目次
産経オンライン英会話とは
産経オンライン英会話とは、産経グループの提供するSkype英会話サービスを指します。
オンライン英会話の中でも手ごろな価格で日常英会話からビジネス英会話までを学ぶことができるとして、学生から社会人まで多くの人が利用しています。
産経オンライン英会話は講師の質が高いことで定評があり、最近では産経オンライン英会話を導入する企業や学校も増えています。
そして、日常英会話以外にもTOEIC対策として利用している人も多くいます。
産経オンライン英会話の特徴
まず、産経オンラインの特徴としてあげられるのは、教材が無料で提供されるということです。
産経オンライン英会話では日常英会話、ビジネス英会話の目的別にそれぞれのレベルにあった教材を用意しています。
その中には、文部科学省中学校学習指導要領に準拠した「学校教科書準拠」教材や接客業に特化した「職業別英会話」教材も用意されており、無料とは思えないほどのクオリティーの教材を利用することができます。
次に、産経オンライン英会話では優秀な講師のみを集めており、その採用率はわずか5%となっています。
講師を採用する際には、以下の5つのフローで厳しく選考されます。
- 書類選考[学歴・職歴・英語力など、トータルで講師の資質を評価]
- 一次面接[発音・表情・教え方・環境など]
- トレーニング[日本人向けの教え方、オリジナルテキストの使用方法などをレクチャー]
- 模擬授業[MOCKレッスン:自己評価、トレーナーによる評価で指導要綱の理解度向上]
- 合否判定
上記からわかるよう、単に英語力だけではなく、表情や発音などの会話スキル、日本人への指導スキルなども厳しくチェックされ、教えるスキルが備わっている人のみ採用されます。
フレンドリーな講師陣にはシャイな日本人でも心を開きやすく、英語だけ限らず、幅広く生徒をバックアップする体制が整っています。
次に、産経オンライン英会話は、産経デジタル、ヒューマンホールディングス株式会社、トランスコスモス株式会社の3社による共同事業となっています。
新聞、教育事業、ITから英語学習をバックアップしており、他のオンライン英会話に比べても、システム、サービス面が充実しています。
最後に、産経オンライン英会話は国内オンライン英会話スクールで唯一、2種類の教育ISO認証(ISO29990:2010、ISO29991:2014)を取得しています。
教育ISO認証は、講師・カリキュラム・サービスなどすべての面において国際規格を満たしたものだけが取得することができます。
そのため、産経オンライン英会話のクオリティーは世界的に認められているということができ、安心して使用することができます。
産経オンライン英会話の講師は?
フィリピンのマニラに現地オフィスを構える産経オンライン英会話では、400人ものフィリピン人講師が在籍しています。
(産経オンライン英会話では、フィリピン人の講師のみを採用しています。)
講師を検索する際には、性別や年齢などの基本的な情報の他、得意教科、日本語レベル、選考レベル、専攻科目、趣味などから検索することができます。
そのため、自分にぴったりの講師を見つけることが可能です。
おすすめの講師も紹介されており、生徒からの支持率の高い講師を簡単に見つけることもできます。
使用するテキスト・教材は?
産経オンライン英会話では、学習者のレベルに合わせた無料のテキストを用意しています。
テキストには、「日常英会話」、「ビジネス英会話」、「職業別英会話」、「学校教科書準拠」、「TOEIC」、「フリートーク」、「GCAT」、「CASEC」を用意しており、それぞれに初級、初中級、中級、中上級があります。
英検5級、TOEIC~350点レベルから英検準1級TOEIC750点~900点まで対応しているため、基本的な挨拶、自己紹介から専門的な分野や一般的な時事問題まで学習することができます。
テキストはそれぞれ75レッスンから100レッスン分まであり、これらに沿って講師と共に学習を進めることができます。
すべて産経オンライン英会話の公式サイトからダウンロードすることができるので、パソコン上に保存をしたり、プリントアウトをしたりなど、好きなように活用することができます。
また、すべてのテキストを自由にダウンロードすることができるので、レッスンで活用する以外にも自習のためのテキストとして活用することもできます。
さらに、上記のテキストに加えて、初心者の方に向けてオンライン英会話トーク集も用意しています。
このトーク集にはレッスン開始時のあいさつや終わりのあいさつをはじめとしたレッスン中のやり取りを多く収録しています。
そのため、このオンライン英会話トーク集の内容をおさえておけばレッスン中に講師とのコミュニケーションに困ることはありません。
産経オンライン英会話の料金は?
