フォニックス 教材,フォニックス 本

英語を勉強する際、単語を書けても正しい発音方法がわからない、ということはありませんか?

英語の発音は日本人にはなじみの薄いものもあり、なかなか難しいことも多いですよね。
「できることなら、ネイティブのようにカッコよく英語を話せるようになりたい」と思う方も少なくないのではないでしょうか。

このページでは、英語の発音を学ぶことのできるフォニックスの教材本について解説しています。
実際の活用法や効果なども紹介していますので、英語の発音スキルを高めたい方は、是非参考にしてみてくださいね。

フォニックスとは?

フォニックスとは、19世紀に初めに子どもの英語学習のために考案された、「音」を「文字」に結びつけるルールーです。
私たち日本人が英語を学ぶ時、一番苦労することって何ですか?

まず、読めないんですよね。A,B,C,D…とアルファベットは覚えても、単語の中に入ってしまうとどう発音して良いのかわかりません。

日本語の場合、あ、い、う、え、お…を覚えればすらすらと平仮名の絵本などを読めるようになりますが、英語はそうはいきません。
ここが、日本人が最初に英語学習につまずく理由です。

この理由は、英語には「エー」、「ビー」、「シー」というアルファベット読みと、これとは別に「音」読み、つまりフォニックスで学習する読み方の2種類があるということを、日本の学校教育では教えていなかったからです。

テキストでフォニックスを説明するのは、どうしてもカタカナ表記をしなくてはならないので伝わりにくいですが、こんな感じです。
Aは「ア」、Bは「ブ」、Cは「ク」といった感じです。これを組み合わせると単語を正しく発音することができます。

例えば、Gは「グ」と発音します。BAGだと「バッグ」と発音できますよね。
フォニックスは、このように規則を覚えることで、正しく発音するための英語学習法です。

フォニックスおすすめ教材・本

小学生のフォニックス

歌を使いながらリズミカルにアルファベットの「音」の発音を練習できる教材です。
また、この本で英語の5つの母音を習い、3文字の単語が読めるようになります。

この「小学生のフォニックス」のシリーズは全部で4冊出ています。
4冊目は総仕上げで、2文字母音が入った単語や、rが入った単語を学習します。

お買い物リストや招待状など、日常生活で実際に使う単語を自分で読み理解できるようになるので、英語を話す自信がつきますよ。

『小学生のフォニックス』の口コミ・評判

子供のために購入しました。英語教育が出遅れたかと思っていましたが、簡単な内容でスムーズに進められて、とてもよかったです。
自分から積極的に学んでくれており、英語の音に慣れ親しむにはとてもいい教材だと感じています。

英語を教える仕事をしているため、子供に教える機会があり、興味を持って購入しました。
実際に内容を見てみたところ、ルールを覚えてしまえば、発音ができるので、フォニックスは発音練習に最適だと思いました。

ただ、子供が1人で学ぶのは難しいので、先生や親のサポートは必要だと思います。

CDBフォニックス<発音>トレーニングBOOK

こちらは大人用のフォニックスの教材です。
カタカナ英語から抜け出し、綺麗な発音を身に着けたい方におすすめです。

『CDBフォニックス<発音>トレーニングBOOK』の口コミ・評判

「発音ができない限り、聞き取りもできない。」というのはよく言われていますが、この教材をやって、その通りだと思いました。
付属のCDをかけると、気軽に発音練習ができてよかったです。

この教材はかなり初心者向けの内容になっています。とても分かりやすかったです。
英語が少しできる人にとっては物足りない内容かもしれません。

フォニックス教材・本を使った効果的な勉強方法

フォニックスで大切なことは、実際に声に出して発音してみるということ。
少し恥ずかしいかもしれませんが、教材の音声に続いて言ってみましょう。

口の開け方や、舌の位置などを実際に確認することができます。
また、学習する時に体を使って学習すると効率的です。

まず、音声をよく聞いて耳を使って学習します。
自分で発音することで口を使って学習します。

そして実際に書いてみる。
考えたことを声に出して伝えてみるということをやっていってください。

さらに、発音している時に、自分の口がどのように動いているのかよく観察しながら発音練習をすると、どんどん発音がよくなります。
舌が歯の後ろについているのか、巻いて口の奥に触っているのかで、発音は大きく違います。

