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子供から大人まで楽しく学べる、オックスフォード ピクチャーディクショナリーの魅力とは?

Oxford Picture Dictionary: English/ Japanese
Jayme Adelson-Goldstein, Norma Shapiro
Oxford Univ Pr

ディクショナリーと聞くと、分厚くて文字しかない一般的な“辞書”をイメージしますよね。
そういった辞書は、単語を調べるときに使うだけで、実際に単語を“覚える”ために使うことはしません。

しかし、ピクチャーディクショナリーは、普通の辞書とは一味違い、英単語と共に単語の意味を表すイラストが掲載されているので、楽しく英単語を覚えることができます。

そんなピクチャーディクショナリーは本来ネイティブの子供向けに作られたもので、近年は英語を母語としない子供に対しての幼児教育の教材としても注目されています。
つまり、ピクチャーディクショナリーであれば子供も絵本を読んでいる感覚で英語が学習でき、楽しく学べるようになっているのです。

今回はそんなピクチャーディクショナリーの中でも特に人気のオックスフォードピクチャーディクショナリーについて紹介していきます。

オックスフォード ピクチャーディクショナリーとは?

オックスフォード ピクチャーディクショナリーとは、その名の通り、イギリスのオックスフォード大学から出版されているピクチャーディクショナリーです。

このピクチャーディクショナリーは、「Everyday Language」「People」「Housing」「Food」「Clothing」「Health」「Community」「Transportation」「Work」「Areas of Study」「Plants and Animals」「Recreation」という日常のシーンごとに分かれた12のカテゴリーから構成され、4000以上の単語が収録されています。

1998年に販売されたオックスフォードピクチャーディクショナリーは、現在では第3版まで販売されています。

第2版には英語と日本語の記載があるものも販売されていますが、第3版は英語版のみの販売となります。

そのため、日本人の英語学習には第2版が最も人気となっています。
第2版と第3版では内容にそこまで差は無いので、日本語訳の付いているものを選ぶのがいいでしょう。

オックスフォード ピクチャーディクショナリーの特徴

オックスフォードピクチャーディクショナリーでは、まずイラストを見てから、英単語をみるという仕組みになっています。
そうすることで、ビジュアルで直感的に単語を覚えることができるようなります。

通常の単語学習では、英単語→日本語訳→イメージ、という流れで暗記をするので、実際にものをみても単語が直感的に出て来ません。
そこで、オックスフォードピクチャーディクショナリーでは、イメージ=英単語、となるようにし、直感的に英単語が発せられるようにしています。

つまり、通常の英単語帳のように”暗記”ではなく、イラストを導入することで”記憶に残す”という学習法を採用しているのです。
私たちは日本語を学ぶ際も暗記ではなく、ものをみて単語を覚えます。
このように母国語と同じ方式で単語を覚えていくことで英語脳を作ることができるのが、オックスフォードピクチャーディクショナリーの一番の特徴です。

また、オックスフォードピクチャーディクショナリーには、日常で使える単語が多く載っています。
学校で学ぶ英語では、受験や資格用のものが多く、実際に日常で使う表現は教えられないことはほとんどです。

そのため、家にあるものを英語で表現しようとしたとしても、パッと出てこないことがほとんどです。

オックスフォードピクチャーディクショナリーではそんな学校での英語教育での欠点をカバーし、日常で使える英単語から学習することができます。
特に子供向けの教材だからこそ、基本的なものをしっかりと網羅しており、毎日使う表現を学ぶことができるのです。

次にオックスフォードピクチャーディクショナリーは、他のピクチャーディクショナリーに比べてイラストにリアリティがあります。
そのため、大人でも使いやすく、親子で使用することもできます。
そして、掲載している単語も日常単語からビジネス単語まで4000語が収録されており、社会人の英語学習教材としても最適です。

また、オックスフォードピクチャーディクショナリーは英語のみのモノリンガル版と日本語訳つきのバイリンガル版があるので、現時点で身に付いている単語のレベルによって選ぶといいでしょう。
ある程度英語が話せるのであれば、モノリンガル版を選んだ方が英語脳を作りやすくなります。

オックスフォード ピクチャーディクショナリーを利用した人の評判・口コミレビュー!効果はどうなの?