産経オンライン会話にかかる費用は、定額制月額会費のみで、その他の入学金や教材費は一切かかりません。
3つのプランが用意されており、料金は以下の通りです。
毎日50分プラン: 1日2回(50分) 9,074円(税込 9,800円)/月 1回あたり158円
週末毎日50分プラン:金・土・日(50分) 5,537円(税込 5,980円)/月 1回あたり213円
さらに、上記のレッスン数で足りなかった場合は、”チケットプラン”を利用して追加でレッスンを受講することができます。
この”チケットプラン”は、上記の毎日25分プラン、毎日50分プラン、週末毎日50分プラン、いずれかにすでに申し込んでいる人のみ購入することができ、購入日より1ヵ月間有効となっています。
“チケットプラン”のプランの詳細と料金は以下の通りです。
プラス1チケット
プラス15チケット
プラス30チケット
プラス45チケット
支払い方法はクレジットカード、PayPal、銀行振り込みの3種類から選ぶことができます。
受講までの流れは?
まずは、公式サイトから無料会員登録をしましょう。
この会員登録は、メールアドレスやニックネームを設定するだけなので、1分程度で完了します。
予約確認メールは迷惑メールフォルダに入っていることも多くあるので、メールが届かない場合はよく確認するようにしましょう。
会員登録を済ませたら、次は講師の予約をしましょう。
講師は、得意分野や趣味などのプロフィールを公開しているので、自分にあった講師を選ぶことができます。
また、レッスン時間は朝の5時から深夜25時までで、好きな時間に受講することができます。
そして、実際にレッスンの日程が決まったら、事前準備としてSkypeをダウンロードしておきましょう。
この際にSkypeが正確に機能するかを確認するために、「Eco/Sound Test Service」で音声チェックを済ませておきましょう。
レッスン当日は開始前5分前までにはSkypeを立ち上げておきましょう。
そうすると、講師からSkypeに「連絡先追加リクエスト」が届きます。
そして、時間になると講師からのコールでレッスンがスタートします。
レッスンの際のビデオ通話ですが、使用は必須ではありません。
しかし、ビデオ通話を使用したほうが、講師が生徒の表情や状況を確認しながら指導をすることができます。
また、発音をする際の口の動かし方や形も確認することができるので、ビデオ通話のほうがより学習効果があります。
レッスンが終わった後には、講師からレッスンレポートが届きます。このレポートには、レッスン中に学んだ単語やセンテンス、講師からのメッセージが含まれています。
そして、次のレッスンを受ける際には再度予約をし、上記と同じ流れを繰り返します。講師は固定ではないので、都合や好みに合わせてレッスンごとに好きな講師を選ぶことができます。
実際に利用した人の感想!評判・口コミレビュー!効果はどうなの?
ポジティブな評判・口コミレビュー
自分に合ったレベルの教材を選ぶことができるので、レッスン以外の時でも自分自身で勉強することができます。
英会話スクールとは違って通学に時間もかからないので、忙しくて時間が取れない人にもおすすめです。
他の英会話スクールに比べて、講師のレベルが高いと思います。料金体系もわかりやすく、講師も親切な人が多いので、気持ちよくレッスンを受けることができます。
しばらく続けてみようと思います。
英語圏以外の人と話すことができるので、癖のある英語にも触れることができます。
また、こちらの英語も理解してくれるので、緊張せずにレッスンを受けることができます。
しっかりとテキストに沿って教えてくれたり、ロールプレイをしてくれたりするので、満足しています。
好きな時間にレッスンを受けることができる点が気に入っています。
また、趣味などが一緒だと先生との会話も楽しいため、勉強しているという感覚がなく英語を学ぶことができます。
ネガティブな評判・口コミレビュー
講師の中には雑談がメインの人やスペイン語訛りの人がいます。
講師によってスキルによってかなり違いがあるようで、予約が全く埋まらない講師もたくさんいます。
テキストに誤植が多くありました。
また、講師に間違った文法を教えられてこともありました。
ネイティブから英語を学びたい人は、他のオンライン英会話やスクールを選んだほうが良いと思います。
レッスンの5分前に講師側からキャンセルされたことがあります。
講師によって当たり外れがあるのが難点だと思います。
受講を始めてから気に入っていた講師が多く辞めています。
マネジメント体制に問題があるのだと思います。
慣れてきたころに講師が辞めてしまうので、長く1人の講師から教わるのが難しくなっています。
産経オンライン英会話がおすすめできる人・できない人
おすすめできる人
- 忙しくて時間の調整が難しい人
- 初心者の人
- グループレッスンが苦手な人
産経オンライン英会話は、忙しくて英会話スクールに通うことができない人におすすめできます。
