
TOEIC800点が取得できるといいな…そう考えている方は多いのでは?
しかし、いざ勉強するとなると、どう勉強すれば800点に到達するのかわからず、困ってしまいますよね。
そこで、今回はTOEIC800点を保持する筆者が、おすすめの勉強法についてお伝えします!
また、効果的に勉強できる教材や参考書もご紹介。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
TOEIC800点を目指す人におすすめの教材
まずは、教材選びで悩んでいる方ために、TOEICで800点以上を目指す人におススメの教材をご紹介します。
これからTOEICの勉強を始めようと思っている方や、今よりスコアを伸ばして800点を超えたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
アルクのTOEICテスト通信講座―完全攻略800点コース―
アルクは、英語学習者の中ではかなり有名で、人気のある会社です。
アルクには目標のスコア別にテキストが用意されているので、自分のレベルや目標に合った教材で無理なく勉強を進められるようになっています。
レベルは、細かく分かれていますが、800点を目指す人には「完全攻略800点コース」がおすすめです。
対策講座の学習だけで確実にスコアアップができるように、目標達成に必要な学習内容と時間を、順序立てて効率よく1日単位で用意してくれているので、カリキュラム通りに学習を進めれば、確実に目標を達成できるプログラムになっています。
これも、自分で勉強のプランを立てるのが苦手な人におすすめの講座になっています。
スタディサプリイングリッシュ(TOEIC対策コース)
スタディサプリにはTOEIC対策コースが用意されており、TOEICをこれから受けようと考えている方には良い対策になるかと思います。
自分に合った学習プランに沿ってプランが選べるので、無理なく短時間でスコアをアップすることができるのがスタディサプリの特徴です。
スタディサプリのテキストはアプリと連動しているので、アプリでレッスンを見てテキストでしっかり勉強ができるので、予備校で勉強しているかのような感覚で勉強ができます。
スタディサプリを使って、大幅にスコアをアップしている方もたくさんいるので、実績もばっちりですよ。
スタディサプリイングリッシュ(TOEIC対策パーソナルコーチプラン)
スタディサプリイングリッシュにはTOEIC対策パーソナルコーチプランというものがあり、目標スコアによって、短期集中の3ヶ月かじっくりコツコツの6ヶ月の学習期間を選ぶことができます。
申し込み後24時間以内に担当コーチが確定し、数日以内に学習プランを送ってくれます。
いつ、何を、どのように学習すればよいのかというのが明確にわかるので、独学に自信のない人にはかなり嬉しいサービスとなっています。
また、週毎に課題があったり、コーチとのチャットができたりするので、復習もばっちり行えますし、TOEICに関する疑問もいつでも解消できます。
7日間の無料体験もできますので、気になる方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
レアジョブ
レアジョブは英会話を身に付けるためのオンライン英会話スクールですが、TOEIC対策コースも用意されているので安心して対策ができます。
テキストも専用のものを使ってレッスンが進められるので、確実にスコアアップを狙うことができます。
月額料金が6,780円からとなっているので、経済的にも優しいかと思います。
1年でTOEIC900!分かる!解ける!英文法!
この教材はメール教材になっています。
作成者の鈴木さんにはメールで質問ができ、回答はとても丁寧です。
夜に質問すれば大体次の日には返事が返ってくるので、つまずくことなくスムーズに学習を進めていくことができます。
この教材は英文法の構造を理解することに重きを置いているので、文法の基礎を築いていくことができ、パート5・6の練習にもってこいかと思います。
TOEIC800点ってどれくらいのレベル?難易度は?
TOEICは990点満点の試験ですので、800点と聞くとかなり高得点で達成するのは難しいと感じる方も多いかもしれません。
英語学習初心者の方からすれば、TOEICで800点を超える人はかなり英語ができる人だと想像するのではないでしょうか。
ですが、英語学習上級者や帰国子女、海外で働いている人からすれば、800点では英語ができるという水準からは程遠いという意見もあるようです。
では、実際にTOEIC800点はどのくらいのレベル・難易度なのでしょうか。
TOEIC800点は実際、大学入試において難関国立、私立大学に一般入試で入った学生たちの中でも、特に英語が高いレベルにある学生が達成している水準だと言われています。
言わずと知れた難関大学である東京大学の、理系の大学院生の平均スコアは703点となっており、文系の院生でようやく800点に届くほどです。
こうしてみると、受験英語レベルで考えればTOEIC800点というのはかなりハイレベルにあることが分かります。
800点あるとどれくらい英語を使いこなせる?