ポジティブな評判・口コミレビュー

普通の辞書とは違ってテーマごとに分けられているので、探している単語を見つけやすいです。

一度に多くのイラストが目に入ってくるので、探していた単語以外も覚えられる点が気に入っています。

小学生の子供が使っていますが、文字ではなくイラストで覚えるので、単語帳よりも記憶しやすいです。
また、イラストも幼稚過ぎずに大人も一緒に楽しめます。

勉強という堅苦しい感じではなく、空いた時間に活用しています。
イラストなのでずっと見ていても飽きないですし、意外と知らなかったという新しい発見が多くあります。

留学前の教材として購入しましたが、海外生活で必要な単語がたくさん載っているので役に立ちます。
イラストもきれいなので、大人でも見ていて飽きません。

ネガティブな評判・口コミレビュー

本が大きくかさばるので、持ち運びには向きません。

発音記号の記載はありますが、巻末に記載があるため少し不便です。
英語の読み方がわからない全くの初心者には難しい内容だと思います。
日本人の子どもでも楽しめるように、カタカナ表記もあるといいと思います。

オックスフォードというタイトルなのに、アメリカ英語だったのでがっかりしました。

オックスフォード ピクチャーディクショナリーがおすすめできる人・できない人

おすすめできる人

  • 普通の単語帳はつまらない人・楽しく勉強したい人
  • 親子で勉強したい人
  • TOEICやビジネス向けの英語を気軽に楽しく学びたい人

オックスフォード ピクチャーディクショナリーは、文字だけでは単語を覚えられないという人におすすめです。
ただ単語帳を眺めているだけでは、退屈ですし、なかなか頭に入ってこないなど、継続させるのが難しいという難点があります。
一方でオックスフォードピクチャーディクショナリーを活用すると、イラストでイメージを覚えることができるので、従来の単語帳よりも楽しく学習を進めることがでます。
ですので、一般的な単語の暗記が向かない人は、オックスフォード ピクチャーディクショナリーを試してみることをおすすめします。

また、ピクチャーディクショナリーとは、本来は子供向けの英語教材のため、イラストも子供向けのものがほとんどです。
その中でオックスフォード ピクチャーディクショナリーはよりリアルなイラストを採用し、大人でも取り組みやすい内容となっています。
そのため、子供だけではなく、親子で使いたい、もしくは大人だけで利用したい、という人にもおすすめできます。

さらにオックスフォードピクチャーディクショナリーは、日常で使える英単語だけではなく、ビジネスで使える単語も多く掲載しています。
そのため、英語を1から学習したい人から、仕事で使えるレベルまで学習したい、という人まで幅広くおすすめすることができます。

また、TOEIC900点以上を獲得していても、アカデミックな単語ではなく、生活の中ですぐに使えるものを学びたい、という人もオックスフォード ピクチャーディクショナリーを活用するといいでしょう。

今すぐ点数を上げたい人にはおすすめできない

  • 持ち運んで勉強したい人
  • 受験や英検に向けて勉強している人
  • 今すぐ点数を伸ばしたい中学生・高校生の人

まず、オックスフォードピクチャーディクショナリーは、大きくて重たい教材なので、持ち歩き用の教材を探している人には向きません。
基本的に、オックスフォードピクチャーディクショナリーは家で使うものだということを把握しておきましょう。

次に、オックスフォードピクチャーディクショナリーがカバーしている単語は日常表現からビジネスで使える英単語となっています。
そのため、受験や資格にでる英単語とは範囲が異なります。
オックスフォード ピクチャーディクショナリーで単語を覚えたとしても、直接的に成績アップや資格の合格にはつながらないので、そういったことを目標としている場合は他の教材のほうが向いているでしょう。

そのため、中学生や高校生の使用はあまりおすすめしません。
最後にオックスフォード ピクチャーディクショナリーは、アメリカ英語となっています。

オックスフォードとタイトルにあるため勘違いをしやすいですが、英単語はすべてアメリカで使用されている意味で掲載されているので、イギリス英語を学びたい人にはおすすめできません。
特に実際にイギリスでの留学や就職を考えている場合は、現地にて異なった意味で英語を使ってしまうこともあるので、注意が必要です。

オックスフォード ピクチャーディクショナリーのメリットとデメリット

メリット

イラストで英単語を覚えられる

オックスフォード ピクチャーディクショナリーの一番のメリットは、英単語をイラストで覚えることができるということです。
全ページオールカラーのイラストのオックスフォード ピクチャーディクショナリーは、すべての単語に対してイラストが描かれています。
そのため、単に英単語=日本語訳の組み合わせで覚えるよりも、スムーズに頭に入っていきます。

そして、イメージで覚えることによって、その単語がもつ細かなニュアンスまで把握することができます。
そうすることで、類似語との違いも明確にすることができ、日常で英語を使う際にも、そのシチュエーションにあった単語を選ぶことができるようになります。

探している単語が見つけやすい

オックスフォード ピクチャーディクショナリーは、140の基本トピックを12のテーマ別セクションに分類して掲載をしています。
そのため、探している単語をすぐに見つけることができたり、セクションごとに分かれているため、1ページ開くと関連単語も同時にイメージで覚えたりすることができます。
医療系や政治系など難しいレベルのものも、カテゴリーとして分けられているので、学習者のレベルによって必要な個所だけ学習することができるのもメリットです。