産経オンライン英会話では、パソコンのSkypeだけでレッスンを受けることができるので、通学時間をかけることなく、自宅で好きな時間に英語を学ぶことができます。
そして、レッスンは朝の5時から深夜25時まで好きな時間に受講することができるので、出勤前や就寝前など、好きな時間を選択できます。
1レッスン25分と短めの設定なので、隙間時間をうまく活用できる点もとても便利です。
また、産経オンライン英会話は英語のレベルが初心者の人におすすめできます。
英会話スクールと違って1対1で英語を学ぶことができるので、周囲のレベルを気にすることなく、自分のレベルにあったレッスンを受けることができます。
また、シャイでグループの中では発言できない、質問することができない、という人にお産経オンライン英会話は大変おすすめです。
趣味や気があう講師を見つけることができれば、友達感覚で学習することができるので、恥ずかしいという感覚もなく学ぶことができます。
おすすめできない人
- ネイティブから英語を学びたい人
- 綺麗な発音を学びたい人
ネイティブから英語を学びたい、という人には産経オンライン英会話はおすすめできません。産経オンライン英会話に所属している講師は全員フィリピン人になります。
フィリピン人の英語は比較的訛りが少なくきれいな英語とされていますが、それでも完全にネイティブと同じということではありません。
そのため、きれいなアメリカ英語やイギリス英語を学びたいという人にはおすすめできません。
産経オンライン英会話のメリットとデメリット
産経オンライン英会話のメリットは料金が安いということです。
1レッスン(25分)当たり158円から受講することができ、1カ月の受講費が10.000円以下のプランも複数あります。
また、教材もすべて無料で提供されるので、個別で用意する必要がありません。
そのため、他のオンライン英会話よりも安く済ませることができるというメリットがあります。
一方でデメリットとしてあげられるのは、予約がとりにくいということです。
人気の講師はすぐに予約を取られてしまうので、早めに予約をしないと希望の講師のレッスンを受けることができないこともよくあります。
また、講師は固定ではないため、せっかくお気に入りの講師を見つけたとしても、継続してその講師のレッスンを受けることができないというデメリットがあります。
さらに、産経オンライン英会話に登録している講師は、フルタイムではなく、アルバイトとして英語を教えている人も多くいます。
そのため、人によっては稼働時間が少ない人も多く、好きな時に好きな講師のレッスンを受けることができないことも多くあります。
マイページの使い方は?
マイページは「予約」、「予定」、「レッスン履歴」、「お知らせ」、「講師一覧」、「教材の一覧」、 「スタートガイド」、「その他の設定」、「よくある質問」、「お問い合わせ」から構成されています。
ここから簡単に予約管理や講師の情報を確認すると共に、今までのレッスンの内容などを確認することができます。人気の講師はすぐに予約が埋まってしまうので、頻繁にマイページを確認するようにしましょう。
産経オンライン英会話とDMM英会話の違いは?
同じオンライン英会話として産経オンライン英会話と比較されるのがDMM英会話です。ここでは両者の違いについて説明していきます。
講師の違いは?
DMM英会話には世界89ヵ国以上の講師が所属しています。その中にはアメリカ人やイギリス人をはじめ、ヨーロッパやアフリカ諸国など多様な国籍の講師のレッスンを受けることができます。
一方で産経オンライン英会話の講師は全員がフィリピン人の講師となります。
講師の採用に関してはどちらも5段階採用プロセスを導入しているので、質には大差がないと考えていいでしょう。
レッスン時間の違いは?
DMM英会話は24時間レッスンが可能です。
一方で産経オンライン英会話では、朝の5時から深夜25時までと限定されています。
そのため、よりフレキシブルなのはDMM英会話ということができます。
また、24時間対応であれば時差なども気にする必要がないので、海外からの受講もしやすくなります。
料金の違いは?
DMM英会話には、83か国の講師から選べるスタンドプランと83ヵ国+ネイティブの講師から選べるプラスネイティブプランがあります。
それぞれの料金は以下の通りとなっています。
スタンドプラン
1日50分の毎日レッスン、月9,200円(税込み)1レッスン148円
1日75分の毎日レッスン、月12,800円(税込み)1レッスン138円
プラスネイティブプラン
1日50分の毎日レッスン、月31,200円(税込み)1レッスン503円
1日75分の毎日レッスン、月45,100円(税込み)1レッスン485円
同じ1日50分のプランの料金を比較した時に、産経オンライン英会話では1回あたり158円、DMM英会話では1回あたり148円になるので、DMM英会話のほうが安いことになります。
評判の違いは?
