。
少し難しく聞こえるかも仕入れませんが、VOAにはゆっくりとした英語で話すLearning English というコーナーがあるので、初心者の方でも無理なく取り組むことができると思います。
TOEICだけではなく、普段のリスニング練習にも使えます。
→VOA
TOEIC 新形式の移行による問題の変化
TOEICの問題は、2016年5月から旧形式が廃止され、新形式に移行しました。
問題全体の試験時間、問題数に変わりはありませんが、簡単に変更点を纏めると「簡単な問題が減って難しい問題が増えた」ということになります。
旧式と新形式を比較するとこのようになります。
・旧形式
パート名 | 問題数 |
---|---|
1.写真描写問題 | 10 |
2.応答問題 | 30 |
3.会話問題 | 30(3問×10) |
4.説明文問題 | 30(3問×10) |
5.短文穴埋め問題 | 40 |
6.長文穴埋め問題 | 12(3問×4) |
7.シングル・ダブルパッセージ | 28 20 |
・新形式
パート名 | 問題数 |
---|---|
1.写真描写問題 | 6 |
2.応答問題 | 25 |
3.会話問題 | 39(3問×13) |
4.説明文問題 | 30(3問×10) |
5.短文穴埋め問題 | 30 |
6.長文穴埋め問題 | 16(4問×4) |
7.シングル・ダブルパッセージ | 29 25 |
この比較表からも分かる通り、簡単なリスニング問題や単純な文法問題が減り、複雑で難しい問題が増えました。
リスニングのパート1の写真描写問題が10問から6問に、パート2の応答問題が30問から25問に、パート5の短文穴埋め問題が40問から30問に減りました。
簡単な問題の数が減ったとなると、その分難しい問題が増えたことになります。
また、パート3の会話問題が30問から39問に、パート6の長文穴埋め問題が12問から16問に、パート7の長文読解問題が48問から54問に増加されました。
ただ単に文章に書かれている内容を読み、そのまま答えるような問題が減り、そのフレーズや単語が使われている文脈では何を差しているのか、どんな意味を持つのかなど、論理的な思考が必要になるような問題が増えました。
リスニングに関して言うと、旧形式のパート3の会話問題では、全ての会話が2人だけの会話で成り立っていましたが、新形式ではそれが3人の会話に変化しました。
また、今までにはなかった図や表などの視覚的な情報を使った問題も追加されています。
今までの問題とは違い、会話の内容を聞いてその文の意味を推測するような問題が増えたので、ただ聞いているだけで全て解けるというわけではなくなりました。
時間をかけずに解けるような問題が減り、複雑で時間のかかる問題が増えたことで、旧形式用の時間配分のまま新形式の問題に臨んでは、全く時間が足らないことになります。
新形式に臨む際には、事前に新形式の問題とその時間配分に十分慣れておく必要があります。
対策はどうすればいい?
問題全体で言うと、新形式は文章量が増え、小手先だけの知識で解けるような問題ではなく、より実践で使える英語力が必要になってくるような問題に変わりました。
その問題に慣れるためには、日常的に文章量の多い英文や音声などに日ごろから慣れておく必要があります。
文章をいかに速く正確に読み取ることができるか、いかに文章中の重要な単語を拾うことができるか、これが新形式の試験に臨むときにカギとなります。
ただ単に過去問を解くだけではなく、海外のニュースを聞いたり読んだりして、普段から長い文章に慣れておくのが良いでしょう。
TOEIC 問題を解く際のアドバイス
リスニング、リーディングに関わらずTOEICの問題を解く際には、何よりスピードが重要になってきます。
特にパート3,4では、音声を聞く前にまず問題文に目を通して問題全体の像を掴まなければ正確に解答することはできません。
一度詰まってしまえば次の問題の選択肢に目を通すことができなくなってしまいます。
なので、難しい問題に出会った時には、迷わず捨てる勇気が必要になります。
900点以上を目指すのであれば、一つの問題に固執するのではなく、いかに問題を解くリズムを保つことができるかが重要になってきます。
それはリーディングセクションでも同じことで、簡単な問題をいかに素早く解き、後半の難しく量の多い問題のために時間を節約できるかが、高得点を取るためのキーとなってきます。
難しい問題に出会ったらすぐに捨て、次の問題に取り掛かる。
これが両セクションで求められることです。
TOEIC対策におススメの参考書
まずは600点を目指して頑張りたい人向けの参考書
新TOEICテスト 直前の技術―スコアが上がりやすい順に学ぶ
TOEICは英語力に関わらず、慣れれば慣れるほど点数が上がる試験と言われており、英語がペラペラな人は、必ずしも900点以上取れるというわけではありません。
