英語学習の時にノートを使って勉強している人は少なくないでしょう。
でも、ノートってどんな風に使ったらいいの?実際ノートを作る意味ってあるの?と疑問に感じている方もいるのでは?今回は、英語学習に効果的なノート作りについて解説します。

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英語学習の時にノートを使って勉強している人は少なくないでしょう。
でも、ノートってどんな風に使ったらいいの?実際ノートを作成する意味ってあるの?と疑問に感じている方もいるのでは?今回は、英語学習に効果的なノート作りについて解説します。
ぜひチェックしてみてください。

■英語学習では、書いて覚えるのは効果的か?
英単語や熟語などの暗記をする際、同じワードを何度も何度も書いてスペル覚えていませんか?
確かに、何度も反復して練習すれば次第に定着し、覚えられるでしょう。
しかし、これはとても非効率的な方法です。
もちろん、ノートを使うのは良い方法ですが、いちいち単語を覚えるために何度も書いていては、時間の無駄になってしまいます。
そこで今回は、ノートを有効的に使い、英語の勉強に役立てる方法を紹介していきたいと思います。

【暗記はノートを使わずに】
上記の通り、繰り返し書いて単語を覚えようとするのは、とても時間がかかってしまうので、あまり賢明な方法とは言えません。
書いて何かを覚えようとすると、書くことだけに意識が集中してしまい、覚える作業に身が入らなくなってしまいがちです。
また、ノートに文字を書けば書くほど勉強した気になってしまい、実際はあまり身に付いていないという結果になってしまう恐れがあります。
なので、暗記の際には書くのではなく、単語を黙読または音読するのがよいでしょう。

読むことで脳は記憶することに集中でき、実際に声に出して読むことで、その単語の正しい発音や、その音を耳で覚えることができるので、暗記をするなら書くより読む方が断然効果があります。

ノートに書いて覚えるのと比べ、時間を節約できるので、より多くの量を暗記できるのも利点です。

まずは質より量を重視して、より多くの単語を定着させることに注力しましょう。
問題を解き進める中で、「あれ、この単語どこかで見たことあるなあ」と感じることができれば、ボキャブラリーアップの効果が現れている証拠です。

その時は解けなくとも、徐々にそういった単語を増やしていくことで確実に定着していきます。

【記憶の整理・分類のために】
暗記以外の役割で、ノートはその効果を発揮します。
英語の問題、特に長文読解問題では多くの単語が出てきます。その中にはもちろん知っている単語もあれば全く知らないものもあります。

そういったランダムに出てくる単語を、出てきた順にそのまま覚えようとすることはあまりおすすめできません。

出てきた単語を整理・分類し、カテゴリーによって分けることで、ぐんと覚えやすくなります。
例えば、文中でdesert, employ, ripple, lay off, dormitory, resign, residence, apartment, rowという知らない単語が出てきたとして、これをこのままの順番で覚えるのは避けましょう。

まずは単語をよく見て、同じカテゴリーのものをまとめてから覚えるようにしましょう。
自然:desert, ripple, row
仕事:employ, lay off, resign
建物:dormitory, residence, apartment
といった感じに整理・分類してから取り掛かるとより効率的に覚えることができます。
ちなみに、自分で勝手に覚える単語の優先順位をつけるのはNGです。
例えば「買う」という単語に、buyとpurchaseがありますが、「二つ目の方は少し長いからbuyだけ覚えればいいや」と考えてしまっては、語彙力は伸びませんし、応用が利かなくなってしまいます。

例えばリスニングで、”I bought a new car yesterday” と流れ、複数ある選択肢の中からリスニングの内容と合うものを次の中から選べ、と問われた時、選択肢の中で”He purchased something new”という風に言い換えられた場合、purchaseという単語を知らなければbuyと結びつくことはありません。

類義語だけでなく、ただ単に難しいからという理由で、覚えるのを後回しにしてしまっては、語彙力はなかなか増えることはありません。

知らない単語に出会ったとき、「あまり覚える必要はなさそうだな」と考えてしまえば、そこで脳のスイッチはオフになってしまい、覚えることができなくなってしまいます。

なので、知らない単語に出会ったときは語彙力を伸ばすチャンスだ、と考えるようにすることをおススメします。
どんどん覚えればそれだけ英語力向上に繋がります。

上で説明したように、単語の種類別に整理して書くと、難しい単語も簡単な単語と関連づけて覚えることができますよ。

【記憶は完璧ではない】
暗記のために同じ単語を何度も書いて覚えるのは非効率的だと言いましたが、知らない単語に出会ったら逐一ノートや手帳に書き留めておくことは良い方法です。
人間は忘れる生き物です。
簡単な単語はともかく、難しい単語を見ただけでいくつも覚えるのは、特殊な記憶力の持ち主でない限り不可能です。