絵がリアルで、勉強感がない

オックスフォード ピクチャーディクショナリーは絵がリアルで、勉強している感覚があまりない、というメリットがあります。

感覚としては雑誌をパラパラとめくっているような感覚で、英語を学習しているという堅苦しさはありません。
そのため、暇なときに少し開いてみる、というように自分のペースで学習が進められるのもメリットです。

デメリット

発音が学べない

オックスフォード ピクチャーディクショナリーの最大のデメリットとして挙げられるのが、発音を学べないという点です。

イメージで単語を覚えたとしても、実際に発音方法がわからずに、しゃべることができないというデメリットがあります。
あらかじめ英語の知識がある人はスペルで発音を判断することも可能ですが、全くない人や子供では、単語を読むことすらできず、効果を感じにくいかもしれません。
CDが付属したワークブックもありますが、2つを購入してしまうとスペースも取りますし、費用がかさんでしまうことになります。

子供には絵がリアルすぎるかも

リアルなイラストが大人向けではありますが、子供向けのピクチャーディクショナリーとしては最適とは言えません。

オックスフォードのものに比べて、子供好みのイラストを採用しているピクチャーディクショナリーもあるので、リアルすぎるのはちょっと…という方は、他のピクチャーディクショナリーを選んだ方がいいでしょう。

オックスフォード ピクチャーディクショナリーの学習方法

オックスフォード ピクチャーディクショナリー
オックスフォード ピクチャーディクショナリーでは、通常の単語帳のように1日の学習単語数を決めたり、習慣的に学習したりする必要はありません。
雑誌のような感覚でいつでも手の届く範囲に置いておき、気が向いたときにパラパラと学習するのが、オックスフォード ピクチャーディクショナリーの使い方としてはおすすめです。

そして、単語を覚えようとするのではなく、頭の中でイメージをつかむようにしましょう。
英単語を見た瞬間に日本語をイメージするのではなく、頭の中にイラストを浮かべて、意味を理解する、というサイクルを作るのが理想となります。

そのためには、イラストを何度も何度もみて、イメージを定着させるようにしましょう。
そして、ある程度単語のイメージが定着してきたら、別に売られているCDやワークブックを活用するのがおすすめです。
CDではそれぞれの単語がどのように発音されているのかを学びます。オックスフォードピクチャーディクショナリーでは単語の下に発音記号の記載がないので、発音に関しては別途CDで補うのがもっとも効率的な学習方法です。

そして、別売りのワークブックを仕上げとして活用するとさらに単語をしっかり覚えることができます。
オックスフォードピクチャーディクショナリーだけではインプットのみになるので、実際にどの程度単語が定着しているかが確認しにくく、覚えたとしてもすぐに忘れやすいというデメリットがあります。

ワークブックと併せて使用することで、アウトプット→定着という流れを作ることができます。

さらにワークブックには3つのレベルが用意されており、発展的なレベルまでカバーされています。
そのため、応用力も身に付けることができ、読解力も向上させることができます。

また、オックスフォード ピクチャーディクショナリーを小さな子供に使わせる場合も、まずは絵本感覚で見せることから始めましょう。
そして、発音がわからない子供のためにはCDと一緒に単語を覚えさせるのがポイントです。

オックスフォード ピクチャーディクショナリーはAmazonで買える?

オックスフォード ピクチャーディクショナリーはAmazonで購入することができます。
新品から中古まで扱っているので、定価よりも安く購入することが可能です。
「Oxford Picture Dictionary: English/ Japanese」で検索すると、多くの商品が出てくるので、その中から好きなものを選びましょう。

この際に気を付けなければいけないことが、必ず「English/ Japanese版」を購入するということです。
「English/ Japanese版」とは、英単語の下に和訳がついているものを指します。
「Monolingual版」を購入してしまうと、訳がないので気を付けましょう。
Amazonでは、オックスフォード ピクチャーディクショナリーワークブックも購入することができるので、まとめ買いにも便利です。

その他のピクチャーディクショナリーは?