DMM英会話には、実際に利用した人からは以下のように評価されています。
いろいろな国の講師から英語を教えてもらえる点が楽しいです。
英語以外にもその国の文化を知ることができる点もいいと思います。
講師を選ぶ際に、自己紹介動画を見たりすることができる点がいいです。
発音が気に入った講師を選ぶことができます。
豊富な種類の教材が用意されています。
自分のレベルに合わせて学習を進めることができます。
人気の講師になるとなかなか予約を取ることができません。
また、なかなか相性のいい講師を見つけることができませんでした。
いろいろな国の講師を選ぶことができますが、一部の国ではインターネットの質が悪いため、声がよく聞き取れない時があります。
特に南米エリアでは電波が不安定でした。
多様な国籍の講師という宣伝文句に惹かれて利用を開始しましたが、実際にはヨーロッパやアメリカ系の講師が少なかったのが残念です。
調査の結果、評判の良さに関しては、産経オンラインと大きな違いはないようでした。
自分に合った方を選ぶことでより効果が感じられやすくなりそうです。
結局どっちがいいの?
金額を比較すると、DMM英会話のほうが安く設定されているので、少しでも安く英語を学びたいという人はDMM英会話を選択するといいでしょう。
また、産経オンライン英会話とDMM英会話では講師の国籍が一番大きな違いとなり、より多国籍な講師から学びたいという人はDMM英会話がおすすめです。
しかし、DMM英会話の中でもフィリピン人講師の評価が高くなっています。
そのため、はじめからフィリピン人に焦点を当てている産経オンライン英会話では、より簡単に質の高い講師を選ぶことができるともいうことができます。
細かな違いはあるものの、共に自由な時間に安く英語を学べるという点では変わりません。
そのため、講師を選ぶ際に、国籍を気にするかしないかで、DMM英会話か産経オンライン英会話を選ぶといいでしょう。
産経オンライン英会話の体験レッスンについて
産経オンライン英会話に無料会員登録をした後は2回まで体験レッスンを受けることができます。
体験レッスンには【TRIAL A】と【TRIAL B】の2つの教材が用意されています。
【TRIAL A】は初心者向けの教材です。
挨拶や簡単な質問の仕方、ものの頼み方等、定型表現の習得を目的としています。
そのため、これから英語学習をスタートさせるという人にも、取り組みやすい内容となっています。
次に【TRIAL B】は中・上級者を対象にした教材です。
簡単な会話を通し、自分で文章を組み立てるようにレッスンします。
特に自己紹介のトピックを中心に、自分のことを表現する方法を学び、初対面の相手と円滑なコミュニケーションをとれるように練習をします。
共に公式サイトからダウンロードをすることができるので、両方の教材に目を通してからどちらのレッスンを受けるのか決めるのがいいでしょう。
特に指定をしなかった場合は、【TRIAL A】教材でのレッスンとなるので【TRIAL B】教を希望する場合はレッスンスタート後に講師に伝えるようにしましょう。
産経オンライン英会話の退会の方法は?
料金プランは月々支払いで、月ごとに退会することができます。
退会の手続きは次回決済日の5日前までに済ませる必要があり、手続きを完了させたとしても次回決済日の前日までレッスンを受けることができます。
次回決済日まで5日未満で退会の手続きをした場合は、次回決済は行われ、翌々利用月からの退会となります。
また、現行振り込みを選択した場合に限り、1ヵ月単位での払い戻しが可能です。
上記の退会手続きには手数料1,000円が発生します。また、同じ手順で休会をすることもできます。
まとめ
産経オンライン英会話は、好きな時間に好きな講師を選んで英語を学習することができる、とても便利なツールです。
月々10.000円以下から受講することができ、英会話スクールなどよりもずっと安くレッスンを受けることができるため、多くの人が受講を開始しています。
1対1のビデオチャットであればわからない点もしっかり質問することができますし、自分のレベルにあったレッスンを受けることができるので、英語力を短い期間で上達させることができます。
産経オンライン英会話では、無料会員登録後に無料のレッスンも用意しているので、悩んでいる人はまずは体験レッスンから開始をしてみましょう。
自分にぴったりな英語教材・勉強法を見つける
・英検
・英会話
・ビジネス英語
・旅行英会話
・TOEIC300点の方
・TOEIC400点の方
・TOEIC500点の方
・TOEIC600点の方
・リーディング
・スピーキング
・発音
・ライティング
・語彙力
・文法