なので、覚えたい単語を書き留めておき、完璧にその意味が定着するまで何度も覚えなおしましょう。
そうすることで、自分の知らない単語だけを効率的に覚えていくことができます。

■英語学習のためにノート作りは必要か?
学生だと、授業で先生が黒板に書いたことをそのまま丸写ししなさいと指示されるかもしれませんが、果たしてこれは勉強になるのでしょうか?
ノートを取らないといい成績が取れないと言われ、仕方なく惰性で書き続けている人も少なくないと思います。
なので、ノートを有効的に活用するのにおススメの方法を紹介していきます。

【初級者はまずノートをとろう】
結論から言えば、英語を勉強し始めたばかりの人にとっては、授業で習った内容を丸写しするのは効果的です。
一つ目の利点として挙げられるのが、英文を書くことで、英語に慣れることができます。初級者の人は英語に触れる機会もそうそうなく、英語に対し、抵抗があるかと思うので、とりあえずかたっぱしから書いてみると良いでしょう。
二つ目のメリットが、基本的な単語の綴りを覚えることができるということです。初級者向けの英語とはいえ、れっきとした外国語です。
日本語とは根本的に異なるので、初めの内は簡単なものでも覚えるのに苦労するかと思います。
なので、授業を受け、ノートを取っていく中で自然に覚えていくことができます。

【自分の苦手だけをピンポイントで】
英語にもだんだん慣れてきて、授業内容を全て板書する必要はなくなったと感じたら、自分の気になる箇所だけをピックアップしてノートにまとめるようにしましょう。
難しいと思う箇所もそうですが、とにかく自分が「気になる」と感じた箇所をノートに書き留めましょう。

気になるということは、難しく感じているのかもしれないし、直感的に重要だと感じているサインだと思うので、勉強していて、自分は何が気になるのかというのを意識すると良いです。

【単語と和訳だけのノートはNG!】
覚えたいと思った単語をノートに書き留めておくのは良い方法だと言いましたが、その際にやってしまいがちなのが、単語とその和訳だけを書き留めることです。

これのなにがいけないかというと、単語の意味だけを覚えたところで正しい使い方が身に付かない、類義語、対義語を一緒に覚えないので、語彙がいまいち広がらず、一辺倒になってしまう、といった問題があるからです。

市販の単語帳などを見てみると、大概のものはその単語の意味に加え、発音、その単語を使った例文、類義語、対義語、違う品詞の語などが一緒に書かれています。

なので、一つの単語で一つ意味を覚えるのではなく、同時に語彙を増やし、使い方も覚えられるように工夫してノートに書き留めましょう。

【教材に直接書き込むのも一つの手】
いちいちノートにまとめるのが面倒だという人には、同じ教材をもう一冊買うのもおススメです。

費用は二倍になってしまいますが、教科書を汚したくない人には持ってこいです。
もともと教材には文法などの説明文が詳しく記載されているので、自分で説明をまとめる必要はありません。

後は自分の気になる箇所にマーカーで線を引いたり、少し付け加えたりするだけで十分です。
費用を惜しまない人にはおススメの方法です。

【復習が肝心!】
英語だけに限ったことではありませんが、勉強において最も大切なのは復習です。
授業で聞いた内容をノートに取るのは、家に帰った後で、自分でおさらいするためなのです。

人間の脳は繰り返し繰り返し勉強することで記憶を定着させます。
何度も反復できるよう、ノートやメモ帳に気になることを書き留めておきましょう。
スマホやタブレットのメモ機能やアプリといったツールを使ってオリジナルの単語帳を作るのも良いでしょう。
とにかく自分に合う方法で、覚えたいことを書き留めておくことが重要です。

■ノート作りは勉強ではない
一つ注意してもらいたいのが、ノートをとっている時間=勉強した時間と思わないことです。
ノートを取るという行為は、あくまでも復習のための教材作りにすぎないのです。
そのことを考えずに、ノートを取っただけで勉強した気になってしまってはいけません。
ノートを取り、それをいかに使うかがキーになってきます。

【性に合わないと感じたら即中止】
英語学習のためのノート作り方について色々紹介しましたが、勉強の方法は人によって様々です。
ノートを取るのが好きな人もいれば、教科書に書き込むだけで十分だという人もいます。
なので、ここで紹介されているからといって、全ての人に有効的であるとは思わないでください。
自分に合った勉強方法でないと成績を思ったように伸びません。このノート作戦が自分に合わないと感じたら、すぐに他の方法を模索してください。

そして、完璧に自分の性に合う勉強方法を確立し、効率的に英語力を伸ばしていってください。

■まとめ
今回は、英語学習のノートで作りについて解説しました。
今回ご紹介した方法の中で、自分に合いそうなものがあれば、ぜひ参考にして、英語力UPを目指してくださいね。