アルファベット26文字の発音をマスターするまでは、根気強く何度も繰り返し練習しましょう。
26文字のアルファベットが読めるようになったら、2文字母音や発音しない音を学習します。

一度この法則が分かるようになると、組み合わせて発音するのは簡単にできます。
このレベルまで来たら、どんどん新しい単語を覚えていきましょう。

単語は英語学習の基礎になります。
知っている単語が多いほど、流暢に英語が話せるようになりますよ。

フォニックスの学習効果


https://twitter.com/bump_of_kiharu/status/1007605665349582852

フォニックス学習に効果があるか?は人によって差はありますが、きちんと学べば、確実に発音を良くする方法であることは間違いありません。
フォニックスで最初に学習することは、アルファベットのAからZまでのフォニックス読み方です。
ここが一番時間をかけて学習する部分です。

これができるようになると、基本的に自分で単語を読めるようになります。
文字と音の関係が理解できると、英語学習のペースが加速していきます。
通常であれば、英語がまず読めなければ、一人で予習することはなかなか難しいですよね。

その点、フォニックスを習得すれば、読み方が分かるようになるので、初見でも自力で読めるようになり、一人でも英語学習ができるようになります。
新聞でも小説でも、意味が分からなくても音読はできるようになります。

次に音読ができるようになると、音からスペルを予想して単語が書けるようになります。
先ほどのBAGを例にとると「バッグ」と聞いて、この単語が、B(ブ)とA(ア)とG(グ)からできていると予想することができるようになります。

こうして英語の読み書きの基礎を作ることができます。

読み書きは、どの言葉を学習する時も基本ですよね。
フォニックス学習の目指すところは、まず英語を読めるようになること、そして書けるようになることです。

英語教育には「4つの技能」というものが掲げられています。
それは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つです。

フォニックス学習をすることで、耳が敏感になり「聞く」力が培われます。
これによって、「書く」ことが簡単になります。

もちろん書ければ「読める」ようになります。さらには自分が思うことを「話せる」ようになります。
今までのように、新しい単語が出てくるたびに、一つ一つ単語を丸暗記しないといけないとなると膨大な時間と努力が必要ですよね。
この時間と努力が節約できます。

また、学校の教科書以外でも興味があるものを読むことができるようになるので、楽しく英語を学習できるようになります。
好きな本を読めるようになると、自分で調べて答えを出せるようになります。

考える力もつき、意見を言うこともできるようになります。
日本語というのは、基本的に日本人のみが話す言葉です。

まとめ

私が初めて英語を勉強したのは小学6年生の時でした。
中学校に入ったら英語を習うから、その前に少し勉強しておこうと思って英会話教室に行きました。

ありがたかったことに、その英会話教室では物凄く発音を重視していて、意味も分からないまま、ひたすら発音練習をしました。
大人になってから、あれはフォニックス学習だったと気が付きました。

当時はカセットテープだったのですが、カセットテープに合わせて何度も練習したり、先生に舌の位置を教えてもらったりしました。
良く分からないなりにも凄く楽しかったと記憶しています。

フォニックスを学習している子どもは、実際に自分がフォニックスを学習しているとあまり感じていません。
楽しく学んでいるうちに、英語が読めるようになっています。

初めて勉強するのですから、すべてが新しい知識で、「そういうものなんだ」とすんなりと受け入れることができます。

中学校、高校と他の勉強はあまりできませんでしたが、英語の授業はとても好きでした。
高校の文法は非常に苦労しましたが、社会人になって海外に住むようになっても、最初に発音を習っていたので、それなりに外国人の発音を理解することができます。

ここだけの話ですが、分からなくても言われたことを同じように繰り返して言うことはできます。
実は、実際の会話ではこれが非常に役に立ちます。
“Yeah, ●●●, right?”という会話はとても有効的なのです。

これから日本でも、英語を話す機会は増えていくと思われます。
カタカナ英語から脱出してみたい方、お子様がこれから英語を学習するご家庭の方、フォニックスを学習してみてはいかかですか。

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