「英語学習をニュースでやってみたい!という方もいるのではないでしょうか?
ニュースを取り入れた英語学習は、英語を学べるだけでなく、世の中の出来事も知ることができ、一石二鳥です。
今回は、ニュースを活用した英語学習について詳しくご紹介します。
英語学習をニュースで行うメリット
「生きた英語を学びたい!」
「リスニング力を鍛えたい!」
「リーディング力アップを目指したい!」
という方が、ニュースで英語を学ぶ6つのメリットについてご紹介していきましょう。
1.隙間時間で勉強ができる
まず1つ目のメリットは、地下鉄の待ち時間や自身の隙間時間を利用して英語を学ぶことが出来るという点です。
特に社会人の方だと、机に向かって勉強をするという時間が取りづらいものです。
しかも実はこの方法は効率的ではありません。
そこで、できる事であれば移動などの待ち時間を上手に利用して効果を得られるこの方法は非常に大きな強みとなります。
2.リアルな英語に触れられる
2つ目はネイティブが使用しているリアルな英語に触れることができることです。
どうせ身につけるのであれば、教科書にのっているような堅苦しい英語ではなく、もっと使える英語に触れたいですよね。
また、新聞をはじめとしたニュースで使用されている単語は正しい表現やフレーズを使用していることから、英語の質も良くなります。
3.最新かつ正確な情報が得られる
3つ目は、日本では扱われないような世界の話題にも触れることです。
しかも、ニュースで取り上げられる情報は、最新のかつ正確性の高いものばかり。
これはバラエティ番組などではなくニュースならではのメリットだと言えるでしょう。
4.無料で勉強できる
4つ目は無料で勉強ができるということです。
ニュースサイトなどの中には無料とは思えないほどクオリティの高い英会話を学ぶことが出来るサイトも多くあります。
有料でサービスを提供しているサイトもありますが、気軽に払える料金体系を取っているところがほとんどなので、英会話スクールに通うよりも敷居が低いのも特徴です。
5.教養も身につく
5つ目は英字新聞を読まないと分からないような世界中の情報を手に入れることができ、教養を身に着けることができる点です。
特にビジネスマンなどだと、国際的な情勢に関する知識を持っていることは、お客様との話題作りの上でも有効です。
語学力と教養の両方が同時に手に入るのはお得ですね。
6.習慣化しやすい
6つ目は、英語学習を習慣化しやすいという点でしょう。
特に初心者の方は、英語学習をする時間を取るのに二の足を踏むなどして1歩を踏み出せないものです。
しかし、ニュースならば、毎日新聞を読むように、一旦習慣化してしまうと、無理なく英語を学ぶことができます。
ニュースを使って英語学習をする方法
続いては、ニュースを使って英語学習をしたいあなたに、おすすめの3つの方法をご紹介します。
1.オンラインニュースサイトを活用
まず1つ目はインターネット上にあるオンラインニュースサイトを活用する方法です。
サイトによって初級レベル、中級レベル、上級レベルとレベルごとに選ぶことが出来るものもあります。
また長文ニュースや手軽に読めるコラムのように短いものなど、その時に取れる時間や気分によって選択することも可能です。
さらに、インターネット環境があればどこででも勉強することが出来るのはもちろん、サイトの更新頻度も高いので、飽きることなく常に新鮮な情報を得ることが出来ます。
2.ニュース動画を視聴すれば、リスニング力もアップ
2つ目は、YOUTUBEなどのニュース動画を見る方法です。
時間を選ばず、好きな時間に利用することが出来るのが大きな利点でしょう。
ただ音声を聞くのとは違い、映像とともに英語が流れてくるので、細かい点は分からなくても概略は理解しやすいものです。
また、ニュース動画にもさまざまなジャンルがあるので、興味があるものや馴染みがあるものを選べば勉強も苦にならないでしょう。
また、日本語訳がついているものや英語の字幕付きのものもあるので、レベルに合わせて動画を選ぶことが可能です。
最終的に字幕なしで聞き取れることを目標にして、学習していきましょう。
3.アプリでニュースを視聴
スマホやタブレットなどにダウンロードできるアプリを利用したり、リスニング教材としてポッドキャストを用いたりする方法も有効です。
外出先でも気にせずイヤホンで勉強ができますし、途中で中断しまた続きは後から視聴するという機能もあるなど非常に便利です。
日本語字幕機能がついているものもあり、まだ聞き取りが難しい初級者にもおすすめです。
また意味が分からないとしても、とりあえず英語のシャワーを浴びる要領で英語に慣れていくという使い方もできます。
レベル別!おすすめのニュースサイトはコレ!