逆に、あまり英語が話せない人でも、コツさえ掴んで経験を積めば、誰でも高得点が取れるようになるのです。
そのTOEICの解き方を学ぶ時に便利なのが、この参考書です。
一度目を通しておくだけの価値はあると思いますよ。
1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急
この参考書はシリーズになっているので、知っている方もいるかと思います。
このバージョンは初心者にもやさしい内容になっていてしかもコンパクトなので、電車やバスなどでも気軽にサクッと勉強ができるので便利です。
TOEICテスト はじめて覚える英単語と英熟語
最頻出単語は1500単語も網羅しており、タイトルとは違ってかなり重要な単語を身に付けることができるテキストです。
必要なことだけを効率よく身に付けたい人におススメの1冊です。
600点~800点を目指す人におススメの参考書
はじめてでも600点越え!TOEICテスト全パート完全対策 新形式問題対応
600点を突破して730点を目指す人におススメの参考書です。
点数を上げるために抑えておくべきポイントを掴んで、高得点に向けて最も確実なルートで正解へたどり着ける実践的な内容になっています。
TOEIC L&Rテスト レベル別問題集 730点突破
730点の壁を超えることを目標にしている人におススメです。
1日10分24回分のテストがついているので、英語学習の習慣が身に付きます。
CDも付属しているので、リスニング対策も可能です。
TOEICテスト 新形式精選模試 リスニング・リーディング
ある程度TOEICに慣れてきたが、まだ少し苦手意識があるという人に向けた参考書になっています。
集中的に自分の苦手な分野の対策ができるのでおススメです。
無料アプリEnglish Radioで英語脳を鍛えよう
App Store・Google PlayではEnglish Radioというアプリを無料で提供しています。
このアプリでは、その名の通りBBCやVOAなど世界各国のラジオを聴くことができるのですが、それだけではなく世界中のユーザーとメッセージのやり取りをしたり、Twitterやインスタグラムのように、自分で書いたものを投稿したりすることもできます。
メインのユーザーは中国人が多く、学べる言語も英語だけではありません。
自分の興味のある言語を話せる人を見つければ、勉強を教えてくれるチャンスもあるかもしれません。
また、チャットを利用してIELTSやTOEFL IBTのスピーキング練習もできます。
無料で色々なことができますので、気になる方はぜひ一度試してみてください。
→English Radio(iPhone)
→English Radio(Android)
TOEICで大事なこと
TOEICで高得点を取るために重要なのは、先にも挙げた、リスニングの際には問題を先読みして問題に備えること、難しい問題に出会った時には迷わずに捨てて先に進み、問題を解くリズムを崩さないことです。
リーディングセクションでは、簡単な問題を素早く解き、後半の問題にできるだけ多くの時間を充てることです。
そのためには、日ごろから長い英文を読むこと、海外のニュースなどの音声スピードに慣れておくことが重要です。
練習の段階で比較的難しい英語に慣れ親しんでいれば、本番で慌てるようなことも少なくなります。
ですが、TOEICの問題に慣れることも忘れてはいけません。
TOEICで扱われるテーマは、ビジネス英語がほとんどで、専門的なアカデミックな内容などの知識は必要ありません。
なので、ボキャブラリーもビジネスに関するものを叩き込めば、問題に出てくる単語を恐れる必要はなくなるかと思います。
まとめ
上記に記した方法でなくとも、公式が発売しているTOEICの問題集を使えばより確実に本番に近い経験値を積むことができますが、問題なのはやはりお金ですよね。
公式の問題集は1冊3000円弱もするので、上で挙げた無料サイトで勉強できるには越したことはありません。
こういった無料のサイトを活用して効率的にスコアを伸ばしていってくださいね。
自分にぴったりな英語教材・勉強法を見つける
・英検
・英会話
・ビジネス英語
・旅行英会話
・TOEIC300点の方
・TOEIC400点の方
・TOEIC500点の方
・TOEIC600点の方
・リーディング
・スピーキング
・発音
・ライティング
・語彙力
・文法
TOEICの記事等、いつも参考にさせて頂いています。
TOEIC問題が解ける無料サイトまとめ、の記事ですがEdusynchというサイトが例題も豊富でとても優秀なのでぜひ追記してほしいです
https://edusynch.com/student
貴重なご意見をありがとうございます。
掲載させていただきました。