一般的に皆さんが受けるTOEICの試験にはスピーキングのパートが無いので、英語で話す力に関しては一概には測れないのですが、リスニング・リーディングに関してはある程度のレベルは判断できます。
リスニングに関して言えば、基本的な聞き取り能力も備わっていて、スピードが遅ければあまりなじみのない話でも内容を理解できるかと思います。
自分の詳しい分野に関しては、テレビやラジオなどもそのまま聞いて全体の内容を理解できます。
TOEIC800点レベルのリーディング力は、高校で学ぶ英文法や英文読解といった基礎的な内容を確実に身に付けて理解できる水準にあり、英語の参考書に限らず英字新聞や洋書なども理解できる力があると一般的に言われています。
リーディングパートに出題される問題を的確かつスピーディーに読み解く程度の力はあると言われているので、インターネットなどで、英語で書かれた記事から自分の必要な情報を入手できるくらいの力はあるでしょう。
TOEIC800点を目指す人におすすめの参考書
キクタンTOEIC test score 800
これはTOEIC800点を目指す人向けに作られた英単語帳で、ハイスコアを目指すのに必要不可欠な難しい語句を学ぶことができます。
暗記に加え、CDも付属しているので、同時にリスニング力も鍛えることができます。
この単語帳で語彙力を上げ、ハイスコアを目指してください。
速読速聴・英単語 TOEIC TEST STANDARD 1800
これも単語帳なのですが、これがおススメなのには理由があります。
1つ目の理由は、単語を覚えやすいように工夫されているからです。
他の単語帳では、単語とその訳をただ羅列するだけで終わりということが多いのですが、この単語帳は英文の中に出てくる単語を覚えていくタイプの構成になっています。
英文で覚えることで、その単語の正しい使い方も学ぶことができます。
2つ目の理由が、TOEICのリーディングパートの対策ができるからです。
この単語帳にはTOEIC形式の英文が130本も収録されていて、十分な練習を積むことができます。
最後の理由は、リスニング対策もできるという点です。
リスニング音声にはカナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリアの4か国の英語が収録されているので、色々な英語に慣れることができるという点でも優れています。
TOEICテスト公式プラクティス リスニング編
TOEIC Programの開発機構であるETSが制作・監修した公式初のリスニング教材で、段階を追った練習問題をこなしながら、リスニングパートの解答のコツを身に付けていくことができます。
ボキャブラリーリストもついているので、テスト直前の復習にも便利かと思います。
リスニングでは特に問題を解くコツを会得し、リズムよく進めていくことが必要になってくるので、この教材でしっかり経験値を上げていってください。
新TOEIC TEST 中村澄子の千本ノック!
この千本ノックシリーズは、TOEICのパート5・6の様な短文を収録した問題集になっています。
長文というのは短い英文の集まりですので、英文を読む速度を上げたいのであれば短文を正確に読む練習を積めば良いのです。
短い文章を素早く練習を積んでいけば、自然と長文も読めるようになってきます。
つまり、この問題集で練習すれば、パート5・6の練習だけでなく、パート7の経験値も伸ばしていくことができるのです。
そういった意味で、このシリーズはTOEICのリーディングパート対策に最適なのです。
シリーズ化されているので、1冊だけではなく何冊かやってみるのもおススメです。
TOEIC 公式問題集
最後は、TOEICの公式問題集になります。
TOEICで高得点をとるにはやはり問題形式や出題傾向をしっかり把握し、演習問題などで練習を積むことが大切になってくるので、ある程度の語彙力や文法が身に付いたら、あとはひたすら問題練習を解く時間に当てることをおすすめします。
それにおススメなのがこの公式問題集で、やはり本番と同程度の難易度、長さの問題を解くことで、しっかり本番に向けて準備ができるのがおすすめです。
リスニングパートとリーディングパートを続けてやることで、実際の試験の長さで集中力を持続させたまま問題を解く練習ができるのが魅力的です。
800点を目指すための効果的な勉強法
TOEIC対策だけに役立つわけではありませんが、おススメの英語の勉強法をいくつか紹介していこうと思います。
シャドーイング
まずは、シャドーイングという練習方法について。
これは英語の音声を聞き、同時にそれを読み上げていく、という単純なものです。
初めのうちは音声を聞き、原稿を目で追って発音していくのがよいでしょう。
慣れてくれば原稿なしで、音声と同じスピードで読み上げていきましょう。