オックスフォードピクチャーディクショナリーの他には、ワード・バイ・ワードピクチャーディクショナリーや、ロングマンチルドレンズピクチャーディクショナリーなどがあります。
ワード・バイ・ワードピクチャーディクショナリーもピクチャーディクショナリーのベストセラーで、日常生活で使う英語4000語を掲載しています。

こちらはビジネスよりも日常英単語を重視しているため、オックスフォードピクチャーディクショナリーよりもより親しみやすい内容となっています。
そのため、子供の学習用にもおすすめです。
また、まずは基本的な内容だけしっかり固めたい人には、より初歩的な単語を集めたベーシック版も販売しています。

一方でロングマンチルドレンズピクチャーディクショナリーは、タイトルにもある通りより子供向けの教材となっています。
そのため、収録単語数も800単語と少なめで、簡単なものばかりを掲載しています。
単語数は少なくはなりますが、付属のCDで発音の練習もできるので、1つ1つの単語を確実にマスターしたいという人はこちらを選ぶといいでしょう。

オックスフォードピクチャーディクショナリーをはじめ、上記の2つが日本人からも支持を集めているピクチャーディクショナリーとなります。
自分のレベルにあったものを選ぶのが一番ですが、語数やカバーしている範囲に関してはオックスフォードピクチャーディクショナリーが一番多くのレベルに対応しているといえます。

オックスフォード ピクチャーディクショナリー ワークブックとは?

オックスフォード ピクチャーディクショナリー ワークブックとは、オックスフォード ピクチャーディクショナリーの英単語をより定着させるための問題集です。
このオックスフォード ピクチャーディクショナリー ワークブックには、Low Beginning、High Beginning、Low intermediateの3種類が用意されています。

Low Beginningは最も基本的な内容で、穴埋め問題や並べ替え問題で学習を進めるようになっています。
そのため、小学生でも使用することができます。

次に、High Beginningでは、グラフやチャートを利用しながら英語で文章を作って回答する形式になっています。
回答にはオックスフォードピクチャーディクショナリーに載っている内容だけではなくインターネットでの検索も必要になります。
そのため、単に英単語を覚えるだけではなく、思考力や分析力も同時に培うことができます。
そのため、子供用ではなく大人向けのワークブックとなります。

最後に、Low intermediateですが、問題の構成自体はHigh Beginningとほぼ同じになります。
しかし、全体的に問題の難易度が上がっており、複雑な出題内容になっています。

それぞれのワークブックには4枚のCDもついてくるので、発音も同時に学ぶことができます。
ぜひ、オックスフォード ピクチャーディクショナリーと併用して、単語の定着を目指しましょう。

オックスフォード ピクチャーディクショナリー アプリとは?

オックスフォード ピクチャーディクショナリーからは有料アプリもリリースされており、アプリならではの機能を活用して、さらに効率よく英単語を学ぶことができます。
オックスフォード ピクチャーディクショナリーの主な特徴や機能は以下の通りです。

カテゴリー構成

アプリでも書籍版のオックスフォードピクチャーディクショナリーと同じく、一日の行動をカテゴリーごとにわけ、それぞれの単語を学習できるようになっています。
例えば、朝起きた時の表現、仕事に行くときの表現、といったように日々の行動が細かくカテゴライズされているので、自分が頻繁に使うものをピックアップして学ぶことができます。
トップページからすぐに自分が学習したいカテゴリーにすることができるので、知りたい単語をすぐに学ぶことができます。

発音練習

アプリのイラストが表示されている各ページの下には、音声再生ボタンがあります。
このボタンを押すと単語が発音されるので、正しい発音を学ぶことができ、音読練習にもなります。

書籍版のオックスフォード ピクチャーディクショナリーでは音声がないのが最大の欠点となっています。
しかし、アプリでは1つ1つの単語もしっかりと耳で聞いて覚えることができます。
アプリでは視覚と聴覚で覚えることができるので、相乗効果も期待できます。

イラストの掲載

オックスフォード ピクチャーディクショナリーと同じように多くのイラストがアプリ内にも含まれています。
物の状態や状況説明など、わずかなニュアンスの違いでもイラストを通して、正しい意味で理解することができます。
また、映像がきれいなアプリでは、よりイラストも楽しむことができます。

ブックマーク機能

学習を進める中で初めてみる単語や意味が分からなかったものなどがあれば、ブックマークをして後で一気に復習をすることができます。
オックスフォード ピクチャーディクショナリーでは、メモなどもしにくく復習に不便ですが、アプリを利用すると、必要な分だけ効率よく復習することができます。

以上のように、オックスフォードピクチャーディクショナリーアプリでは多くの機能をそなえているので、より効率的に単語を習得することができます。

また、アプリなので場所を選ばずに学習できるのも大きなメリットです。
有料版に加えて無料版アプリもあるので、まずはそれから試してみるといいでしょう。

まとめ

今回は、オックスフォード ピクチャーディクショナリーについてご紹介しました。
オックスフォード ピクチャーディクショナリーは、絵を見るのが好きという方、ストーリーを楽しみながら、長期的に学習していきたいという方におすすめです。
検討している方は参考にしてみてくださいね。

Oxford Picture Dictionary: English/ Japanese
Jayme Adelson-Goldstein, Norma Shapiro
Oxford Univ Pr