英語学習におすすめのニュースサイトですが、ご自分のレベルに合わないもので勉強しても為になりません。
そこで、ここからは初級者向け、中級者向け、上級者向けとレベルに応じて利用できるWEBサイトをご紹介します。
1.初級者~中級者レベルの方におすすめ
まずは、初級者~中級者レベルの方におすすめの2つのサイトをご紹介します。
特に初心者はまだまだリスニング能力も高くありません。
そこで英語に耳を鳴らしていくことと、飽きることなく聞き続けられるものを選ぶことが大切です。
面白いニュースが見つかる「News in Levels」
他のサイトではあまり見かけないような面白いニュースが楽しめる「News in Levels」のメリットは同じ記事でレベル1、2、3と3タイプでアップされている点です。
英語が早すぎて聴き取れないというストレスを感じずに聞き続けることが出来ます。
動画自体も10分以内と短いものがほとんどなので隙間時間での勉強にぴったりです。
また、「Test Your Level」というサービスでは単語力をテストすることもでき、今の自分のレベルを把握することが可能なため、モチベーション維持にも有効です。
日本の情報を英語で聞ける「Japan Real Time」
ダウ・ジョーンズ社が立ち上げている「Japan Real Time」というサイトは、主に東京などの首都圏のニュースを中心に英語で配信されています。
「これって英語でどう言うのだろう」と比べながら聞いていくのも自分が話すときの勉強になります。
また、ニュースや文化、エンターテイメント情報をただ発信するだけでなく、独自の視点での解説などもあることから、違った価値観などを楽しむこともできます。
中級者レベルの方におすすめ
ここからは、英語を聞く事にも慣れている中級者がもう一歩リスニング力アップを図るために、活用したいおすすめサイトをご紹介します。
中級者の中には、自分が言いたいことは英語で伝えられるのに、ネイティブレベルでのコミュニケーションは難しいという方も多いようです。
そんな中級者レベルの方がもう1歩レベルアップするのにおすすめサイトを2つご紹介します。
TIMESが贈るキッズ向け「Time For Kids」
アメリカのTIME誌が贈る英語スピーカーの小学4年生~6年生レベルを狙った「Time For Kids」は、全米で400万人が活用しているサイトです。
中級者とはいえ、いきなり高度な海外のニュース番組を聴くのは敷居が高くスピードにもついていけないものです。
子供向けというだけあり、難しい単語もあまりないという点では非常に学びやすい教材です。
またTOEICのリーディング問題と同じ程度の長さがあるので、TOEIC対策にも使えますよ。
比較的日本人向けの「VOA」
日本人に適したニュースサイト、ヴォイス・オブ・アメリカ「VOA」もおすすめです。
配信されているニュースに使われている英単語数も多くなく、かつスピードも速くないので非常に聞き取りやすい教材だと言えます。
ディクテーションをするのに必要な英語スクリプト付きの音声教材がある点も、英語学習の強い味方です。
3.上級者レベルの方におすすめ
最後に上級者レベルの方におすすめのニュースサイトをご紹介していきましょう。
リスニング力の再強化、語彙力のアップ、フレーズ力強化を徹底して行う必要があります。その為には、生きた英語を徹底的に叩き込んでいく必要があります。
よりネイティブが話す環境に近い英語ニューストレーニングが重要です。
オンラインレッスンも可能な「BBC Learning English」
まず1つ目は「BBC Learning English」です。
イギリス国営放送BBCの英語学習サイトは、英語学習者向けに作られているページです。
サイト内には「6 minutes English」というページがあり、短い会話形式になっている為、オンライン英会話レッスン教材にも使えます。
生きたビジネス英語が学べる「Bloomberg Businessweek」
上級者レベルの英語学習とさらにビジネスでも問題なく使えるビジネス英語を学ぶことが出来るのが「Bloomberg Businessweek」です。
世界中の経済及び金融情報が網羅されている為、配信される情報自体も初心者向けとは違い、かなり聴きごたえがあります。
おすすめの英語学習できるニュースアプリ
ここからは、外出先でも利用できることでおすすめな英語学習に最適なニュースアプリをご紹介していきます。
1.英語学習に特化したニュースアプリ「POLYGLOTS」
まず1つ目は英語学習に必要な機能がぎっしり詰まったニュースアプリ「POLYGLOTS」です。
無料であることはもちろん、17テーマの中からお気に入りのジャンルを登録しておくと、そこからニュースを集めてくれるので探す手間が省けます。
また知らない単語があった時に、単語をタップすると辞書が立ち上がる機能があり、その場で意味を知ることができる点も便利です。
さらにペースメーカー機能がついており、英語字幕が一定のスピードで流れてくれるので、映像を見ながら字幕を見ることも可能です。
基本的に3分程度で読めるものがほとんどなので、忙しい現代人にもぴったりです。
2.比較的短いニュースでリスニング「ざっくり英語ニュース!StudyNow」
2つ目のニュースアプリも無料で利用できる「ざっくり英語ニュース!StudyNow」です。英語の解説が入っていたり、ネイティブスピーカーによる音声が聞けたりと、至れり尽くせりな充実した内容となっています。
さらに、英文の画面下法には使用されている英単語や熟語の説明が出てくるという機能も。
ニュースのジャンルの豊富で比較的短いニュースが多いのでこちらも隙間時間に活用できそうです。
3. TOEIC運営団体提供「EnglishUpgrader」
3つ目のニュースアプリは「EnglishUpgrader」というTOEIC運営団体が提供しているアプリです。
ラジオ感覚で英語を学ぶことが出来るアプリで、こちらも無料でダウンロードできます。
リスニングモードを使用する際は、英語字幕と日本語訳を選択することが出来ます。
また、クイズモードでは理解度を図るテストもあることから、習熟度を確認しながら進められるという点もモチベーションアップにつながりそうです。
TOEIC運営団体ならではの、良質な素材が集まっているのも魅力の1つですよ。
今回は、ニュースを活用した英語学習について、ご紹介しました。
日本語の新聞やニュースを見る感覚で、英語ニュースを日常に取り入れられるといいですね。
ぜひ、参考にしてみてださい。
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