英語の会話のスピードを真似することは、スピーキングや発音の練習にも有効的で、同時にリスニングの練習もできるのでかなりおすすめの練習方法です。
英語を聞き流す
勉強の合間や休憩時間などに、英語のラジオやニュースの音声などを聞き流すのも一つの手です。
全ての英語を完璧に聞き取る必要はありません。
これは英語を全て聞き取るための練習ではなく、習慣的に行うことで、段々耳と脳を英語に慣れさせるための手段です。
耳と脳が英語に慣れていないうちに試験や勉強に臨んでしまっては、十分に理解することが難しくなってしまいますので、英語を聞くことで耳と脳を臨戦態勢に持っていくことが必要になってきます。
英語音声を普段から聞き流すことで、英語に慣れていきましょう。
英語で考える
バイリンガルの友達もお勧めしていたのが、常に英語で物事を考えることです。
例えば日常生活で、お腹が空いた時に「おなかが空いたなあ。何かないかな」と、日本語で思うのではなく、”Ah, I’m so hungry. I’m wondering there are something to eat.” といった風に、脳内で英文を組み立てて考えるというものです。
実際に口に出す必要はありません。
これは、英語の問題を解いているときや英文を読んでいる時にやると非常に有効的です。
英文を読んで、いちいち日本語に直していては大事な時間をロスしてしまいますので、英文を読んでいる時や、慣れてくれば普段の生活の中でも頭の中で、英語で物事を考えるようにしていきましょう。
英英辞典の活用
英文を読んでいるときや問題を解いている時など、知らない単語が出てきたときに、ほとんどの方はすぐに英和辞典を使って意味を確認しているかと思います。
急いでいるのなら話は別ですが、そうでないなら、すぐに辞書を引かずにまず文脈から意味を類推してみましょう。
大体こういうことを言っているな、という感じに訳すことができれば、英英辞典を引いて確認してみましょう。
単語の意味が英語で説明されているだけでなく、いくつかの例文や対義語、類義語も掲載されているので、一つの単語で多くの知識を得ることができますし、英語で情報を集めるための力が身に付いていきます。
高得点を取るためのコツは?
TOEICで高得点を取るために重要なのは、リスニングの際には問題を先読みして問題に備えること、難しい問題に出会った時には迷わずに捨てて先に進み、問題を解くリズムを崩さないことです。
一つの問題にこだわりすぎず、詰まりそうになったら迷わずその問題を捨てる勇気が必要になります。
リーディングセクションでは、簡単な問題を素早く解き、後半の問題にできるだけ多くの時間を充てることです。
そのためには、日ごろから長い英文を読むこと、海外のニュースなどの音声スピードに慣れておくことが重要です。
練習の段階で比較的難しい英語に慣れ親しんでいれば、本番で慌てるようなことも少なくなります。
ですが、TOEICの問題に慣れることも忘れてはいけません。
TOEICで扱われるテーマは、ビジネス英語がほとんどで、専門的なアカデミックな内容などの知識は必要ありません。
なので、ボキャブラリーもビジネスに関するものを叩き込めば、問題に出てくる単語を恐れる必要はなくなるかと思います。
就職活動でTOEIC800点は役に立つ?取得のメリットは?
TOEICの運営団体であるETSが上場企業を対象に行った調査によれば、約7割の企業が社員を採用する際にTOEICのスコアを参考にしているそうです。
例えば楽天などの大企業では、800点程度のスコアを社員に求めているので、TOEICで800点程度が取れれば、かなり大きな会社の基準を満たしていることになります。
ですが、海外を拠点にしている企業や国際的な部署に就職したいと考えている人は、大体900点程度は必要になるかと思います。
また、そうしたグローバルな企業ではTOEICのスコアだけでなく、実際に英語が話せることが求められるので、スコアだけ取っていたとしても英語が使いこなければ意味がありません。
ですが、800点以上取ることができれば、英語学習に力を入れて頑張ったという証明にもなりますので、採用の際にはプラスの要素として働くかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はTOEIC800点を目指す人に向けて、教材や問題を解く際に気をつけておきたいこと、おススメの勉強法などを紹介していきました。
少し英語が得意な方であれば、800点は十分到達可能なレベルだと思いますので、この記事を参考にしてテストに備え、スコアを伸ばせるよう頑張ってください。
自分にぴったりな英語教材・勉強法を見つける
・英検
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